開智望小学校 日頃の生活のBlog ご案内

開智望小学校に興味関心を持っていただき、ありがとうございます。

 

こちらには、日頃の学校生活の様子を、

写真などとともに、こまめにお伝えできればと思っています。

 

ぜひ、開智望の普段の様子を知るご参考になればと思います。

 

なお、こうした日頃の様子の背景には、

学校として大切にしている教育内容との関連が当然ございます。

そういった、教育の視点からのお話は、

kaichinozomi.hatenablog.com

こちらの方に記載しておりますので、

ぜひ、あわせてご覧いただきますと、学校生活と教育内容の関連を

深くご理解いただけると思います。

 

それでは、開智望小学校を存分にお楽しみください!

4年生 浜松フィールドワーク 2日目

今日は雨が上がりました!

明日からまた雨の予報なので、貴重な天候の中、

本格的に浜松の産業に触れて、

概念的に考える過程を繰り返していきます。

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最初に訪れたのは、楽器博物館。

たくさんの楽器、世界各地の楽器、日本の楽器の変遷、

実際に目にし、音を聴きながら、子どもたちは「取材」しました。

限られた時間の中で、24名が一人ひとり個人で回り、

自分の目、耳で、楽器から得られる情報を獲得しました。

できるならば、素材から日本の楽器との共通点を考えたり、

形の類似性から、国をまたぐ移動の繋がりを考えたり…

キーコンセプトを意識した思考につなげていきます。

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次に訪れたのは「二橋染工場」

ここは、子どもたちも完全に圧倒されていました。

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必ずしも広いとは言えない工場の中。

そんな中を圧倒的な技術を持った職人たちが、

手作業で、1つひとつ丁寧に仕事をしていました。

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これには、子どもたちも目が釘付け。

そして代表の方は、たくさんの話を

こどもたちにしてくださいました。

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子どもたちの質問のレベルもそれぞれ。

そんな様子の中、望小の学びのイメージとしては、

・キーコンセプトを意識した疑問を持つことで、

 セントラルアイデアの理解を深められる。

・また、その話題について考える中で、

 少し上位概念として理解することができると、

 他のトピック(今回の場合は他の産業)にも

 同じ考え方を適用して考えられるようになる。

こんなことを子どもたちができるように、

私たち教員がファシリテートしていくわけです。

 

疑問のレベルが高いとこちらが考えるのは、

上記のようなことにつながっている疑問です。

訪問した先に特化した、限定的で唐突な質問は、

そういう意味で言うと、

自分たちの思考の手助けになりません。

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昼は、ガーデンパークで休憩。

唯一の雨が降ってない日(になりそう)なので、

私は子どもたちと、芝生の上を全力でおにごっこ。

相当遠くまでダッシュして追いかけました(汗)

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午後の最初は、静岡濾布へ。

和紙でできたタオル…なんだか丈夫さを疑いますね。

そんな疑いに対して、生産者が考えたアプローチとして、

子どもたちも染める体験を行いました。

こうした生産者のストーリーにも、キーコンセプトを用いて迫れます。

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子どもたちは、自分たちの体験で、

自分だけのオリジナルのタオルの柄ができて満足。

なんと、早速今日のホテルでの入浴時に使っている子も。

「かなり気持ちよかった!」と自慢げに語られました(笑)

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最後は、うなぎパイファクトリー。

食べ物好きな児童はものすっごくテンションが上がり、

謎の期待値をもって、工場を見学。

今日の中では一番工場のようだったかもしれません。

こうした工場の様子を細かく見ることで、

そこに使われている機械、手作業とのすみわけ、

やはり気がつくことはたくさんあるわけです。

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このような1日の流れにおいて、

子どもたちの思考すべてのベースとなるのが、

「Key Concepts(キーコンセプト)」となるわけです。

これを中心にした、のぞみ小での探究的な学びが、

いま、浜松でもばっちり展開されています★

 

夜、みっちり1時間30分、振り返り。充実。

ばっちり疲労し、そしていま、子どもたちは夢の中…

4年生 浜松フィールドワーク 1日目

久しぶりの投稿が続いていますが、

あいにくの天候の中、現在最上級生の4年生が、

今日17日から4日間、フィールドワーク(宿泊学習行事)で

静岡県浜松市に来ています。

その様子を、少しご覧いただこうと思います。

 

のぞみ小のフィールドワークなどの宿泊学習行事は、

他校と比較した大きな違いの一つに、

事前学習の量があげられます。

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9月から、探究の授業で、

「生産活動は人々をつなぐ」

というセントラルアイデアのもと、

グループワークを中心に、浜松の産業について

キーコンセプトを用いながら学習を進めてきました。

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そして、40ページにおよぶワークシートを準備し、

これまでの学習で作成したマインドマップを貼り、

現地で見たり聞いたりするための万全の準備の上、

こちらにやってきました。

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新幹線は、4年生らしく楽しみながら、いざ、浜松へ!

 

今日は日中はずっと雨でした。

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昼食後、浜松城公園で、浜松城の歴史のお話を聞き、

浜松城から浜松市街を見わたしました。

 

子どもたちは、歴史の学習をしていたわけではありません。

産業の学習にほとんど時間を費やしていましたので、

話を聞いても、歴史に興味がある子どもたちしか、

その場の話ではついていけなかったかもしれません。

しかし…

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浜松城公園に行った後、会議室で、

現地の観光ボランティアの会の方に

浜松の産業に関わる基本的な情報をお話しいただきました。

 

これらを合わせて、夜、ホテルで振り返りを行うと…

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浜松城と言えば、徳川家康

有名な戦いの一つのステージ、三方原台地。

それは天竜川によってできた台地。

(昨年のフィールドワークで川の水の働きを学んでいる)

水はけがよいこの土地、米づくりには不向き、

(昨年のフィールドワークで米づくりに適した土地を学んでいる)

そんな中、野菜を作ろうとしたり、綿花を作り、

そこからものづくりへとストーリーが展開し…

(昨年の探究で、物語についても学んでいる)

そこには技術が絡んでいたり…

(昨年の探究で、技術は知識の組み合わせで発展すると学んでいる)

 

そう、すべての学びはどんどんつながっていくのです。

子どもたちは、さすがに今日は疲れたようで、

はやく寝たそう…寝て翌日万全にするのも、

1学期の探究で、「健康は努力で維持される」と学んでいる…

もう、日々の生活から、すべてが学びとつながっているのです。

あ、食事はビュッフェ形式で、テンションが上がり、

食事も健康のために必要だと張り切っていました(笑)

 

さ、明日からは、本格的に浜松の産業に触れていきます。

また、明日の様子をお伝えします!

親子スポーツイベント

10月9日(月)体育の日、のぞみクラブ「スポーツ教室」でご指導いただいているリーフラス株式会社主催の親子スポーツイベントが開催され、多くの方が参加してくれました♪

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話を聞く姿勢もバッチリ!!

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子どもたちはもちろんのこと、保護者の方もけがをしないように一緒になって体操していました。

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【体を支える運動】

最後まで崩れないようにできたかな?

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保護者の方も倒れないように頑張っていました!

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【サッカー】

プロサッカー選手に負けないボレーシュート

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上手にドリブルできたね!!

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【バスケットボール】

ドリブルもとても上手にできています!!

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ドリブルリレーやミニゲームで親子対決!!   とても白熱したものとなりました♪

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休憩時間も先生たちと鬼ごっこ!! 疲れることを知りませんね(笑)

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最後は、親子合同3チームに分かれリレーで勝負!! パパ・ママも一生懸命走りました。

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大盛り上がりの結果発表!!

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保護者の方と一緒にスポーツをしている子どもたちの表情はとても幸せそうでした。

今回の親子スポーツイベントを開催してくださったリーフラス株式会社の先生方、本当にありがとうございました。最後にお話しいただいた「勝負だけにこだわらずにスポーツを楽しんでほしい」という言葉の通り、みんな笑顔でイベントを終えることができました。

普段の学校生活では見ることのできない親子の絆を感じ、とても温かみのある雰囲気で有意義な時間を過ごすことができました。

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のぞみ世界的ファッションショー(NWF)

 望小学校の2年生は探究を通してコミュニティについての学びを行っています。

このブログをご覧のみなさんはコミュニティと言われたら何を想像しますか?

 

仲間や集団、共通点のある集まりなどでしょうか。

子どもたちはコミュニティに属する工夫を考えていました。

 

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 unit3では、「コミュニティは、価値や信念を共有している」というセントラルアイディアのもと、探究を進めています。

コミュニティに所属していることを表すための工夫として、「服」があります。

 そのためLOI1では、衣服・制服の分類活動を行いました。グループで持ち寄った服カードを分類しながら、「遊ぶ時や仕事に行く時、学校に行く時で着る服が違う!」ことに気が付き、「着る時、着る場所、場合(TPO)によって、着る服が違う」ということを捉えました。

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学校の制服も季節によって着こなしが変わりますね。

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 上でも書いた通り、コミュニティと服は密接に関係しています。その関係が顕著に見えてくるのが、民族衣装です。その土地に住む人々が、様々な思いを込めながら受け継いでいる民族衣装を探究することで、「コミュニティは、価値や信念を共有している」ということに迫っていきます。

 そのためLOI2は民族衣装について探究をしていきますが、その導入として、927日に「世界的ファッションショー」と題してJICAや埼玉県国際交流協会の協力のもと、世界数か国の民族衣装のファッションショーを開催しました。

 

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モデル役となった児童は思い思いのポーズをしつつ楽しみながらも、着た感想をほかの児童に話していました。

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ここから先は、民族衣装を着た(あるいは見た)経験を活かしながら、その国がどのような文化や信念をもった地域なのか、そこで着られている民族衣装にはどんな価値が込めれらているのか、地域と民族衣装を様々観点から深めていきます。

 

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 この後LOI3では、自分たちの所属するコミュニティ「クラス」について探究しています。クラスがどのような価値や信念をもっているのかを見つめなおし、それを表現するためにどのような方法を取っていくのか

2年生全員で考えていきます。

 

夏期学童にきてくれた子どもたちの様子を紹介

長い夏休みが終わりました。

今年も夏期学童をたくさんの子どもたちが利用し、

多い日ではなんと90名以上参加しました!!

今回は、その一番多かった日の様子をお伝えします。

 

普段はオープンスペースで過ごしているのですが、

この日は食堂でみんな一緒に勉強会を実施。

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かなりの人数なので、

「うるさくなるかな?」

と思っていましたが、

自分のやるべきことを静かに取り組めていました!

 

夏休み終了間際…まさかまだ、宿題を…

なんて心配もしましたが、こどもたちは、

自宅から宿題ではなく、自分のために学習するものを

持ってきている子がほとんど。

学校の宿題が終わっているようで一安心。

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自ら進んで取り組む姿勢は成長の証!!

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開智国際大学の学生が指導員として

夏期学童を手伝ってくれて、子どもたちは、

サポートを受けながら学習を進めていました。

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普段、なかなか関わることのない大学生と過ごせたのが

とても嬉しかったようです。

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大学生の方たちからも

「また開智のぞみ小学校の子どもたちと過ごしたい!」

という言葉をいただきました。

多くの大学生のお兄さん、お姉さんと過ごしたことも

子どもたちの夏の良い思い出となったようです。

【夏期学童特別講座】プログラミングにふれてみよう

夏休み、いよいよ残すところもわずか。

ブログでお伝えしてきた学童の特別講座も、

この夏最終回となりました。

今回の参加者は、なんと85名!

いやいや、このメンバー、多い…

でも本当に、うれしい限りです。

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先週の予告に続き、プログラミングについて学びます。

環境を準備したコンピュータルームを使う子どもたち、

みんな、期待に胸をふくらまし、高いテンションの中、

落ち着いて取り組むように促す私…

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と思っていましたが、やはり子どもたちは、興味津々!

どちらかというと、話も聞かずに夢中になるくらい…

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これだけの参加者で、時間が限られてしまったので、

プログラミングについて、どうして必要なのか(Causation)

またどんなことがうれしいことなのか(Function)、などは、

もともと予定していたことすべてにはたどり着きませんでしたが、

これから、プログラミングにどんどん触れていくための

動機づけとしては、いい時間を提供できたと思います。

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実際に使った素材は「Minecraft」。

世間的にはゲームとしての要素が強いですが、

海外や、国内の小学校でも教材として活用されており、

のぞみ小でも「Scratch」というプログラミングソフトと連携して、

こつこつ自分たちで作らなければいけないものを、

ちょっとしたコードで一気に作れるよさを理解しながら、

楽しくどんどん吸収し、ものづくり、そしてプログラミング、

たくさん学んでほしいと思います。

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自分から進んで自分のペースで学べる「主体的」

自然に子どもたち同士て、やり方を教える「対話的」

その中で、子どもたちが今後の世の中の流れの中で、

どのようなことを学んでいくのか「深い学び」

私たち大人がファシリテータとして、子どもたちの成長を

促していければと思います。

 

また、実は2時間の講座の中で、

1時間はコンピュータルームで学びましたが、

もう1時間は…

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体育館でプログラミングを学ぶ!

いやー、ちょっと暑すぎました(汗)

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運動会で踊ったダンスを振り返り、

それに使われる音楽を聞き、

実は、音楽やダンスは、

順番に、小さな塊をパターンとして、

そして繰り返しを使いながら構成されている…

こんなことを気づかせていきました。

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そして、自分たちで、じゃあ別の音楽を使って、

動きの小さなパターンを組み合わせて、順序を決め、

そして繰り返しも使いながら、

ダンスを考えてもらいました。

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 世の中の様々なことが、こうした考え方を

あちらこちらで応用されています。

子どもたちがこうした見方、考え方を

(プログラミング思考と言える部分でもあります)

自分たちで意識しながら使えるようになってくると、

子どもたちの思考の幅が広がり、

プログラミングだけでなく、多くの場で活用できます。

 

今後も、プログラミング教育の様子は

この場でもお伝えしていきます。