[PYP]1年生と5年生(異学年活動)

みなさんこんにちは。1年生担当の板羽です。

 

1年生は日を追うごとに学校生活に慣れ、同級生のお友達だけでなく、

上級生とのかかわりも徐々に深まっています。

今回は、5年生による1年生歓迎活動の様子についてお伝えします。

  

学校生活が再開して2週目の金曜日に、

5年生企画の1年生歓迎活動が実施されました。

 

体育館でお兄さん・お姉さんから歓迎の言葉とプレゼントをもらった1年生たちは、「休み時間にいっしょに遊んだことあるよ」と、

5年生とのエピソードを思い出しながらうれしそうに目を輝かせていました。

  

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教室に戻ると、なんとサプライズが…

5年生がホームや学校生活に関する動画を作成し、上映しに来てくれました。

 

↓この記事で紹介した、休校期間中に作成してくれた動画です。

kaichinozomi-daily.hatenablog.com

 

ホームの5年生の自己紹介やクイズなど、

工夫を凝らした動画と楽しい司会で場を盛り上げる姿は、さすがPYPの最高学年!

 

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交流活動の後は、1年生たっての希望でお礼のお手紙を渡すことに。

すてきな絵を描いたり、国語の教科書で文字を確かめたりしながら、

気持ちを込めて書いています。

 

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これからも仲良く過ごしましょうね。

[小6・中1] 生徒会・委員会と授業の様子

こんにちは!

6学年担当の篭島(かごしま)です。

 

暑くなってきましたね。

 

教室はどこも窓を開け、換気扇やエアコンを使って空気を入れ替えながらの授業です。

隣の教室の声が聞こえてくることも多々あります。

隣の客ならぬ、隣の生徒はなにするひとたちぞ…と教員同士で様子を見合い、

互いの学びにつなげています。


先週のブログでもお伝えしたように、生徒会および委員会が動き出しました。

 

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まずはじめに、生徒会の役職と委員会について全体に説明しました。
距離をとり、窓を全開にしながらの視聴覚室です。 
 

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その後、各教室で立候補を募りました。
子どもたちは、生徒会役員へも、各委員会へも、積極的に立候補していました。
今後、生徒会役員選挙を行い、生徒会と各委員会メンバーが決まった後
生徒会活動・委員会活動が実際に動いていきます。 
 
 
最後に、授業の紹介も少し!
  
社会科の飯野先生の授業では、実際に海外に住んでいる方々と会話しながら、
時差、緯度、経度について考える授業が行われました。
 

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これもオンラインの発展のなせる業ですね...!

子どもたちは英語での質問にもトライしていました。
 
また、私の担当する国語の授業では、子どもたちが読んだ文章について
自分たちで問題をつくり、お互いに解きあいました。
 
問題はGoogleの機能であるスプレッドシートを使用し、
みんなで同時に一覧に書きこみました。
なるべくお互いに同じ問題にならないように…。
 
難易度もさまざまですが、
文章の要点をしっかりとおさえた問題をつくることができています。
 
自分で問題を作ることで、
問題のどこに着目して読み解けばいいのかを考えることにもつながります。
 

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教科書とノートだけでなく、さまざまな機器やソフトを活かした授業も、
日常的に行われています。
 
今後もGoogleをはじめとする様々なアプリケーションに慣れていけるよう、
授業や活動に取り入れていきます。

[PYP]先生たちも…

こんにちは、研究主任の田中です。

 

最近熱くなってきましたね…

熱中症が心配な季節になりました。

 

今回のブログは、いつもとは違った観点から…

 

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先生たちは何をしているのでしょう…?

 

この写真は、のぞみ小の初任者の先生が研修している場面です。

この日は「教室掲示」をテーマに、

子どもたちにとって効果的な掲示物について学びました。

 

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のぞみ小の子どもたちは保健室の掲示物に興味津々で、

いつも食い入るように見ています。

そこで、養護教諭からも掲示物のコツを教えてもらいました。

 

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その後も、子どもにとって理解しやすい掲示物、

学習意欲の高まる掲示物を、優しい先輩教諭たちから教えてもらいました。

 

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掲示物には子どもたちへの想いが込められていることを学び、

また一歩成長した先生たちでした。 

 

のぞみ小の子どもたちに負けないように、先生たちも勉強し続けていきます!

[小6・中1] 新しい毎日へ

こんにちは、7学年担当の川口です。

 

学校が再開し、対面授業を行うようになってから

1週間が経とうとしております。

 

毎日子どもたちの元気な声が響き渡り、

教員はもちろん、4月に開校した中等教育学校の校舎も喜んでいるようです。

 

今回は、7年生がこの1週間に行ってきた活動をいくつか紹介いたします。

 

まずは、クラスでの係決めを行いました。

学級を運営していくにあたって必要な仕事を、

子どもたち全員で話し合ってリスト化しました。

このリストをもとに、自分のできる仕事を考え、役割分担を決めました。

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この先、クラスの係以外にも生徒会や各種委員会が発足する予定です。

子どもたちによる学校運営はますます加速していきます。

 

次は授業の様子です。

理科の授業では、糸電話を作りました。

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紙コップを繋ぐ部品の素材を、糸から金属などに変えたり、

太さや長さを変えたりして、声の聞こえ方の違いを考察しました。

子どもたちからは「金属は変な感じ」「細いと聞こえやすい」

といった様々な意見が出てきました。

 

次は総合の授業の様子です。

視聴覚ホールへ学年全員が集まり、

中等教育学校での学びの大切なポイントについて

特に「開智望」としての重要な点を子どもたちに伝えました。

 

学びにおいては、”常に「社会とのつながり」を大切にすること”。

 

その中の重要なキーワードとして「SDGs」に触れました。

ここから数週間の総合での学びのキーワードになります。

 

その後、教室へ戻り、グループに分かれて意見を交換しました。

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今回のグループで行った学習は、

今後グループごとに発表してお互いの理解を深めていきます。

子どもたちがSDGsを自分のこととして考え、

行動していく第一歩となるような時間としたいと思います。

 

さて、駆け足で子どもたちの様子を見てまいりました。

 

来週以降、新しい生活に慣れていくにつれて

子どもたちはさらに色々な顔を見せてくれるでしょう。

 

どんな学年になっていくのか、楽しみです。

[PYP]1年生の探究の様子

こんにちは。1年生担任の清水です。

 

1年生は、入学式直後から始まった約2か月の家庭学習を終えて、

6月から毎日元気に登校をしています。

 

第1週は、学校に慣れるためのスタートカリキュラムに取り組みながら、

国語や算数などの学習も進めています。

今日はそれらの活動の中から、探究の活動についてご紹介します。

 

1年生は、「しるしにはメッセージがこめられている」という

セントラルアイディアのもと、

休校中の4月、5月もオンラインでの活動やプリント、

スライド、ご家庭でのご協力もいただきながら探究を進めてきました。

 

そうした活動の中で「しるしはかせ」になった子どもたちと、

先日構内のしるし探しを行いました。

 

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ここでは、単にしるしを探すだけでなく、担任からは

『ぼくたち わたしたちで あたらしい 「しるし」を つくれないだろうか?』

という言葉も投げかけた上で、たんけんを進めました。

 

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子どもたちは、構内の様々な「しるし」を見つけつつ、

新たな「しるし」が必要となる場所を探し出してきました。

 

次のステップとしては、

この活動で学んだキーコンセプト「form」と「function」を意識した

新しいしるしづくりに入ります。

 

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子どもたちは、どのような「しるし」をつくるのでしょう。

今から楽しみです。

 

[PYP]Essential Agreement !!!

みなさん、こんにちは!
4学年担当の秋元です。

 

本日は、Essential Agreementについてお話します。

のぞみ小PYPでは、各クラスでEssential Agreementを作成します。

 

Essential Agreementとは、

直訳すると「本質的、不可欠な(Essential)」「協定、同意(Agreement)」です。

つまり、集団行動が必要となる学校生活においては

より良い学習環境を作るための規範や目標を言語化したもの、と

考えることができます。


今週は、実際にクラス全員で話し合い、Essential Agreementを作成しました。

 

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全員が合意して作成することには時間がかかるものです。

これは、大人であっても同じですね。

しかし、今の自分たちに必要だと思うことを言葉にし、

議論することは、子どもたち自身の意識の向上にもつながります。

 

1年間このEssential Agreementを大切に、よい学習環境をつくっていきます。

(写真はまだ清書の途中です。)

 

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それでは、1年間よりよい学習環境で学んでいきましょう!

[小6・中1] この2か月を振り返って

こんにちは、7学年担当の峰岸です。

 

6月に入りました。

国内では、多くの学校が再開の動きを進めています。

望小・中等教育学校では、5月に登校日を設けて

少しずつ子どもたちが学校に来る流れを作りました。

そして、今週は5年生までが毎日午前授業、

6・7年生は朝から全日登校を週2日実施しています。

来週からは、すべての学年で毎日全日授業として展開します。

 

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勿論、学校では様々な配慮をして準備を進めています。

今後の情勢によっては、引き続き臨機応変な対応をすることになります。

 

6・7年生の子どもたちと、この2か月、

オンラインの授業を中心に日々を過ごした中で、

私たちもいろいろなことを学ぶことができました。

 

幸い、学校としてiPadを導入していた環境面の部分が手伝い、

学習面はもちろんのこと、子どもと教員の意志疎通、

子どもたち同士のコミュニケーションなど対応することができました。

 

今回、中等教育学校開校のタイミングから入学した皆さんも、

ご家庭の協力をいただきながら、早い段階で

オンラインの授業をスタートすることができ(4月2週目から)、

子どもたちにとっては、入学後、

学校に行くことのできない環境ではあったものの、

少しずつ学びを積み重ねられました。

 

この期間の学びは、これまで展開してきた学びとは異なるもの。

 

したがって、こうした学びを進めることで

 ・子どもたちにとって効果的なこと

 ・子どもたちには普段と違って大変だと感じること

 ・環境にあったタイプの学び、向いてない学び

 ・学校で授業として行う学びのよさ、改善すべきこと

などなど、新たなチャレンジだからこそ気づけたことがあります。

 

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そして、子どもの目線・学校側の目線(Perspective)それぞれから

私たちは皆で考え、これからの学びに活かしていく必要があり、

また、望小・中等教育学校として、学びを進化していけることになります。

 

この2か月の経験から得られたこと、今後の学びに活かすこと、

その中で、子どもたちにどんな力が必要になるか、

そして子どもたちが「自ら学んでいける」ことについて…

今後の学校説明会の場でも、この2か月の経験を経て

進化する望の学びも交えながらお話していきたいと思います。

 

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ブログをご覧の皆さんも、新しい生活様式を楽しめますように。

そして、望も「新しい学習様式」が出てくることになりそうです。

こうしたことも、またワクワクの一つですね!