1年生 エクスカーション・探究

 

先週の火曜日に秋のエクスカーションに行きました。

1年生は、「つくばエキスポセンター」で、光について学習しました。

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子どもたちはすでに、無数にある光の色のうち、赤(Red)緑(Green)青(Blue)の3色を、目に見える光の中での最も基本の色として「光の三原色」と呼ぶということを学習しています。わずか3つの色の組み合わせで、この世に存在するほとんど全ての色を作り出すことができると知ったあと、ある児童が家に帰ってテレビのディスプレイに虫眼鏡を当ててみたそうです。

「本当に3色が見えたんだよ!」

と子どもたちから話を聞くと、学校で学んだことが家庭での学びにつながっているのだなと嬉しくなりました。

 

さらに、光には色々な種類があり、生き物によっては光のとらえ方が異なるという学習もしました。

 

それらの知識をもとに「エキスポセンター」に行ってみると・・・?

「赤・青・緑の3つの色の光を合わせると本当に白になったよ!」

「光の電話というものがあったけど、それはどうやってできているのか知りたいな」

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プラネタリウムに行ったことで、

「もし、街中にある光を消して空を見上げると、思ったよりたくさんの星が見えることがわかったよ」

「星によって、光の強さが違うということを初めて知ったよ」

「月の中に見える生き物は、国によって違うんだね」

など、星についての学習もできました。

帰ってきた後も、子どもたちは興味を持ったことをたくさん話してくれました。

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今後、探究では「光」というものを科学的に捉えていくのではなく、「光」という漢字の成り立ちや、意味、光を使った言葉(栄光や希望の光など)を学習していく中で、私たちが「光」に対して持つイメージなどを深めていきたいと思います。

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さらには、技術の進歩で光が私たちの生活により身近になったことで、私たちの生活は大きく変わってきたということ、「光は我々が生きていく上にはかかせないものだ」ということを子どもたちには理解してほしいと思っています。

 

 

秋のエクスカーション 2年生

2年生は秋のエクスカーションで、

水海道浄水場ときぬ総合公園に行ってきました。

 

水海道浄水場では、DVDを鑑賞した後、

職員さんが水をきれいにする仕組みを教えて下さり、

実際に水をきれいにする様子を実演して下さいました。

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この濁った川の水が最後には、

こんなにきれいになるんだよと見せて下さり、

子どもたちからは歓声があがりました。

 

質問コーナーのあとには、

施設内を見学させていただきました。

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様々なプロセスを経て、どんどんきれいになる水に大興奮。 

 

 

 

浄水場見学のあとには、きぬ総合公園に移動。

お弁当を食べてから思いっきり遊びました。

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レクリエーションはユニットごとに

子どもたち自信が考えた遊びです。

 

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Bユニットは、宝探し×足し算のゲーム。

様々な場所に隠されたトランプを見つけ、

その数を足して得点を競います。

 

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Aユニットはオリジナルしっぽ取り。

王様と王女様のしっぽは特別で、ゲットするとたくさん特典がもらえます。

 

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Cユニットは、王様ドッジボール

王様に当てたら試合終了になってしまうので、

戦略が問われます。

 

当日は、とても良いお天気で、

浄水場でも公園でも、みんな元気に楽しく活動することができました。

 

ウィンタースクールでも

思いっきり遊び、じっくり学ぶ姿を見せてくれることを

楽しみにしています。

 

少し複雑な構造ですが…

学校は、この1週間(21日、24日、25日、28日)で

保護者面談を実施しています。

 

今年度は、2回目となる面談。

望小の異学年学級の構造から、その実施方法もやや特殊です。

 

春の面談(6月上旬)では、子どもたちの生活面を中心に

面談を行うため、異学年学級(つまりホーム)の

担任の先生が面談を行いました。

 

そして、今回の面談(11月下旬)では、

生活面も勿論ありますが、子どもたちの学びの面を中心に

面談を行うため、授業クラス(つまり探究)の

担任の先生が面談を行っています。

 

小学校であれば、担任の先生がほとんどの授業を見て、

その子の様子を把握していく流れになりますが、

学びの面では、科目によって先生が異なるので、

複数の先生が子どもたちの様子をとらえることができます。

 

ご家庭と学校が一体となって子どもたちを後押しできる環境…

日々、子どもたちとともに学校も成長していきます。

(今回は、写真がなくて申し訳ありません…)

ロボットアイディアコンテスト受賞!!

デイリーブログでもおなじみアフタースクールの

ロボットスクール!

 

そのロボットスクールに通う児童が

個人的に応募した

ロボットアイディアコンテストで入賞しました!

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コンテストで見事優秀賞を勝ち取ったのがこの作品。

名付けて 『レスキューカブトムシロボ』 !!

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災害現場で活躍するカブトムシ型のロボットです!

ロボットスクールで使用しているキットで

オリジナルの試作品まで作っている大作です。

 

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担任の先生との交換日記に

受賞の喜びを語ってくれ、授賞式でもらったピカピカの

賞状もみせてくれました!

 

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 本当におめでとうございます!!

これからもアフタースクールでのロボット制作頑張って下さいね!!

 

子どもたちのロボット組立て技術が

めきめき上達していくさまをみて、

教員も胸躍る月曜日のロボットスクールです^^

きれいな字を書くには??

子どものころ、親や身近な人の字を見て

「こんな風に字をきれいに書いてみたいな」

「どうやったら字がうまくなるの?」

 

と考えたこと、ありますよね??

 

1Bの児童は国語の時間で

「字をきれいに書くコツを考える」

この目的をもって授業を行っています。

 

子どもたちが考えたことは

 

1.机の上はきれいな状態で書く準備をする

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当たり前のことですが、児童たちではまだ当たり前ではない、大事なことですよね。

このことに気づいた児童は消しカスがない状態を机の上に作っていました。

 

2.姿勢は正しく

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「足はぺったん、背中はピンッ」

この合言葉は教科書にも載っています。

姿勢が大事と気づいた児童は、この合言葉を一生懸命実行していました。

その姿勢を作ることで自然と左手で紙を押さえることができるようになったといっていました。

 

3.書くときは集中しよう

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集中して行うことが何よりも大事ですね。

これに気づいた児童たちはおしゃべりをせず、集中して行えていました。

 

 

小学校1年生では気づいてても実行しきれない部分もあります。

ですが自分たちで気づけたことが何よりもの収穫です。

今後は他のクラスの1年生にも

「僕たち、私たちはこんなことを頑張ったよ、だからみんなでも実践してみて」

と発信していきたいと言っていました。

 

1年生全体がこの意識を持つようになるといいですね。

授業を公開するということ

16日(水)は、学校公開日。

保護者の皆さまに授業を見てもらう日でした。

 

子どもたちにとっては、自分の頑張っている姿を

見てもらえるチャンスということで、

結構テンションが上がるんですよね(笑)

 

すごく個性あふれる授業があちらこちらで見られます。

実際のところ、別に学校公開日に限らず、

普段から探究的な学びを取り入れていることからも、

別にあちらこちらで様々な授業が展開されていること自体

何の違和感もないのですが、でも、やはりこの日は

多くの大人が教室に入り、少し雰囲気はかわります。

 

熱演中★

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思考中…

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コラボ中!

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はい、コラボというか、保護者の方に読み聞かせをお願いし、

それを眺める教員(私)。

手抜きですね…いや、違います(笑)

 

授業を公開することで、子どもたちにとっても、

保護者の皆さんにとっても、そして教員にとっても

有意義な時間であることは間違いなく、

こうした時間の積み重ねで、学校という場で、

子どもたちを中心として、一体となって成長していくのです。

 

頑張った子どもたち、午後の授業がへとへとだったことは、

…想像がつきますね(笑)

芸術鑑賞会

11月11日、芸術鑑賞会が開催されました。

今年度の芸術鑑賞会では、プロの音楽家の方々が

子どもたちのために楽曲を演奏して下さいました。

 

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作曲:Babiさん(写真左)

歌:岩松桃子さん(写真中央)

サックス:大石俊太郎さん(写真右)

による演奏会です。

 

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 Babiさん(写真左)は、ユニクロハーゲンダッツ、明治などなど

様々なCMの楽曲を手掛けており、

CDアルバムもリリースされています。

 

Babiさんのセカンドアルバム(クリックで詳細が見れます。)

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プログラムは望小学校の子どもたちのために特別に

構成して下さったもので、

投影資料もこの日のためにわざわざ

プロのイラストレーターの方に描いていただいたものだそうです!f:id:kaichinozomi:20161117105448j:plain

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こどもたちも真剣な表情でステージを見つめています。

 

 

 

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様々な楽曲の演奏だけでなく、

Babiさんのお仕事の紹介やどのように作曲をしているのか、

また岩松さんが歌声をどのように変化させるのかなど

音楽作りの仕組みについてもお話して下さいました。

 

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サックス奏者の大石俊太郎さんが

実際に2種類のサックスを演奏して、

サックスという楽器の歴史や

楽器の大きさと音の高さの関係などFormとFunctionに関わる

お話もして下さいました。

 

 

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オリジナルの映像と音楽に、生演奏を足すことで、

音楽がどんな風に変化するか?

子どもたちに、映像と朗読、録音と生演奏の

融合と変化を感じてもらうことができました。

 

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みんな食い入るようにステージを見つめ、

手拍子したり、演奏後に満面の笑顔で拍手を送っていました。

 

 

 

また、作曲は実は身近なものでもできる!

日常の様々なものが音楽になる!

というBabiさんのメッセージから

野菜を切る音を使って、子どもたちも音楽づくりに参加しました。

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最後には、子どもたちが感謝の気持ちを述べて、

御礼の花束をお渡ししました。

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鑑賞会終了後のふりかえりでは、

こどもたち一人一人が一生懸命、Babiさんたちへ

感想のお手紙を書いていました。

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ピアノやヴァイオリンを習う子も多く、

音楽が大好きな望小学校の子どもたち。

 

きっと心に残る芸術鑑賞会になったと思います。

 

Babiさんをはじめとする5名のアーティストの方々、

本当にどうもありがとうございました。