【教員研修】自ら学び続けることでわかる学習者の視点
27日(月)、28日(火)は、私たち教員の研修を実施しました。
(これまた夢中すぎて、写真撮らず…すみません(涙))
27日は、「英語/UOI」「国語」「算数」に分かれ、
それぞれ教科の学びを深めるために、互いに学びあいました。
教科を横断する学びとしてベースになる探究(UOI)、
子どもたちが思考をするうえで大切になる言語(国語)、
日本の優れた指導要領を大切にしつつ力をつけたいし思考力(算数)
それぞれのグループで、基本となる部分、実践的な部分、
現場での課題、目指すべき方向性などを意識・共有しつつ、
じっくりと時間をとって学びあいました。
28日は、探究型の学びを深める取り組みになりうる「哲学対話」の研修。
学校の授業の中にカリキュラムとして取り入れる動きを
埼玉の開智中高一貫部で進め始めてから6年。
世間で哲学対話を教育に取り入れる事例が最近は非常に増えています。
答えがない問いに対して、じっくり考える時間を確保する。
ボールを持った人のみが話し、その考えをじっくり聞き、
自分が話さなければいけないということもなく、
安心安全な場の中で、楽しく集中して考えに没頭する…
「幸せを感じるのはどんなときか?」
「おなかがすいたら泥棒してもいいのか?」
「ロボットに心はあるのか?」
「けんかはわるいものなのか?」
こうした問い(自然科学の問いとはまた少し違いますね)に対して、
じっくりと考えていきます。
こうした対話を用いた学習は、私たち望小の学びとは
親和性が高く(やみくもに使えばいいというわけではない)、
主体的で対話的な深い学びにおいても、
その深い学びに大きな役割を果たしてくれるのではないでしょうか。
私たちが実践できる場は、異学年のホームでの道徳、クラスでの探究、
勿論国語や社会など、教科の学びでも、たくさんあると思います。
そして、小学生だからこそ、こうした場を自然に作ることができ、
安心安全な場を作り、自分たちでじっくりと学べる可能性を秘めています。
今後、哲学対話の実践も、紹介していきたいとも思います!
当日の様子を写真で撮らなかったことを本当に後悔…
考えることに全員が参加して没頭してしまったので、ごめんなさい…
そして、自ら学ぶことで、子どもたちがどのように学んでいるのか、
その気持ちを理解でき、どのように子どもたちの学びを「支援」できるのか、
教えるのではなく、学びを支えていくことを磨いていきたいですね!
それを、学校でも、ご家庭でも、一体となって支えられれば本当に素晴らしい!