夏期学童特別講座⑤ 科学の目でふるいにかける

夏期学童は11日からしばらく学校が閉鎖期間に入るため、

これで前半といいますか、一区切り。

あとは23日と26日の開催のみです。

 

今日は、タイトルがわかりにくいですが、

子どもたちが予想して結果を確認するという

実験自体はとてもシンプルなもの。

今回は、

・磁石にくっつくか、くっつかないか

・水に浮くか、沈むか

この観点で、ひたすら予想と確認を行いました。

 

その前に、これまで何度も講座の中で、

科学者になることを目指していました。

いろいろある科学者の行動の中で、

もう一度観察力をつけるため、アイスブレークから。

今回は、一部ではおなじみのお弁当トランプ。

互いのお弁当の共通点を探すことで、

ものの見方の多様性、意識してものを見る力を養います。

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ちょっとしたゲームでも、意識次第で様々な効果に。

緊張をほぐしつつ、力もつける…楽しみながらですから、

なお一層素敵です。

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4人の共通点は、結構難しいけど、子どもたちは習熟します。

 

さて、本題。

まずは、磁石について。

知っていることを聞き出しながら、

準備運動として、磁石に触れる時間。

くっつくだけでなく、離れるということも、

穴の開いた磁石にストローを通して渡したのですが…

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ストローそっちのけで違うところにつけてます(汗)

さて、準備運動はそのくらいで、

早速、様々なアイテムを配り、磁石にくっつくか、くっつかないか、

自分たちで予想をして、実際に確かめてもらいました。

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これでアイテムの雰囲気、わかりますか?

本当にいろいろです。

パッと見て、みなさん、予想はいかがでしょうか。

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真ん中のプラスチックのスプーンかな?

みんなで予想しています。

 くっつくなら、親指が上。

 くっつかないなら、親指が下。

こんなアクションで、自分の予想を周囲に示します。

そして、実際に確認する…

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気合い入って、2人がかりでくっつくか、確認してます(笑)

自分の予想と違うときがテンションが上がりますよね。

「なぜ?」「うそでしょ?だって…」

こんな気持ちが、自分の先行知識との葛藤中…いい状態ですね。

 

さて、磁石の次は、水に浮くか沈むか。

これ、意外と磁石だと、ある程度予想が当たっている傾向に

あったみたいですが、水のほうは、結構違う!?

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さっきと同じアイテムで、ご覧のように水槽で確認します。

先ほど同様、今度は、

 水に浮くなら、親指が上。

 水に浮かないない(水槽の底にアイテムがつく)なら、親指が下。

これで、自分の予想を周囲に示します。

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ビンは、空気が入っていると、浮くのですが、

ご覧のとおり、空気を抜けば、沈みますね。

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あちらこちらで、「せーの」と言ってみんなで予想し、

実際に確認して、「あー!」なんて声を出しながら、

楽しそうに自分の仮説を検証していました。

 

最後に、おまけ3つ。

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食べ物3つ。(リンゴ、グレープフルーツ、バナナ)

はい、みなさんの予想は?「せーの」

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えーっと、答えの写真もあるのですが、

あえてここには載せないでおきましょう!

さぁ、みなさん、ぜひご自宅でお試しを!

(もちろん、終わったあと、私がちゃんといただきましたよ(笑))