[PYP]1年生の遊びと学び

こんにちは。

1年生担任の板羽です。

 

今回は、1年生の国語と算数の授業の様子を紹介します。

 

低学年の子どもたちは、遊ぶことが大好きです。

そんな子どもたちの休み時間の様子を見てみると、

オリジナルの遊びをつくり出したり、

より楽しくするための工夫を考えたりと、実に探究的です。

 

低学年のうちは、遊びが学びと直結していると言っても過言ではありません。

そこで、のぞみ小の1年生では、

学習活動の中に遊びの要素を取り入れることを大切にしています。

 

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例えば、国語で上位語と下位語(くだもの→りんご、バナナ…等)を

学んだときには、お店屋さんごっこをします。

 

何屋さんにするかを考えたり、商品カードを作ったりする中で、

分類の概念を自然と理解することができ、

分類される物の名前をたくさんアウトプットすることができます。

 

また、お店屋さんとお客さんに分かれてお買い物ごっこをすると、

場面に応じた台詞を言う必要があるため、

日常に直結した語彙を増やしていくことにつながります。

 

さらに、金額に応じて画用紙で作ったお金で支払いを行うため、

自然と算数の内容を学ぶことができます。

 

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次は、算数の「広さくらべ」の学習の一場面です。

じゃんけんで勝った方が1マス色を塗るという

シンプルな陣取りゲームですが、

単位を用いた広さくらべを楽しみながら学ぶことができます。

 

授業が終わっても、雨の日の休み時間などに白熱する様子が見られ、

マス目を増やしたり、参加人数を増やしたりして工夫しながら

遊び続けているようです。

 

これからも、「楽しみながら自然に無理なく」を

コンセプトにした学びを続けていきます。