[PYP]3年生 フィールドワーク

こんにちは、3学年担任の田中です。

 

今回は3年生のフィールドワーク(宿泊学習)の様子をお伝えします。

 

フィールドワークについては実施が危ぶまれていましたが、

例年の2泊3日での行程を1泊2日に縮小し、

感染対策・三密防止を徹底して行って来ました。

 

行先は日光方面です。

 

 

現在、3年生が探究しているテーマは

Where we are in place and time

~街には、街ごとのアイデンティティがある~

です。

 

3年生はまず、東武ワールドスクウェアを訪れました。

 

世界の国々の建物と自分の行ったこと・見たことのある建物との違いを比べ、

「この建物がある国って、どんなところなのかな?」

「この国の建物って、どうしてこのような形をしているんだろう…?」

とイメージを膨らませていました。

 

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次に訪れた場所は日光東照宮です。

 

3年生は境内の荘厳さに圧倒され、

「鳥居に紋が刻まれている!」

「動物の彫刻が本物みたいだ!」

と建築物の細部のつくりを見て驚いていました。

 

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中には、

東武ワールドスクウェアで見た他の国の建物に似ている!」

ということに気がついた児童もいました。

 

 

コロナ禍で活動が制限される中、

実際に現地を訪れて体験的な学びできたことは、やはり大きかったと思います。

 

3年生はこの後、「違い」や「変化」に着目しながら、

自分の調べた街についてプレゼンテーションします。

 

現地で感じ取ったことをいかに活用してくれるか、
今から楽しみにしているところです!

 

 

 

★ ★ ★ おまけ ★ ★ ★

  

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日光名物の湯葉を堪能する3年生たち…

 

おいしいお料理、ごちそうさまでした!

[PYP]2年生 秋のエクスカーション

みなさん、こんにちは。

2学年の菅井です。

 

のぞみ小デイリーブログをお読みくださりありがとうございます。

 

2020年11月20日(金)は秋のエクスカ―ションの日でした。

 

2年生は、探究学習の一環として

谷田部郷土資料館 と 結城三百石記念館 に行ってきました。

 

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2年生は、「暮らしは時代に合わせて変わる」の

セントラルアイデアのもと、「昔と今の暮らし」を探究しています。

 

現代は文化の発展によって、とても便利な暮らしになりました。

子どもたちは、「今の暮らし」にいつでも触れています。

しかし、「昔の暮らし」に触れるためには、

保存されている施設に行かなければなりません。

 

のぞみ小の周りには、

縄文時代からの貴重な資料や現物が保存されている施設が多くあります。

 

エクスカーションでは、学校で事前に下調べをして、

どのように使うものなのか仮説を立てて、学習に臨みました。

 

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谷田部郷土資料館と結城三百石記念館では

実物を見て、触って、確かめて、

自分たちで立てた仮説を、実際に検証して、疑問を解決していきました。

 

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エクスカ―ションの後の学習では、

自分たちでワークシートに記録したことを

友だち同士で共有したり、発表したりして、振り返っていきます。

 

子どもたちの探究学習が、どのように進んでいくのか楽しみでなりません。

[PYP]Halloween(英語特別授業)

Greetings from Kaichi Nozomi English Department!!!

 

こんにちは!

のぞみ小英語科の小林です。

 

今回は英語の授業内(通常の英語クラス、Art、 Music)で行った

Halloweenのレッスンについてご紹介します。

 

こちらの特別授業も今年で4回目を迎え、

ほとんどの子どもたちが仮装して授業を受けました。

(毎年、この特別授業の時間内のみ、

仮装として1つのアイテムを身に着けてよいことにしています。仮装は任意です)

 

みな”Trick or Treat!"や”Happy Halloween"などの決まり文句も、

すらすらと言えるようになりました。

 

英語科の先生たちもこの日のために、特別なレッスンを準備しました。

私は2年生の担当なので、2年生の授業の様子をお伝えします。

 

 

まずは仮装してきた子どもたちによるFashion show!!!

 

クラス全体で"Who are you?"と質問すると、

”I'm a ghost." "I'm a mummy." "I'm a cowboy." "I'm a witch."など

様々なハロウィーンキャラクターが登場してくれました。

 

中には"I'm a ninja!"と言って、ポーズをきめる男の子もいました。

”I'm a flower girl."と恥ずかしそうに自己紹介してくれた女の子もいました。

 

その後、クラス全体で”What are you wearing?"と質問すると、

”I'm wearing a cowboy hat." "I'm wearing a wig."など、

英語の授業で習った文法を使って

身に着けているものを上手に英語で言えました。

 

子どもたちは仮装道具として既成の物を買うばかりではなく、

手作りする子も何人かいました。

これも、望小学校のHalloweenのレッスンが定着してきたことの表れだと思います。

 

その他、ハロウィーンキャラクターのビンゴをしたり、

ハロウィンソングを元気よく歌ったりして盛り上がりました。

 

来年はどんなHalloweenのレッスンになるのでしょうか。

今から楽しみです!

 

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英語科の先生たち

”Guess who???"(一体何のキャラクターでしょうか?) 

 

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みなさんも、のぞみ小で楽しく英語を勉強しませんか?

愉快な英語科の先生たちがお待ちしています。

[小6・中1]生徒執筆記事 ☆彡合唱発表会大特集☆彡

皆さん合唱は好きでしょうか?

今日は望の合唱発表会についてです。

 

タイトルをみてわかる通り、今月の21日土曜日には合唱発表会があります。

 

合唱発表会で歌う曲は

 6年「シーラカンスをとりにいこう」

   「世界で一番おいしいパンケーキ」

   「地球の歌」

 7年「輝くために」

   「手のひらをかざして」

です。

 

合唱発表会のために皆放課後や休み時間の練習に励んでいます。

また、音楽の授業でも歌の練習をしています。

 

リハーサルでは声がうまく出せなかったクラスもありましたが、

合唱発表会本番までの約一週間克服できるように練習を頑張ります。

 

合唱発表会本番は、新型コロナウィルスの影響で、

実際に保護者の皆さんが学校に見に来ることは出来ませんが、

YouTubeの限定公開を使ってみてもらうことが出来ます。

 

合唱発表会の目標は

 「望みの音で楽しさを発信しよう」

です。

 

この目標をもとに本番も元気に楽しく歌いたいと思います!!

[小6・中1]合唱発表会のリハーサル

こんにちは!

7学年担当の小川です。

 

11月21日(土)に開智望中等教育学校

合唱発表会が行われる予定です。

 

子どもたちは、実行委員を中心に

合唱発表会の内容について話し合ってきました。

 

実行委員会では新型コロナウィルス感染予防対策についても話し合い、

現在はフェイスシールドをつけて練習しています。

 

先日、11月10日(火)7限の特別活動の時間には、

視聴覚ホールにて6,7年生合同で合唱発表会のリハーサルを行いました。

 

お互い自分のクラスの合唱を披露するのは、この日が初めてでした。

ステージの上がり方や整列の仕方などを確認しながら、順に歌いました。

 

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練習の途中経過を発表し合うことで、

自分たちの良い点、改善すべき点などが見えたのではないでしょうか。

 

 

開智望中等教育学校では、どの行事でもリフレクションを欠かしません。

 

今回のリハーサルでもMYP全体やクラス、個人で

どうすれば本番で最高のパフォーマンスを見せることができるのかを

リフレクションしました。

 

その結果、リハーサル後の練習にも熱が一層入り、

昼休みや放課後には各教室から元気な歌声が聞こえてくるようになりました。

 

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本番まであと少し!

 

フェイスシールドを付けているため、

より一層お腹から声を出すことが大切になります。

みんなで励まし合ってがんばってほしいです。

[小6]フィールドワーク1日目【福島県いわき市・広野町】

こんにちは!

6年生担当の赤荻です。

 

7年生に続き、6年生もフィールドワーク(以下FW)に行ってきました。

 

昨年度は岩手県を中心に3泊4日で訪問しましたが、

新型コロナウィルスの感染予防を考慮し、

福島県に1泊2日、校内での事後学習として2日間というスケジュールで行いました。

 

その様子を4つの記事に分けてお届けします。

 

 

まず初日の朝、校内の会議室で出発式を行い、

横田校長代理からお話をいただきました。

 

話を聞いた子どもたちは、

FWの目的を再確認するとともに学びへの意欲を高めていました。

 

一方でワクワクも止められない様子。

 

水族館で何を見たいか、お土産はこんなのはどうかと

楽しそうな会話が聞こえてきます。

 

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バスに乗車し、いよいよ出発です。

バスでは新型コロナウィルスの感染予防で席の間隔をあけて座ります。

 

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最初に降り立ったのは、アクアマリンふくしま

 

飼育員の方から震災当時の水族館の様子や

再オープンに向けてどのようなストーリーがあったのかなど、

当事者にしかできないお話を映像や写真を交えてたくさん聞くことができました。

 

レポートには聞いたり感じたりしたことがびっしり。

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そのあとは、自由見学です。

 

震災によって、飼育していた90%もの魚たちが

亡くなってしまったアクアマリンふくしま

 

全国各地の水族館などが、残った10%を預かってくれたり、

展示する生き物を分けてくれたりしたそうです。

 

子どもたちは、水族館同士のつながりを感じながら、

展示されている生き物たちを鑑賞しました。

 

お土産もゲット!

おいしい海鮮のランチに舌鼓を打ち、アクアマリンふくしまを後にします。

 

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そのあと、ホテルのある広野町の行政の方々からお話を聞きました。

 

当時の避難誘導や避難所の運営などについて聞き、

社会の授業で獲得した先行知識を照らし合わせながら自分の考えを深めました。

 

子どもたちは、FWに行くまでの学習で気になったことを

「震災」「復興」「避難」「防災」「災害ボランティア」の5つの項目に分けて

「問い」を設定していましたので、

今回、その「問い」を解決するためにたくさん質問することができました。

 

「アレルギーのある人の食事はどんな配慮をしましたか」

「ペットをつれて避難所に来た人はいましたか」など

自分に身近な話題に質問が集中。

 

講師の方からは「いい質問だねぇ」とお褒めの言葉をいただきました。

 

復興の話では、ライフラインの復旧・設備の復興・心の復興の

3つの視点をいただきました。

 

心の復興には、時間やお金では解決できないものがあるという話を聞き、

何かできることはないのかな、とたくさん考えているようでした。

(このお話は3日目の校内活動につながるのですが、

その話はまた今度お伝えします。)

 

お風呂・夕食を終え、一日のreflection Timeです。

今日の学びを共有しました。

 

事前に訪問先の情報を調べていた子どもたちですが、

現地に訪問し、説明や質問をしていく中で新たな発見ができたようです。

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2日目は相馬市のバスツアーと東日本大震災原子力災害伝承館を訪問します。

その様子は次の機会でお伝えします。

[中1]道徳科の授業のご紹介

皆様、こんにちは!

7学年(中等1学年)担当の下村です。

 

本日は、7学年で9月から10月にかけて行った

道徳科の活動についてご紹介します。

 

今回の道徳科の中心となるトピックは「社会インフラ」です。

 

そもそも社会インフラとは何か?

どんなものがあるのか?

何のためにあるのか?

などなど、様々なことを探究的に学習しました。

 

はじめに、子どもたちは

どんなものが社会インフラに該当するのか

思いつくものを片端から出していきました。

 

社会インフラに該当するものもあれば、そうでないものもあり、

教員が適宜補助をする形で、

漠然と社会インフラについてのイメージを膨らませました。

 

授業の終わりには出した具体例から帰納的に考え、

「社会インフラとは何か?」という問いについて考えました。

 

 

次の時間には、前の時間で考えた「社会インフラ」について、

具体的な一つ一つの事物について調査をしました。

 

ある生徒は「道路」、またある生徒は「鉄道」など、

一人ひとりが異なる社会インフラについて調査し、

これを共有する中でさらに理解を深めました。

 

そこで、ここまでの学習を踏まえ、

実際に街をデザインすることを企図して、

ボードゲームを作ることになりました。

 

参考に『街コロ』というボードゲームを用いつつ、

自分たちが調査した社会インフラを使ってゲームを組み立てました。

 

完成後はグループで実際にゲームを行いました。

どの生徒もとても楽しそうに取り組むことができました。

 

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しかし、ただ楽しむだけではありません。

ボードゲームを作る過程から遊んだ結果までを受けて、

子どもたちはリフレクションを行いました。

 

ゲームによって作られた街の出来はどうだったか?

よりよい街を作るためにはゲームの内容をどう変えればよいのか?

といったことについて考えました。

 

リフレクション後、最後に

「どんな社会インフラが最も大切か」について議論を行いました。

 

そこでははじめに考えたことや調査したこと、

ゲーム作りの中で考えたことなどについて存分に思考した上で、

例えば「道の重要度はどのくらいか?」などについて、

白熱した議論が行われました。

 

今回の道徳科の学習を経て、子どもたちは「社会インフラ」について

より深い理解を獲得できたと思います。

 

この学習や、子どもたち自身が日頃用いる様々な社会インフラを起点に、

これからも理解を深めていってほしいです。