開智望中等教育学校準備に向けた進級式のご紹介(2019年4月5日(金))
4月5日金曜日、新6年生の進級式が行われました。
本日はその時の様子をご紹介いたします。
望小学校は、IB認定校です。
そのため、教育プログラムの区分を5-5-2制としており、
小学校6年生からは新しい5年間のスタートです。
進級式では一人ひとりが壇上に上がり、進級の決意を発表しました。
それぞれの想いを壇上で発表することで、
良いスタートダッシュになったのではないでしょうか。
発表の後、席についた子どもたちに対して、
青木校長から熱いメッセージが贈られました。
話を聞く子どもたちの表情は真剣そのもので、新しい5年間への意気込みを感じます。
青木校長からのメッセージの後には、6年生の代表児童が改めて、
決意の言葉を述べました。
堂に入った話し方・立ち居振る舞いで、見事に役目をこなしていました。
最後に、6年生全員で「すてきな一歩」を合唱しました。
一生懸命歌っている様子がとても立派でした。
これから始まる、良い経験をたくさんするであろう5年間が、
子どもたちにとって素晴らしかったと言える時間になるよう、
心より祈っています。
探究のユニット1が始まります!(1~3年生の探究の内容をご紹介)
今週からは授業が始まりました。午前中授業が1週間続きます。
子どもたちが待ちに待った給食もスタートします。
1~5年生までは、どんな探究を進めていくのでしょうか。
簡単にご紹介してまいりましょう。
- 1年生
1年生はまず、看板や標識などの「ピクトグラム(ピクトサイン)」を題材に「身の回りにはメッセージがあふれている」ことを探究していきます。教科横断的な活動を通じて、5月末には子どもたちは身の回りにある様々な看板や標識から、それらが発するメッセージに気がつくことができるようにしていきたいと考えています。
教科の枠を超えたテーマ:How we express ourselves
(私達は自分の意思をどう表現するか)
セントラルアイディア(最終的に身につけさせたい考え方):
「身の回りにはメッセージがあふれている」
- 2年生
2年生は、「グループや組織」について学んでいきます。
途中で新守谷駅の駅長さんにインタビューしながら「働くひと」の役割を理解します。
3年生の社会科とも関連があり学年を超えてつながっている内容です。
教科の枠を超えたテーマ: How we organize ourselves
(私達は社会をどう組み立てているか)
セントラルアイディア(最終的に身につけさせたい考え方):
「私達は目的のために組織を作る」
- 3年生
3年生は「絶滅危惧種」をトピックに学んでいきます。身の回りの絶滅危惧種を調べてから、なぜ絶滅危惧種になってしまうのかを考えます。最後は、どうしたら絶滅危惧種を守ることができるのか考えていきます。
国語では絶滅危惧種の文章を読み、理科では生き物を学びながら絶滅危惧種を特定していくのです。
教科の枠を超えたテーマ: Sharing the planet
(私達は地球をどう共有しているか)
セントラルアイディア(最終的に身につけさせたい考え方):
「人間は自然界に責任を負っている」
明日以降は4,5年生の探究を紹介したいと思います。
- さらに探究について詳しく知りたい方は、こちらへ
- 開智望小学校にご興味のある方はこちらへ
平成31年度(2019年度)開智望小学校第5回入学式:希望に満ちた1年生と裏でそっと支えるお兄さん・お姉さん
平成31年度の入学式が行われました。
昨日の始業式に続いて今日は新入生を迎えます。
入学式を待っている子どもたちの表情からは、新生活への希望が満ち溢れています。
教室では2~5年生の上級生はもちろん、
いろいろな飾り付けで新入生を歓迎します。
上級生にやさしく、しっかりと導かれながら
いざ入場です。
入学式では、新入生が一人ひとり全員で夢宣言を実施します。
「大きくなったら宇宙飛行士になりたいです。」
「ワクチンを開発して多くの人を助けたいです。」
「キャビンアテンダントになって世界中を飛び回りたいです。」
お兄さん、お姉さんのサポートも光ります。
彼らが1年生だった時のことを思い出すと、思わずうるっときますね。
・理事長・校長の話
小学1年生にわかりやすい例を挙げて
一人ひとりの得意なことを伸ばしてほしい。
また一生懸命勉強してほしい。
というお話がありました。
・新入生代表の言葉
開智望小学校 入学式新入生代表挨拶
ぼくたちは、きょうからのぞみしょうがっこうの1ねんせいになりました。
ぼくが『このがっこうにはいりたい。』とおもったのは、カマキリやロボットのたんきゅうはっぴょうをみたときです。
『つくりたいものをかたちにできるなんてカッコイイな』
とおもいました。
じっけんもみました。かざんをふんかさせるとき、
『しっぱいもせいこうのもと』とくふうしていた おにいさん。
『しょうがくせいってスゴイんだ。』とおもいました。
だから、ぼくもしけんで「グループのおともだちと てをつかわずに、おおきなものや おもいものをはこんでください」といわれたとき、
いっしょうけんめいアイディアをだしてがんばりました。
それがすごくたのしかったです。
ぼくには、すきなことがたくさんあります。
かがくや ものづくり、こんちゅうやどうぶつ、スポーツをすること。
ロボットやこんちゅうのうんどうかいをつくってみたい。
だれよりもはやくはしってみたい。
おとうさんにテニスのしあいでかてるようになる。
そんな ゆめをかなえてみたいです。
きょうから1ねんせいです。
たくさんのともだちをつくり、せんせいやおにいさん、おねえさんに いろんなことをおそわりながら、じぶんのすきなことで、
いつか ひとのちからになれるよう、たんきゅうやうんどうかいもがんばります。
1ねんせいのみなさん、みんなで ちからをあわせて がんばりましょう。
・在校生代表の言葉
一年生のみなさん入学おめでとうございます!
僕が入った時は一年生と二年生が少ししかいませんでした。
僕は、入学式の日に誰も知り合いがいないので少し緊張していましたが、どんな学校かなーと楽しみな面もありました。
そして、みんなと同じように、夢宣言をしたことを覚えています。僕の夢宣言は、発明家になりたいと言うことでした。
開智望の良いところは、授業がとても楽しく1日があっというまに終わる感じがすることです。
なぜなら、ただ座って先生の話を聞いているだけでなく、グループワークでお友だちと話し合ったり、実際に確かめたりする時間があるのでなるほどと思うことが多いからです。今までで一番ワクワクした活動はフィールドワークでスズキ自動車の博物館にいったことです。
スズキの博物館で人とロボットが役割分担をしながら仕事をしていていいなあと思いました。
また、先生も楽しく勉強出来るように授業を工夫してくれています。
例えば、算数では、ワクワクして楽しいボス問題を出してくれたりしたので、難しい問題にチャレンジできるようになりました。
僕は、特に探究が楽しいです。
夏休みの自由探究では、自分が一番やりたいことを探究します。
やりたいことを楽しみながらやるので、どんどん疑問がわいて、また新たな疑問を探究したくなってくるのでますます探究が楽しくなります。
僕の場合は、初めはダンボールでロボットもどきを作っていましたが、今は自分でプログラミングもしてロボットを動かせるようになりました。
先生も、授業と直接関係していなくても、みんなの興味があることを紹介してくれたりして、得意なことをどんどん伸ばしてくれます。(僕の場合はロボットです)
僕は、最初は知り合いが一人もいませんでした。
でも、友達がすぐにできて、今では休み時間にいろいろな話をしています。
仲良くなるにつれて、みんなの好きなこともわかってきて、休み時間に本の話をしたり、トランプやカルタをやって、とても楽しんでいます。
下級生ともホームがあるのですぐに仲良くなれました。
一年生のみなさん、楽しい学校生活を一緒に送りましょう!
来週から新生活が本格化します。
本校にご興味がある方は、ぜひ説明会にお越しください!
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平成31年度(2019年度) 開智望小学校のスタート
4月5日(金)平成31年度の開智望小学校がスタートしました。
平成27年度(2015年度)に開校した当時は全校児童が約70名でした。
毎年児童数が増えて今年度は全校児童を合わせると約400名になります。
4月6日(土)の入学式では、79名の新入生を迎えます。
始業式の様子を少しお伝えします。
始業式では校長先生から新年度の抱負に関するお話がありました。
「まずは、目をつぶって今年何をがんばろうかな、とじっくり考えてみてください。」
1.見直し
自分を見つめ直して何かを変えていきましょう。
校長先生ご自身のお話しから、子どもたちに振り返りの大切さを話されました。
2.新しい自分の発見
自分自身の中には、まだ発見できていない自分の良い所があります。
今年1年かけて自分で思ってもみなかった力を見つけましょう。
さらに、今年度から変わる所について3つお話しがありました。
1.6年生が新たなステージに進みました。
昨年度まで一緒に勉強していた新6年生が2階に上がり、
新たな5年間のステージに進みました。
新しい先生たちを迎えて4月5日(金)の午後に進級式を行います。
2.きずな橋ができました。
平成30年度の4,5年生が名称を考えて「きずな橋」となりました。
とても素敵な開通式となりました。
通学路が変わって駅から学校にすぐ来られるようになったので上手に使っていきましょう。
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3.新しい校舎を建設しています。
PYPの校舎の隣に中等教育学校用の新しい校舎を作っています。
工事の関係で安全に気をつけましょう。
また運動会は工事の関係で場所が狭くなりますが、今年は我慢してください。
続いて小林校長代理よりお話しがありました。
いろいろと新しいことがありますね。
元号や「きずな橋」、教室や学年
友達などが新しくなりました。
また新しい先生も迎えましたね。
そんな中、新しい「気持ち」で
ぜひがんばっていきましょう。
<過去の様子>
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ついに連絡通路「きずな橋」が開通! この橋がつなぐもの…
2019年3月28日木曜日、
一つの大きな節目となる日になりました。
目の前に見えていた、開智のぞみ小学校。
しかし、実際のアクセスは、反対側の出口から
ぐるっと回らなければならず、徒歩でも10分以上…
それが今日、ついに連絡通路の開通!
ということで、本日10時から、開通式が行われました。
橋の名前は「きずな橋」です。
のぞみ小の4・5年生のアイデアの中から選ばれたものです。
開通式に参加した4名の児童が
開通した橋を渡ります。
(新守谷駅から学校側に歩いています)
この階段を降り切ると、すぐに開智望小学校の門です。
つまり、本当にアクセスがよくなりました!
この橋を利用することで、新守谷駅をまたぐ
両側への行き来が非常に便利になり、
様々な変化をうむことになると思います。
最後に、青木理事長が開通式で話した内容と
このブログのタイトルについて…
そこに開智学園が加わって、両者をつなぐ。
さらに、「橋をかける」ということの意味を考えてみると…
・世界との懸け橋になる(懸け橋になる:新たな場所と「つながる」)
・危ない橋を渡る(危険と分かっていても、「チャレンジする」)
・石橋を叩いて渡る
(用心を重ねて慎重に、つまり「集中する」、着実に積み重ねていく)
開智望の教育は、世界に貢献できる人材となるために、
様々な橋をかけながら、子どもたちが成長していく。
この橋を作る工事と共に、現在学校では、
中等教育学校の建設が毎日どんどん進んでいます。
新しいものが作られ、多くのものがつながっていきます。
4月からは、のぞみも新たなステージに向けた動きがスタートします。
子どもたちもが成長する中で、
一人ひとりが社会への貢献がどんどんできるよう、
関わる多くの方への感謝の気持ちを忘れず、
地域の力もお借りしながら、学校と家庭が一体となって
サポートしていきたいと思います。
どうぞ「きずな橋」を使って、
多くの皆さまがのぞみ小に来られることを楽しみにしています★
春のエクスカーション
先日行われたエクスカーションの様子について、
今回は4年生のRさんに紹介文を書いてもらったので紹介します。
私達、開智望小学校A Unitは3月14日(木)に
「あすなろの里」というところにエクスカーション(遠足)
に行きました。目的は2つあります。
一つ目は「春を探そう!」、二つ目は「異学年の仲を深めよう!」です。
そうです!今回のエクスカーションは異学年の人とグループ
(4年1人、3年1人、2年1人、1年1人)を組むのです。
異学年でどんどん仲を深めながら春を見つけるという、
一石二鳥のエクスカーションでした。
私達は午前中に色々な場所に行って、あすなろの里にあるグラウンドで、
お昼を食べました。そしてお昼ご飯を食べ終わるとレクリエーションをしました。
どんなレクリエーションをやったかというと春探しビンゴです。
今回やったビンゴの特徴は、春に見聞きしそうな物をビンゴに書き、作ったビンゴを他のグループに渡し、ビンゴが達成できたらクリアです。
例えば「ウグイスの鳴き声を聞いたら丸をする。」
「白木蓮の匂いをかいだら丸をする。」
「花を見つけて俳句を作ったら丸をする。」などです。
ビンゴを通じて、春を感じることが出来ました。
ビンゴが終わったらグラウンドで鬼ごっこをして遊びました。
とても楽しい思い出に残るエクスカーションとなりました。
ここであすなろの里からお知らせです。
3月30日(土)31日(日) 4月6日(土)7日(日)に
「さくらまつり」を開催いたします。
さくらまつりでは各種イベントがありますので、皆さんぜひ見に来てください。
詳しくはあすなろの里のホームページをご覧ください。
開智望小学校4年R
今後も子どもたちからの情報を発信していきたいと思います。
Exhibitionの裏側 会場準備編
今回は、3月2日に開催されたExhibitionの裏側をご紹介致します。
Exhibitionは5年生が主役の行事。
11月からExhibitionの学習活動に取り組み、発表の準備を進めてきました。
けれども、前日の準備は5年生だけではできません。
4年生が装飾品の作成や会場設営を行い、3年生はお掃除をがんばってくれました。
おかげさまで、前日にはりっぱな会場が完成!
翌2日、晴れてExhibition本番を迎えることができました。
来年度は、Exhibitionに取り組む児童が倍になるので、
会場は変更になるかもしれません。
しかし、ExhibitionというPYP一大行事のあり方は、
全学年の子どもたちの心に刻まれたのではないかと思います。