【5年】大阪フィールドワーク2日目 台風通過後の様子と海遊館

昨日、29時前(もう明け方近いですね)に就寝できた子どもたち。

2日目の午前中は睡眠時間にあてて、午後の活動を行いました。

 

バスで目的地の海遊館に向かう途中、

昨日の台風の影響をあちらこちらで目撃しました。

 折れそうにもない幹の部分から折れて倒れる街路樹、

 どこを向いているのかわからない状態の信号機、

 海遊館にあったオブジェ!?と思ったら、強風で壊れていた…

 (絶妙なバランスで立っていたので、そういうものかと思いました!)

 

バスの運転手さんに聞いても、本当に風が強くて

今まで味わったことがないものだった、と。

 

そんな様子の街を見ることができること自体が、

本当に貴重な経験だと改めて感じます。

 

写真撮影のために寄った、天保山公園も、

倒木倒木倒木…子どもたちもびっくりな様子でした。

 

さて、海遊館は、当初の予定は、最初に自由見学をして、

それから学びのために説明を受ける予定でしたが、

予定が崩れたために、先にお話を聞くことに。

 

まず、飼育員さんの仕事について、お話を伺いました。

飼育員さんのFunction、いろいろありました。

その都度お話が、人の生活だとすると、という話題が多く、

人と水族館の生き物の比較、非常に理解が深まりました。

 

また、人にとっての空気、水族館の生き物にとっての水、

これらの関係は重なることが多く、水を大切にすること、

そのために必要なFunctionを理解できました。

同時に、飼育員のFunctionを、生き物も同様の行動ができることなど、

普段気づくことができない視点からの話がたくさんありました。

 

飼育員と水族館の生き物のConnection、

それらを繋ぐために飼育員さんが持つFunction、

そして生き物のPerspectiveから見れば、楽しい遊び、

などなど、キーコンセプトを使って理解できることが、

いつもながらたくさんありました。

 

さらに、水族館のバックヤードも見学しました。

先ほど記載した、大切な水。

この水を扱う上でのたくさんの苦労、工夫、

規模感として、理解できないほどの巨大な話、

子どもたちの知らない世界には、

未知のことがたくさんあり、興味津々のようでした。

 

最後に、時間がたくさんとれませんでしたが、自由見学。

学んだことを意識しながら見学できることは、

それだけでものの見方自体が変化しています。

見えるものが増えれば、人生は本当に豊かになります。

 

夜の振り返りでは、キーコンセプトの1つ「Causation」の

様々なパターンについて、理解を深めました。

・様々な条件(たまたま)が重なってできた結果

・自然界の法則や定理から得られた結果、

・自分で決めたことが重なった結果たどりつく未来

こうしたいくつかのパターンとして、結果が出てくる、

つまりCausationの関係になることを子どもたちが理解し、

昨日と今日の出来事の中に、

このような見方ができるものはないか、考えてもらいました。

昨日の台風の話はとても考えやすい題材でした。

 ・偶然9月4日(火)に宿泊先の大阪に台風が来る

 ・反時計回りの台風は右側が風が強い(進路に対して本当に右側すぐ)

 ・昨日の出発の決断は、学校側で最終的に決めたこと

などなど、それぞれのパターンにあてはまることが

どんどん理解を深めると、「見えてくる」のです。

 

勿論、学びも大切ですが、自身の体調をととのえることも大事。

今日はしっかりと休み、リズムを戻し、

明日の1日は1日を通してようやくしっかりと

行程を進められる日なので、十分休息を取り、

明日も楽しいでほしいと思います。