[小6・中1] 117日目にたどり着いた1学期の終わりに…

こんにちは!

7学年(中等1年)担当、峰岸です。

 

先日は、小学校の説明会でお話させていただきました。

小学校から中等教育学校へと続く12年間の学び、

引き続き、PYP・小6、中1共に子どもたちの様子をお伝えする中で、

望を多くの皆さんに知っていただければうれしいです。

 

さて、学校は、7月31日に終業式を迎え、

117日間の1学期が終わりました。

 

1年で一番長い、通常の2学期よりも長かったこの期間。

子どもたちの多くは、本当に「長かった」と感じていたようです。

 

終業式の日のはじめは、各クラスで以下のように過ごしました。

・大掃除 30分

・体育館でクラスの時間 30分

・1学期のReflection 60分

 

その後、Reflectionの時間に話し合ったことを

生徒からから報告する形式で、終業式を行いました。

 

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具体的に各クラスから終業式の場で発表してもらったことは

・2か月間頑張ったオンライン授業のよさ、難しさ(生徒目線)

・クラスの目標・スローガンに対して1学期クラスはどうだったか

・1学期にクラスとしてみんなで取り組んだこと・頑張ったこと

・2学期にクラスとしてみんなで頑張りたいこと・目標

  Project発表会(個人探究・奉仕活動)・フィールドワーク

  体育祭・合唱発表会といった学校行事、定期考査、

  その他にクラス独自で頑張りたいこと などです。

 

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それぞれのクラスの代表児童・生徒がしっかりと話をしてくれました。

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そして、それを受け取る子どもたちはすごく集中している様子でした。

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発表すること、それを受け取ること、どちらも大切なこと。

互いの立場を知るからこそ、雰囲気を作ることができます。

 

そして、その雰囲気を知る場、発表側・聞く側の質を高める場が

「普段の授業」での実践経験に他ならないのです。

 

グループワークは、学び方として意味があるから行うものです。

子どもたちは、「やれと言われるからやっているわけではない」

ということを理解しています。

(理解しているというのは、意識して経験を重ねた結果です)

 

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自分の考えを伝えることで、身につけられる力がある。

相手の考えを聞くことで、自分が得られる知識や考え方がある。

質問を投げかければ、相手は考えを整理できるきっかけになる。

質問力が上がれば、自分自身にも問いかけられて、

考えることができるので、結果的に自分自身の思考力を磨くことができる…

 

その場に応じた学び(探究型・習得型・反復型)を行う理由はここにあります。

それぞれの学び方には意味があり、それぞれによって得られるものが違う。

子どもたちがその時その場にふさわしい学び方を実践することで、

理解を深め、学びの質を向上させることができる。

 

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開智望の学びの根っこにある考え方です。

これらのバランスを意識し、その時の内容にふさわしい授業方法をデザインし、

教員は授業を展開し、子どもたちは楽しみながら深く学んでいくのです。


各クラスの発表からは、1学期の長さと共に、

その中で子どもたちがいろいろなことを考えながら過ごし、

この時代の流れだからこそ成長できた部分があると感じられました。

 

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オンラインの便利さ、難しさ、コミュニケーションの大切さ、

今後2学期に向けてどんな風にクラスとして成長していきたいのか…

 

改めて、Reflection(振り返り)をすることの大切さを感じます。

次への成長に不可欠な、大切な時間であり、

これからも望はしっかりと取り組んでいきます。


1学期終盤の学校生活の様子は、

夏休みに少しずつ紹介したいと思います。

 

9月に開催予定の中等教育学校の学校説明会に向けても、

学校の雰囲気を感じていただければ幸いです。お楽しみに♪