夏期学童特別講座② ウーブレック
前回に続き、2つ目として実施した講座を紹介します。
子どもたちはとっても大好きな、理科系の講座。
今回のテーマは
『ウーブレック ~科学者は何をする人なの?~』
宇宙からきたといわれる謎の物質(ウーブレック)の
性質を調査してもらいました。
味覚以外の五感を駆使して、調査をお願いしました。
不思議な色、においはあまり好きではないらしく…
見た目は液体っぽいけど、触ると…
「うわぁ~~!!」
こんなリアクションがあちらこちらから。
スライムっぽい、けど全然違う!
固いのにやわらかい!
あ、固まった!
手が抜けない!
どうですか?意味不明ですね。
でも、これが子どもたちの感じていること。
実際、そういう感覚の不思議な物質なのです。
おまけに変な緑色…
こうした性質・特徴を各班で発表してもらい、
表現方法について、意見交換をしました。
さらに、この物質で覆われた星に地球からたどり着き、
この物質を星の表面から取ってきて、
そして地球に戻ってくるための宇宙船を設計して、
設計図として好きなように絵をかいてもらいました。
子どもたちの発想は本当に自由で様々。
一人ひとりの個性、無限の可能性を感じます。
そして、あれこれ言いながら描く
子どもたちの楽しそうな姿。
素敵な時間を提供することができました。
科学者は、見て、考えて、実験して、話し合って、
発表して、そして新たなものを作り出して…
子どもたちから、こうした意見を講座の最初に引き出しました。
そして、実際にこの講座を通じて、そういった科学者の行動を
子どもたち自身がなぞっていたわけです。
未来の優秀な科学者が、ここから誕生するのが楽しみです!