夏期講習のご紹介①(6年生)

7月23日から26日にかけて、夏期講習(前期)を実施しました。

望小学校では、学校独自の学びを夏期講習でも実践します。

今回は、英数国を独自のコンテンツで行ったほかに、

世間でも注目されているSTEMを意識した

コンテンツを用意しました。

その中から、Science(理科)のトピックを紹介します。

 

 

今回は、シャボン玉について学びました。

学習の要点は二つありました。

一つは、シャボン玉の膜の張り方について。

もう一つは、シャボン玉の強度を上げる方法についてです。

 

 

一つ目から紹介します。

子どもたちはまず、シャボン玉液を作り、

膜を張るための図形を作りました。

その際、シンプルな円形のものだけでなく、

様々な立体的な形を作りました。

そして、作ったものをシャボン玉液に浸しました。

このとき、大切なことは膜がどのような形(Form)になるのかについてです。

いくつかの輪っかを用いて、それぞれで膜をつくり、

共通点や相違点を見比べました。

比較をすることで、膜の性質について探究することができました。

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二つ目の、シャボン玉の強度を上げる方法についてです。

こちらでは、いくつかの材料を用いてシャボン玉液を作りました。

砂糖水や洗濯のり、エタノールグリセリンなど、

様々な選択肢の中から二つを選んで作りました。

何度も試して、より強度が上がる組み合わせを探しました。

組み合わせだけでなく、材料の量にも注目し、

より探究的に学習する様子が見られました。

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今回は、夏期講習の様子について紹介しました。

楽しく、そして学びの多い講習だったと思います。

子どもたちは科学的な知識だけでなく、

創造的・探究的な姿勢を身に着けていきます。

こうした力を日常生活でも積極的に活かしてほしいです。