開智国際大学 教育学部生によるインターンの実施

開智学園の教育の充実が形となっているものの一つとして、

のぞみ小も関わっているのが、開智国際大学教育学部生徒の

学校現場への1年生からのインターンの実施です。

 

日本では、教育現場での経験が

教育実習のみという限られた時間だけで、

大学を卒業後に教員として現場に出ていく皆さんが、

求められる多様なスキルに対し、思うようにならない現実から、

子どもたちを育てる意欲が保てない…

なんてケースもよく見聞きします。

 

そんな中、大学1年生から現場の様子を

じっくりと見ることができる

このインターン制度の取り組みは、

早い段階から実情に触れ、

普段の大学での学びに対するモチベーションが上がり、

大学での授業で充実した理論の獲得につながり、

そして膨らんだイメージの中で現場に入ってくることができる…

という点で、学生にとっても小学校(現場の将来)にとっても

非常に魅力的な活動になります。

 

今回、校長からは、

インターン生は児童の立場で1週間様子を見てほしい」

という声かけがありました。

子どもたちの目線で授業を見ながら、参加しながら、

そして休み時間は子どもたちと遊びながら、

大学生にとっても子どもたちにとっても

満たされた1週間だったようです。

子どもたちにとっては、一緒に活動してくれる人が増え、

休み時間には一緒に遊んでもらい、それはそれは楽しそうで(笑)

ちょっと子どもたちが落ち着かなくなる…

そうすると、子どもたちの気持ちを落ち着かせるのに苦労する…

こんなリアルな様子もインターンの生徒は感じられたのではないでしょうか。

 

目の前のすべてが学びになります。

教員(大人)であろうと、大学生であろうと、小学生(児童)であろうと、

常に現状に満足せず、謙虚に受け入れて成長する姿勢・意欲・態度が

子どもたちを教育する現場に必要なものである…なんて思います。

 

頑張れ、未来の先生たち!