夏期講習のご紹介②(6年生)

前回の記事では夏期講習で行った授業のうち、

STEMを意識したコンテンツの中からScience(理科)を紹介しました。

 

本日は同じくSTEMを意識した授業である

Engineering(図工)についてお伝えします。

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こちらは、教員が作った見本です。

今回の授業ではこのように、紙粘土を用いた工作を行いました。

 

この取り組みの目的は、工作を楽しむとともに、

身近な断面のイメージを膨らませることです。

見本の工作でも、食パンやサンドイッチの断面が描かれています。

 

 

それでは実際の授業の様子を見ていきましょう。

子どもたちはまず、自由に作りたいものを作っていきました。

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どちらの写真からも、楽しそうに取り組んでいる様子が見てとれます。

 

自分の作りたい形ができたあとは、断面を形成していきました。

使っているのは紙粘土なので、出来上がったものを

切断してみても実際の断面の形にはなっていません。

そこで子どもたちは、普段自分が目にしているものの断面が

どのようであったか考え、断面の色を塗っていきました。

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こちらの写真は完成品の一例ですが、

綺麗にどら焼きの断面を形作ることができました。

 

 

今回の授業では、紙粘土を使って

物の断面を作っていきました。

この取り組みを通じて膨らませた断面のイメージは

算数や理科に活かしていくことができます。

 

望小学校では、物事同士のつながり(Connection)を大切にしています。

ひとつひとつの学びの、

他の学びとのつながりを意識することで、

それぞれの学習に対してより興味・関心を持って

取り組むことができるのです。

この授業を算数や理科に活かしていくように、

日々の体験もまた、様々な学びに活かしていってほしいと思います。