こんにちは。体育科の瀧川です。
本年度はコロナウイルスの影響もあり、
授業の前後では手洗いを行い、換気、距離や接触に気をつけながら、
のぞみ小学校も新しい生活様式を意識した体育の学習を行っています。
今日は、5年生の体育の活動についてご紹介します。
5年生の体育では、陸上運動(短距離走)を行っています。
本校は、3年生以上は、1人1台iPadを持って学習に励んでいますので、
体育の活動でも、もちろん活用しています。
まずは、自分のformを知るためにbeforeを撮影します。
次に、短距離走を「スタート・ダッシュ・ゴール」の3つに分け、
姿勢や目線、腕やひじの振り方、足の動かし方、メンタルなど
チームで話し合い、実践していきます。
「歩幅をかえたらいいんじゃない?小股と大股で試してみよう。」
「腕を振る走りと、振らない走りでは、どうかな?」
「水泳の飛び込みをイメージしてスタートしてみたよ。」
・・・子供たちからは、さまざまな考えが飛び交います。
そして、3つに分けて考えたことをまとめ、
最後にafterを撮影し、学びをまとめていきます。
のぞみ小学校は、IBの学校です。「探究」以外の授業でも、
探究サイクルを回して子供たちは学んでいきます。
「〇〇さんのアドバイスがとても分かりやすかった。」
「みんなで考えて、試したことが楽しかった。」
「準備や時間、安全ができた!」
・・・運動技能を習得するだけではなく、
セルフマネイジメントスキル・コミュニケーションスキル・ソーシャルスキルなど
学習を通して、さまざまなスキルを獲得していきます。
6月に学校が再開し、
やはり、子どもたちの声が響く学校は学校らしいと改めて感じました。
まだまだソーシャル・ディスタンスとか、思い切り歌えないとか、
今までの学校生活と同じというわけにはいきませんが、
子どもたちと朝、「おはようございます!」と、
あいさつを交わせることに喜びを感じました。
私たちも学習者として、子どもたちとの学びを大切にしていきたいと思います。