算数の中学入試問題を小学校3年生が…
なかなか、「むむっ?」というタイトルですが、
冗談ではなく、真面目な話。
これは、私が担当する3年生の算数の授業にて。
現在、小数のかけ算・わり算を学ぶ子どもたち。
ただ単に、ひっ算でやり方を学ぶのではなく、
Lv.1 なんでもいいから計算できる
Lv.2 ひっ算で計算できる
Lv.3 ひっ算の仕組みを説明できる
Lv.4 絵(線分図など)を用いて計算の意味を理解できる
こんな感じで子どもたちは授業で難しい顔をしながら、
友だちの発言に考えを膨らませながら、学んでいます。
先日の記載の通り、最近盛んに主張しているのは、
「友だちの発言をよく聞いて、そこに考えをのせること」
こんなことです。自分の考えを話したい話したい!
という子は、その前の子の発言を聞いてない(笑)
それはちょっともったいないので、よく聞かせます。
その姿勢は、今ではなく、きっともう少し先、
答えがわからない問題解決の連続のとき、
きっと本当に大きな効果を生むと思います。
さて、そんな中、ちょっと思考系の力もつけようと、
過去の中学入試の問題に取り組んでもらいました。
「何人かの子どもに1人16枚ずつカードを配ったところ
8枚足りませんでした。10人の子どもが加わったので、
今度は1人12枚ずつ配ったところ24枚余りました。
カードは全部で何枚ありますか。」
(出題:明治大付明治中)
さあ、皆さんはどのように解きますか?
そして、小学校3年生は、どのように解けそうですか?
「探究的な学び」をしている望小の3年生だからこそ、
解けるという取り組み方があります。
続きは、算数科の学び方として以下にアップしました。
ぜひ、望小の算数の学びの狙いを味わってくださいませ★