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開智望小学校 日頃の生活のBlog ご案内

開智望小学校に興味関心を持っていただき、ありがとうございます。

 

こちらには、日頃の学校生活の様子を、

写真などとともに、こまめにお伝えできればと思っています。

 

ぜひ、開智望の普段の様子を知るご参考になればと思います。

 

なお、こうした日頃の様子の背景には、

学校として大切にしている教育内容との関連が当然ございます。

そういった、教育の視点からのお話は、

kaichinozomi.hatenablog.com

こちらの方に記載しておりますので、

ぜひ、あわせてご覧いただきますと、学校生活と教育内容の関連を

深くご理解いただけると思います。

 

それでは、開智望小学校を存分にお楽しみください!

【春期学童特別講座①】プログラミング思考の準備

夏期に開始していた学童の子どもたちへの特別の講座。

春期も2回ですが開催することになり、

本日1回目の講座を実施しました。

 

2回を通して、算数から若干プログラミング方向への

学習というか、楽しい時間を通して学びになれば…

と考え、今回は、コンピュータを触るわけではなく、

プログラミングに必要となる思考の訓練。

 

1.思考力を育成する算数の問題

2.成果物のイメージと、小さな手順の積み重ねとなるパターンブロック

3.シーケンス、条件分岐思考の訓練となる空間的なパズル

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自分が解けそうな問題を探してきて、一生懸命に考え…

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前のグループが作った作品を、さらにブラッシュアップしていき…

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この、組み立て方、並べ方の応用を身につけていく快感…

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どれもこれも、将来的に必要となる

プログラミングにおける思考要素とつながっている。

 

…ってそれは、考え方次第で、

どんな勉強も思考要素につながっちゃう!?

 

いずれにしても、子どもたちは楽しみながら、

「自分の思考レベルの限界を広げていく」作業に

夢中になって取り組む充実した時間でした★

 

子どもたちだけの組織の中で…

別途、望発表会に向けた発信は、

このDaily Blogにおいても、

また、本日望小の学びに関していつも発信している

もう1つのブログからも行われています。

HP上の情報と合わせて、ご確認いただき、

足を運んでいただける皆さまは、どうぞお楽しみに★

 

さて、そんな中、少し別の視点からの紹介です。

異学年学級(ホーム)単位で行う今回の劇。

望小はいま、3年生が最上級生。

この3年生が、探究において学んできたことを

どのように劇の制作過程に活かしているかをご紹介します。

 

Unit 5「私たちは未来を選択することができる」

Unit 6「私たちの行動は組織に影響を及ぼす」

どちらのセントラルアイデアを理解する上でも、

この望発表会に向けた劇の制作過程は非常に有効なものでした。

 

自分たちのホームの劇上演後のなりたい姿を未来として描き、

そこに向けて1か月半の間、どのように進んでいくか、

その選択について、毎週振り返りながら、

3年生はホームの軌道を修正してきました。

 

そして、自分たちが発揮するリーダーシップは、

単純に下級生に指示を与えるばかりでなく、

自ら行動し、その様子を示し、周りにいい影響を及ぼし、

組織としてのホームのみんなの力を引き出せる雰囲気を作る…

サーバントリーダーシップ」を発揮するイメージでした。

 

昨日、本番を間近に控えた3年生は、

各ホームで下級生たちに伝えたい気持ち・メッセージを

掲示物として自分たちでつくりました。

勿論、自分の行動が、他の3年生に影響を及ぼすことを意識して。

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※ A2は、下級生に、空いているところにメッセージを書いてもらうそうです。

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※ C2も、空いているところに下級生にメッセージを書いてもらうそうです。

 

昨日1時間かけてつくったこの掲示物を、

今日の朝、各ホームで3年生がメッセージとして下級生に伝えました。

 

こうして、それぞれの組織が、劇の成功という目的、

もっと言えば、その先に見据えたホームの姿を目的に対して、

いよいよ集大成として、明日からの望発表会を迎えます…

避難訓練を終えて

学期末を迎え、様々なことに終わりや振り返りを行う時期になりました。

開智望小学校では二月末に今年度最後の避難訓練を行いました。

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様々なことが起こり得る学校現場では不測の事態に備えて複数の避難場所、避難経路を考えています。

それは児童だけではなく、学校に携わる教職員の認知度や実際に行動をとることで身に付きます。

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自分の身を隠すことも時には必要です。訓練では「もしも」のためにやることをやっておく、大事なことだと感じます。

 

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避難訓練は無事終わり、今回は日頃電車などを通学で使う子どもたちに自分の身を守る方法や手段の実演を行いました

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自分の命は第一に。

この点だけは小さなうちから覚えて損はないですね。

 

そして通学という話を深く掘り下げて、電車の使い方やマナーを振り返りました。

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まだ3年生までしかいない学校ですが、公共の場を使っている自覚、自分たちだけのものではないたくさんの人々が使っている物の使い方を全体で話したことで今までの間違った行動から少しずついい方向に向いていくのではないのでしょうか。

この場で目標として取り扱ったキーワードがあります。

「ごめんなさい・すみません」

簡単に使えるようで咄嗟には出てこない言葉です。

かばんや自分が当たったらごめんなさい。

注意されることがあったらごめんなさい。

 

子どもたちに根付くことを見越して指導を行いました。

 

もし、このブログをみた方で望小の子どもたちに関わった何かに出くわしたら

まず最初の一歩目として謝れていることがありましたら受け入れていただけると嬉しい限りです。

 

それができないと判断されたときには学校の方へ連絡してください。

 

大人の目で子どもを優しく見てあげていただけたらと思い、このブログに書かせていただきます。

 

開智望発表会通信④

このブログ通信も4号目になりましたね。

 

本番まで残すところ10日を切りました。毎日の行動から子どもたちの緊張感が伝わってきます。

 

そんな中、水曜日にはリハーサルを行いました。

本番と同じ時間割の中で未完成ながらやってみて

「本番の舞台はこんな風に見える」「当日はもっとこうできるんじゃないかな」

などの見通しを立てることが目的で行いました。

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自分たちがお客さんであり、演者でありと忙しい時間を過ごしていました。

 

発表当日が劇のGoalであり今日はまだ通過点ということも理解して残りの準備期間を有効活用するのではないでしょうか。

 

今回はネタ晴らしになりかねないので写真だけでお許しください。

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Homeごとにリハーサルの使い方も様々なのでいろんな形の進行度合いがみて取れました。

 

当日参観される方もこのブログをご覧になられているかと思います。

一生懸命やっている子どもたちの姿、見ていただけると嬉しい限りです。

 

次のブログは発表当日の様子、最終号となります。

それではまた。

 

対話をしながら思考を続けられることのすばらしさ

金曜日は3年生の話題が多いのですが、

今日は授業中の子どもたちとのやりとりをご紹介します。

 

3年生、探究、Unit 6 のセントラルアイデア

「私たちの行動は、組織に影響をおよぼす」

 

今回の授業は『組織とは?』を考えました。

 

最近の3年生は、自分の思考を大切にしてほしいのは勿論のこと、

自分たちで学びの場を作ることがようやくうまくなってきたので、

さらに「人の意見が自分の思考を深める手助けとなる」ことを

積極的に働きかけています。

そうすることで、必然的に丁寧に他の人の意見を聞くことになり、

それによって「全員が学びの場に集中して自らを変容させていく」

この空気が自然に自分たちの文化として形成されていくのです。

 

教員「組織って、どんなイメージ?特徴?(Form)」

児童「わるい」「ひみつ」「グループ」

  「なにかをやりきる」「おかね」「人の身体の細胞」

教員「なぜ?(Causation)絶対に悪くないとダメ?」

児童「そうとは限らない」

教員「絶対にひみつなの?」

児童「そういうわけでもないと思う」

児童「なにか計画して、それをみんなでがんばって、最後までやりきる感じ」

教員「なるほど。1人じゃだめ?」

児童「1人はなんかちがう」

教員「2人は?」

児童「2人ならいい」「2人でも足りない」

教員「なんで足りないって感じる?」

児童「みんなの意見を出して何かを決めるとき、2人じゃ足りないかな」

教員「なるほどね。じゃあ、自分のホーム(異学年学級)は組織?」

児童「半分半分」

教員「どういうこと?」

児童「ただ自分の家から学校に来て教室にきただけなら、別に組織じゃない。

   でも、ホームの言葉『One for All, All for One』を意識して、劇づくり

   (今度の望発表会に向けて)を頑張っているときは、組織だと思う。」

教員「なるほどね」

児童「ワンピースで、××(すみません、名前忘れました)は、悪い人なんだけど、

   半分はそれが人を救うことになっていて、いいこと。(Perspective)

   だから、組織が悪いといいは、半分半分」

教員「なるほど」

児童「この前のUnit 5とUnit 6が両方入っている。(Connection)

   自分たちのホームは、劇のシナリオを作って、劇を練習して、

   望発表会で劇を完成させて、自分たちの理想の姿になる。

   それは、未来を目指して選択しているので、Unit 5が入っている。

   そして、この劇をやっている自分たちは、やはり組織だと思う。」

教員「なるほど」

児童「何か新しいものを作ったりするとき、それがばれてはいけないので、

   やはり秘密とかが必要になる。」

  「何かをやるときにお金が必要になる」

教員「そうか。こうやって見てみると、

   みんなの最初のイメージが全部入っているね。」

 

というやりとりを1時間、私のファシリテートのもと、

子どもたちは「互いの意見をきちんと聞きながら」理解を膨らませました。

その結果として、組織は

  「目的を持った生き物(人だけではなさそう)の集まり」

という自分たちなりの思考結果にたどり着いたわけです。

 

どうでしょう。

自分がどんどん手をあげて発信できるのは素敵なこと。

でも、それが、ただ「自分の意見を発表」するだけでは、

あまりアクティブラーニング(主体的な思考)にはなっていない。

別にがやがやするのではなく、一人一人の意見を聞きながら、

自分がその意見を使ってさらに思考して、その結果として

共有してみたいことをみんなに伝え、またそれを道具として

みんなが思考を深めていく…

 

これが、自分たちで作りだした充実した学びの場における

対話的な学びによる探究。

そして、8つのキーコンセプト(かっこで表現)を用いて、

切り口として活用しながら、概念の理解を目指していく…

 

すみません、このやりとり、私がファシリテートとして

対応していたので、写真がまったくありません…

メモをそのまま、リアルに…(気休めに載せました)

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この左側の赤で囲んだ絵の表現が、組織のイメージ。

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開智望発表会通信③

先日は、UnitAの準備の様子をこのBlogを通してお伝えしました。

今回はUnitBの様子をお伝えします。

 

通信①では全体のスタートの様子があったと思いますが、各Unit、Homeごとに進め方や進行度合いはもちろん変わってきます。

 

B1ではシナリオ、台本が完成し役割が決まりました。

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台本を担当してくれていた子どもたちが発表している様子です。

この発表を聞いていた子どもたちの中で

「主人公の心情を表す場面を足してみよう」

「この登場人物の反応面白い」

とよく出来ている物をもっともっとよくしようと発言していました。

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そして配役をきめ練習。

動作を入れ、実際に演じている様子です。

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演じることの難しさを考えながら、発声練習もしました。

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全員が舞台に立って後ろだと「このくらいの声でも聞こえない」とか、

「お腹から声出して」とエールを言っている様子がありました。

 

この後B1は衣装・道具作りに入る予定です。

 

B2では衣装作りが大詰めを迎えています。

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自分の衣装、仲間の衣装を作り、見せ合いをして助け合いを大切に作業していました。

望小の探究ではKey Conceptsがありますが衣装づくりでは

「Form=形を意識する」として自分の役にあった形を着たり脱いだりを繰り返しながら作っていました。

「Perspective=視点を意識する」として他人の衣装を見てアドバイスや立った時の様子、座ったりしゃがんだりしているときの様子を教えあっていました。

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そんな意識をしながら(児童がそこまで気づけてるかはわかりませんが...笑)様々なものを上手く使って小道具も作っています。

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ただ意識よりもこういう活動って楽しいという風になります。一緒にやってる大人もやはり楽しいものですから子どもはもっと楽しんじゃいます。自然とにこにこ!(^^)!

 

教員も子どもたちにいい演技をしてもらいたい、素晴らしい劇をやり遂げようと頑張っております。特にHome担任はそうです。

 

残すところ約三週間、UnitBは笑顔絶やさず準備していければと思います。

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