観察スキル向上!

先日の投稿の通り、運動会モードの1週間ですが、

少し、そんな中でも学びに取り組んでいる様子は

ぜひ、ご紹介しておきたいと思います。

 

4年生の授業からです。

タイトルの通り、「観察」というスキルにフォーカスし、

あえて2つの教科の授業を同時に行いました。

「探究(UOI)」「理科」です。

 

4年生の探究は、健康についての探究。

ここ最近は、身体の仕組みについて、知識を獲得しています。

4年生の理科の内容(骨・筋肉など)、関連する国語の文章、

そして、6年生の理科の内容(呼吸・消化・血液など)まで、

知識をおさえ、そこから健康について探究を進める予定です。

 

4年生の理科は、現在、植物を育てる準備を進めており、

今年は、Green Curtainを構成できる植物を育てようと計画中。

 

そこで、今日、2つの教科を同時に実施しました。

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はい、人体模型をよく観察しています。

事前に一度見せてはいたのですが、

ここ数日で学んだ呼吸・消化・血液についてのイメージを持って

再度、模型を見て、全体的な位置、細かい様子を

子どもたちは丁寧に観察しています。

 

のぞみ小のキーコンセプトを用いた学びで言えば、

「Form」を意識し、構成する器官の場所、大きさ、色、形

をしっかりと捉えていきます。

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植物も、しっかりと観察しています。

こちらも、「Form」を意識すれば、上記と同様に、

捉えるポイントがありますし、さらに、両者に共通して、

  全体的なバランス、部分の詳細

これらを観察できるようになっていきます。

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そして、これはよく見ると、異なる植物の種類。

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これ、もう1つ別の種類。

というわけで、3種類のものを今回観察してもらいました。

 

4年生の子どもたちには、

今年、特に探究を中心とした学びにおいて、

  「比べる」

ということを意識するように伝えています。

類似点・相違点を見出しながら、その理由を考え、

またよく観察し、また気づき、また考え…

こんな「主体的な深い学び」のプロセスを、

周りの子どもたちと意見を交換しつつ

「対話的に」学んでほしいと思います。

 

新しい学習指導要領の学び「主体的で対話的な深い学び」、

開智のぞみ小の学びは、この時代の流れの前から、

自然に意識されていることがご理解いただけると思います。

 

さてさて、この学びのその後も、

今後こちらで紹介したいと思います!