全校集会 ~1年生を迎える会~

少しずつ、新たな生活に慣れ始めた子どもたち。

今日は、月に1度行う全校集会。

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のぞみ小が開校して、この4月で4年目。

最上級生が5年生となり、

国際バカロレア(IB)初等教育プログラム(PYP)における

最終学年となる学年までそろい、学校は次のステップとして、

子どもたちが自分たちで、日々の学校生活を

過ごしやすくするために、どうしたらいいかを考え、

行動に移していくステップになります。

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これから、委員会活動などを中心に、

よりよい学校生活の実現を目指していくことになります。

 

さて、今回は学校が始まって2週間が経ち、

ようやく少しずつ落ち着いてきた中で、

2年生が企画をした『1年生を迎える会』が行われました。

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これは、1年生が学校の先生たちを早く覚えられるよう、

2年生の子どもたちが、各先生方に

インタビューをした動画を流している様子です。

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次に、レクリエーションをしました。

がんばって説明をしている2年生。

1つ目は、ハンカチ落とし。

(すみません、写真がなくて…盛り上がってました(笑))

2つ目は、お互いに名前を伝えてハイタッチしていくゲーム。

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長い列を作っての説明です。

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名前をお互いに言って、ハイタッチ!

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ハイタッチしたら、列の後ろに…

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って、列が長すぎるっ(笑)

そんなこんなで楽しく1年生を迎えることができました★

のぞみ小としての特徴的なスタートの様子

今週から、いよいよ少しずつ形を整えて、

新年度の学びに向けた準備が進められています。

 

過去の学校説明会でもお話していることですが、

のぞみ小独自の特徴がいくつかあります。

 

クラスの授業では、

国際バカロレア初等教育プログラムを導入していて、

それぞれのクラスでは、子どもたち自身が、

自分たちで守るべきものとして、

エッセンシャルアグリーメント(EA)を決めて、

主体的に学びの場を作りあげていきます。

 

授業に必要な様々な係を決めたり、

1年間の探究・国語・算数の見通しを確認して、

早速導入に入ったり…

それぞれの学年・クラスが楽しそうに

学びの時間をスタートさせていました。

 

ホーム(異学年学級)でも、

アイスブレイク、必要な係、目標を決めて、

上級生が下級生の面倒を見ながら、

自分たちで環境を作りあげています。

 

開智として、そしてのぞみ小として、

主体的な場、子どもたちが中心となって輝く場、

これらがあちらこちらに意識されて、

周囲に発信される大きなエネルギーとなるのです。

 

88人の夢をのせて…平成30年度入学式

たくさんの笑顔が見られる素敵な一日。

祝電もいただいています。

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ドキドキがこちらにも伝わってきます!

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在校生からの気持ちも伝わるように…

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上級生に導かれ、いざ、入場。

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開智学園の入学式や進級式、そして卒業式は、

伝統的に独特なものがあります。

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進級式では一人ひとりがこれからの目標を発信し、

卒業式では一人ひとりがこれまでの感謝を発信し、

のぞみ小ではまだ、進級式や卒業式といった行事は

まだ該当学年が存在しないため、ありません。

しかし、入学式において、全新入生は、

自分の夢を、一人ひとり来校者と在校生全員の前で発表します。

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きっと、本当に緊張する場面だと思います。

子どもたちのこれまで6年間の人生の中で、

最も緊張する場面ではないでしょうか。

そんな場面を上級生がそばで見守ってくれます。

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一人ひとりのメッセージはとても純粋で力強く、

私たち周囲の存在が、「応援したい!」と思える

一人ひとりの思いが会場全体に広がっていきます。

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誓いの言葉を熱く語り…

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在校生代表が迎え入れるあたたかい言葉。

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今日のこの日を忘れずに。

常に自分たちの原点としての、この夢宣言。

心の奥に大切にしまい込みながらも、

いつも振り返ることができる、

そんな言葉であってほしいと思います。

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平成30年度 開智のぞみ小学校のスタート

4月6日(金)、子どもたちにとっての

新たな一年間がスタートしました。

 

昇降口に貼られている

新しいホーム(異学年学級)の名簿を見て、

自分の名前を探しながら、

子どもたちはわいわいと教室に入っていきます。

 

お互いの存在を教室で確認した後、始業式。

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校長先生から、前年度の修了式に続き、

英語の言葉が伝えられました。

 Genius is 1 percent inspiration and 99 percent perspiration.

誰の言葉か、おわかりですよね?

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それから、今年度からのぞみ小にきました、

小林校長代理からもお話がありました。

 「こ」「こ」「だ」

なんの頭文字か、わかりますか?

ヒントは、覚えてほしいもの…です。

 

その後、転入生・新しい先生方の紹介、そして

児童の表彰がありました。(詳しくは、こちら

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その後、ホームやクラス(学年の授業のクラス)で

最初の時間を過ごし、4・5年生は入学式の準備。

翌日に控えた入学式に向けて、子どもたちが

丁寧に会場の準備をしてくれました。

 

いよいよ、昨年度までの子どもたちに、

さらに88名の新入生を迎え、

今年度ののぞみ小学校が幕を開けます★

子どもたちを迎える準備は様々で…

新年度が始まりました。

開智学園は、のぞみ小だけでなく、埼玉・東京・千葉にもある

学園内の系列校の教職員が一堂に会して、

新年度の初日に今年度の学園の方針を聞いたり、

講演者のお話を聞いたりして、一年がスタートします。

 

そんな昨日のスタートから一夜明けて、

今日からはのぞみ小で、

子どもたちを受け入れる準備を進めていきます。

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物理的な準備は勿論のこと、

準備も視点(Perspective)を変えればいろいろあります。

子どもたちに開智としての探究型の学びを実践するため、

教員同士で、探究型の授業に関する研修を実施しました。

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先日、一部の教員は、PYPのワークショップを受講しましたが、

今日は今年度の教員全員で、学びについて考える機会を設けました。

今日も、学びのポイントとしては、

・みんなで学んでいく上て、見る力・聞く力の重要性

・子どもたちへの声掛け次第で、意識・学びの深さが激変

・8つのキーコンセプト(PYP)を意識した問いかけ

・いくつかの具体的なことから上位概念を考える仕掛け

・子どもたちに学びの中で「Attitude」「Lerner Profile」を意識付け

などなど…授業者として子どもたちに対して意識したいこと。

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 アイスブレイク(手前に写っているお弁当トランプ)で、

見る力・聞く力を意識することの重要性を理解しました。

そのあと「思いやり」「リーダーシップ」について

これまでの知識や経験(先行知識)をお互いに共有して、

意識した聞く力を使って、さらに思考してもらいました。

(この皆さんの素敵な聞く姿勢、いいですね★)

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「思いやりとは何か」「リーダーシップとは何か」

こうした疑問と仮説を考えたら、今度は検証。

みんなで取り組んだのは「ACHIEVUS」というボードゲーム

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細かく説明するのは大変なので省略しますが、

17の原則のカードを自分の場に全部出せればOK。

ただし、自分だけでなく「全員が」出せれば達成!

ルールを覚える練習をして、いざ、みんなでスタート。

かけ声は…「アチーバス…(私)」

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「GO!!!(みんな)」いい表情ですね(笑)

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学びの様子(遊んでいる様子??)の楽しさは、

これらで十分伝わりますよね★

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単純なゲームとしての楽しさだけでなく、

学びのコンテンツになるような意識付けも忘れません。

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これは、管理職による教え込み!?

(参加者に自ら気づかせないといけませんね★)

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ゲームの後は、いつも通りしっかりと「Reflection」。

あらためて「思いやり」「リーダーシップ」とは…

(探究サイクルで言うと、検証後の「考察」ですね)

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ただ振り返ってもいいですが、やはり、

キーコンセプトを用いながら考えることが大切(左)。

そして、今回の経験・ゲーム前に確認した過去の経験や知識、

そして、今日はしていませんが、思いやりやリーダーシップを

発揮した人についてのストーリーを国語や社会で扱って、

それらのトピックからどれにも共通して見えてくる本質を、

セントラルアイデアとして自分たちで導いていく(右)。

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 うらの目標としては、このゲームが持っている

「協力することの大切さ」を教員組織の中でも

あらためて意識して1年間みんなでがんばれるように…

 

深い学びと楽しい時間を通じてのたくさんの気づき。

さあ、子どもたちを迎え入れる準備は、ここからです★

祝!IB PYP認定校★そしてそれは、新たなスタート…

HPでもお伝えしております通り、

今週、2018年03月26日(月)、

国際バカロレア初等教育プログラム、つまり

IB PYP認定校の仲間入りとなりました!!

 

学童などで送迎される保護者の方からも、

嬉しいという言葉をいただきました。

教職員一同、この報告をとても嬉しく思います。

 

一条校(インターナショナルスクールではない、いわゆる小学校)

としてのIB PYP認定は、国内2校目となります。

そして、今後はさらに、当初の予定通り、

中高一貫教育の実現、つまりMYP・DPについても

導入に向けての動きが進むことになります。

 

私たち開智のぞみ小学校は、

当然ですが、これがゴールではなく、

いよいよスタートラインに立ったという認識です。

 

そしてその主役は、子どもたち一人ひとりです。

開智学園の伝統を受け継いでいる探究型の学び、

そしてIB PYP認定校として、

教科を超えたテーマで概念的に思考する学び。

 

単純なバカロレアのプログラムの導入ではなく、

これまでの日本の教育のいいところもしっかりと吟味し、

これからの時代に活躍できる子どもたちを育成できるよう、

日々、教育に磨きをかけて、子どもたちと共に

楽しく、そして深く学んでいきたいと思います。

 

そんな中、昨日と今日は、

IB PYPのワークショップ(研修)の日でした。

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初日の様子です。

 

おまけですが、私たちのグループが

1日目の学びの内容を要約して、

2日目の朝に発表したときの発表物です。

どんなことが学べたのか、想像してみてください。

皆さんの仮説が楽しみです。

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国際バカロレアのワークショップは、

質が高いことでも知られており、

教員がこのような研修を受けられることは、

導入することのメリットの1つとされます。

 

実際、この2日間の学びは、気づきが多く、

学んでいる内容が、自分たちで実践しながら、

メタ認知として理解を深める形になっていて、

そして自分たちで考える時間が圧倒的に多く、

非常に密度の濃い時間を過ごすことができます。

 

IB認定校として、私たち自身も

「学ぶこと」の理解を深め、

新年度、子どもたちとの学びの時間を

心待ちにしたいと思います。

 

平成30年度、更なるのぞみ小の躍進を目指し、

自分たち自身への期待をこめて…

平成30年度 第1回学校説明会 開催報告

※写真が撮れていませんので、文章のみになります。

こちらのBlogでも、2月中旬に開催した、

大人のワークショップの様子をお伝えしましたが、

いよいよ今日から、来年4月に入学に向けた

本校主催の学校説明会がスタートいたしました。

 

今回は、スタートということで、

のぞみ小について1つ1つ細かくお伝えするレベル感ではなく、

子育てに対する考え方や、子どもたちが成長した先の社会について、

参加していただいた皆さんにイメージを持っていただけることを

念頭に置いて、コンテンツを用意いたしました。

 

親野智可等さん「親力で決まる子どもの将来」~

 

親野さんは、年間100本程度に及ぶ講演をされ、

自身の小学校教員23年の経験を踏まえ、

子育てする親への働きかけを、こうした講演や書籍を通して

されており、多方面でご活躍されています。

 

講演前にお話しさせていただきましたが、

子育てにおけるアドバイス内容のもととなる考え方において、

のぞみ小が普段から意識していること、

のぞみ小が実現したい教育のアプローチ、

のぞみ小の学びの背景にある考え方など、

非常に親和性が高いことを感じずにはいられませんでした。

 

お話を聞いた参加者のアンケートを見ると、

すぐにでも使えそうなこと、考え方の変換、耳の痛い話!?など

有意義な時間を過ごされたと感じる保護者の方が

非常に多かったようです。

 

続いて、

~校長青木「2020年からの大学入試とのぞみ小の教育」~

 

今回、特に力点が置かれていたのは、

今の子どもたちが大人になるころの社会の様子。

 

校長がよく話をすることの1つとして、

人工知能の発展により、

 ロボットやコンピュータができることは

 複雑多岐にわたるようになっている。

 その中で、人工知能ができること・得意な部分、

 そして、人間だからこそできること・得意な部分。

 子どもたちには、常にそれぞれの視点で考えて、

 自分たちが何をすればいいか、どんなことを

 どんな風に学んだらいいか、考えてほしい。」

こんなメッセージがあります。

 

子どもたちに、考える力を身につけさせるのは、何のためか?

子どもたちが国際社会に貢献するリーダーとなるために、

子どもたちが出ていく社会の様子を見据えて、

開智のぞみ小が実践していく教育を、

ここから少しずつ皆さんに説明会を通して、

お伝えしていくことになります。

  校長の話をもう少し聞きたい!という要望が多く、

  次回の第2回説明会で、その時間を用意する方向で検討しています。

 

 

最後に私からもお伝えしましたが、

皆さんがスタートした「自分のお子さまの探究」。

ぜひ、様々な角度からお子さまを理解していただき、

のぞみ小の学びがさらにお子さまの力を伸ばせる環境かどうか、

説明会を通して調査・検証・考察していただければと思います。

 

次回、4月28日(土)の説明会、申し込み受付中です!

HPから、ご予約ください。皆さんのお越しをお待ちしております!