自分の姿を見てもらう日(学校公開日)と学びの先にあるもの
今年度年長のご家庭に見ていただいた授業見学から2週間。
今度は、学校公開日、いわゆる授業参観です。
在校生の保護者の方に、授業の様子を見ていただきました。
こうして在校生の保護者の皆さんが一同に集まる際は、
「全体会」という時間を1時間目に設けて、
学校側からの報告やお願い事などをお伝えしています。
普段の様子、今後の学校の動き、
保護者の皆さんにご協力いただきたいこと、などなど…
日頃は学校だより(学校からの全体に関する情報共有や連絡)
ホーム通信(異学年学級の様子)、学年通信(クラスの学びについて)、
これらを定期的にメール配信しています。
それとは別に、こうしたオンサイトの場での情報共有により、
学校側の考えや、家庭と学校が改めて合わせるべき認識などを
直接確認できる時間も大切だと考えております。
さて、授業に関しては、いつも通りの様子を見てもらうわけですが、
・児童:いいところを見てもらいたいので、はりきってテンション↑
・教員:やはり緊張!?するのは否めず、それはそれでテンション↑
というわけで、いつもより2割ほどテンション増しでしょうか(笑)
望小の学びは、普段の授業の時間を通じて、
「学び方を学ぶ」と言えるのではないでしょうか。
・グループワークでの学び方
・キーコンセプトを使った学び方
・探究型の学びでの学び方
学び方を身につけていくことで、学ぶ内容に対して
自ら興味関心を持ち、疑問を抱き、仮説を立てて、
あーでもないこーでもないと手を動かしたり、調べたり、
そして得られた結果について、自分の仮説と比べて、
なぜなぜなぜとまた考えて、新たに考えたいことにぶつかる…
算数の問題を解くにせよ、国語の物語文の心情理解にせよ、
理科の実験にせよ、社会の学習課題の調査にせよ、
英語で自分の感情を表現するにせよ、もっと言えば、
体育の実技の練習、音楽の演奏の練習、図工の自分の作品作り…
すべてにおいて大切な、自分自身の「学び方」。
学び方を習得することで、覚えるべき必要な知識に対しても、
あとから「自らの意思で」獲得することができる。
その知識を使って、周りと「対話」をしながら、
自分以外の視点を獲得し、概念的に思考することを通じて
「深い」学びを実践し、自分の知識を構築していく…
※望小の子どもたちの「主体的で対話的な深い学び」の実践です。
こうしたスキルの獲得の先にある、
大人になるころの社会の姿と
その社会の中で輝きを放つ子どもたちの成長した姿と…
イメージが膨らみますでしょうか。
ゴールに向かって進んでいく、望小での学びと
子どもたちの成長イメージ。
そんな中での目の前の子どもたちは、
テンションが ↑ の状態で、夢中に日々を過ごしているわけですね★