【5年生】Exhibition

今回は3/2(土)に行われたExhibitionについてお知らせします。

Exhibitionとは5年間の望小学校での学びの集大成を発表する行事です。

PYPの最高学年である5年生は約半年前からExhibitionの準備を進めてきました。

自分の学びのテーマを設定し、

仮説、検証を行い、最終的なセントラルアイディアまで自分たちで考えました。

自然科学を扱ったテーマの児童もいれば、感情や表現を扱ったテーマの児童もいて

まさに5年間の学びの集大成の場となりました。

本人の興味関心と学び続けてきたことを自分たちで一からまとめ、

一人ひとりのブースでプレゼンテーションをしました。

 

Exhibitionの準備をしてきたのは5年生だけではありません。

1〜4年生も卒業年度を見越すために

日頃の授業から少しずつExhibitionの意識をしています。

探究の授業では日頃のまとめを模造紙などにまとめています。

また1~4年生の異学年学級の時間では、

装飾をつくり会場を飾ることでExhibitionを盛り上げました。

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Exhibition当日、

盛大な拍手とともに発表がスタートしました!

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1~4年生は5年生の精いっぱいの発表を聞かせてもらいました。

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見学された方も発表の質の高さに驚いていました。

これからも5年生の一層の活躍に期待しています。

インプロワークショップ(即興演劇)

インプロってなんだろう。

少し緊張しながらワークショップの授業が始まりました。

今回、5年生は探究の時間に

IMPRO KIDS TOKYOという団体の講師の方をお招きして

インプロワークショップを行いました。

 

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インプロワークショップとは即興演劇といって

役も脚本も決まっていない中、

お互いの中から生まれたアイディアを受け入れ合い、

今まで誰も見たことのない新しい物語を紡いでいく演劇のことです。

もともとは役者のトレーニングで行われていました。

 

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今回の授業の目的は

協力するために

「相手のために行動すること」と

「変化すること」について考えながら理解してもらうことです。

 

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実際にグループで様々なインプロを行いました。

アイディアが中々出ない時でも

まずは飛び出して「行動してみる」ことを大切にしました。

また相手の行動に合わせて「自分が変化する」ことを

自分たちがやっていく中で感じ取っていました。

 

これからの学校生活でも協力すること、失敗を恐れずに挑戦することを

大切にしていきたいですね。

IMPRO KIDS TOKYO - ホーム | Facebook

improkidstokyo.com



第3回学校公開日のご紹介

2月16日(土)に第3回学校公開日がありました。

今回は2時間目「ホーム活動」の様子をお知らせします。

 

望小学校には「ホーム活動」という異学年交流の時間があります。

そこでAユニットでは、公開日の2時間目にA1,A2,A3,A4合同で公開授業を行いました。

テーマは「みんなのやる気を引き出す場づくり」です。

 

まずは、教育心理学学習心理学を専門とする教員のファシリテートで、

子どもも大人もみんなで学習理論を学びます。

 

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学習理論を少しだけ抜粋します。

・やる気は「人の中」にではなく「場の中」

・やりたくなさ = リスク(不安・ドキドキ)

・ドキドキをわくわくに

・生きるということ = アンサンブル

 

学習理論を学んだあとに、インプロ(即興)ゲームを通じて、

参加者全員でアンサンブルを体験しました。

1番盛り上がったのは、最後にやったインプロ俳句です。

1文字か2文字を画用紙に書いて隣の人に繋ぎます。

 

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言葉を繋いでいきながら、五七五の俳句を参加者みんなで完成させます。

季節の情景を詠んだグループもあれば、

保護者へ感謝の気持ちを伝えたグループもありました。

「つきあかり うさぎよろこぶ おもちつき」

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「ありがとう じゅぎょうさんかん でてくれて!」

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完成するまでどうなるかわからない「ドキドキ」を「わくわく」に変えながら、

楽しく取り組むことができました。

 

終了後に、参加された保護者の皆様からいただいた感想を少しだけご紹介します。

・学びがリスクテイクとか、やる気は場に発生するとか、

子供と向き合うときや自分の職場でも意識して活動してみようと思います。

・知識を単に吸収するのではなくて、

根底となる意欲の向上にアプローチするのがとても参考になった。

・全員参加型の授業は、大人も学校の環境についてとてもよく理解できました。

・理論を伝えつつ、子どもたちにもわかりやすいようにかみ砕いて伝える方法、

大変感動しました。

「リスクをサポート」の意識が自らの職場にももっと浸透させなければ、

と身に染みました。

・10歳という年齢時においても、

物の捉え方・考え方の幅が広がる教え方を実践されていると実感しました。

 

授業に参加するみんなでつくりあげるのが、望小学校の学びだと考えています。

Cユニットサッカー大会

今回はCユニットの様子をお知らせ致します。

 

2月15日金曜日の5、6時間目、

Cユニットではサッカー大会が行われました。

 

3学期のCユニット全体のイベントとして、

3Cの子どもたちが計画をしてくれました。

 

総当たり戦で、

C1とC2

C3とC4

C1とC3

C2とC4

C1とC4

C2とC3

という順番で、各ホーム3試合ずつ戦いました。

寒い中、何度か練習試合を重ねながら、

みんなが楽しめるように、色々と工夫を重ね、次のようなルールにしました。

①1試合7分ずつで、

前半3分と後半4分という試合にしたこと

 

②前半には1、2年生が11人

 後半には3、5年生が12人

出場することにしたこと

(ホーム全員で戦うと人数が多すぎて大混乱するので・・・)

 

③前半はボールを1こに、

 後半はボールを2こにしたこと

他にも細かいルールを3年生が一生懸命考えてくれました。

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開会式の様子です。

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試合前には、元気よく挨拶をしました。

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全力でボールを追いました。

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応援団ができているホームもありました。

 

試合結果!!

優勝は、C2でした。

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表彰式で、賞状をもらうC2代表の1年生。

みんな満面の笑顔でいっぱいでした。

 

とても楽しいサッカー大会になりました。

【4年生】守谷市長へのインタビュー

4年生の探究の時間に

守谷の街の発展について調べました。

学習の中で、守谷市長の松丸さんに

望小学校にお越しいただいて

インタビューを行いました。

そこでは

「守谷を住みよい街にする為の工夫について」

つくばエクスプレスが開通して便利になったこと」

「どのように守谷市の人口を増やしたか」

などといった質問に答えていただきました。

 

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インタビューの後守谷市役所に行きました。

議場の見学をさせていただき

市をよりよくするためにどのような

話し合いをしているかの話を聞きました。

 

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子どもたちはこのインタビュー後に

守谷だけでなく江戸時代の江戸と大阪の町の共通点や

過去と現在で変化した所について学習をします。

 

今回のインタビューを通して様々な町や都市への

学びを深めていってほしいですね。

【2年生】ウィンタースクール

新幹線を降りた2年生たちは、一面の銀世界に迎えられました。

一泊二日の宿泊行事、ウィンタースクールの始まりです。

 

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六日町駅へ向かう電車の中で繰り広げられる会話は、

車窓から見える、雪国特有の屋根や道端のポールについて。

バスに乗り換えてからも、融雪溝や縦型の信号機など、珍しいものに大興奮です。

 

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事前学習で感じた疑問を解決するべく、

検証のために訪れたのですが、街を歩くだけで新たな疑問が次々と生まれます。

「耐雪式、融雪式、自然落雪式など、様々な屋根の形があるのはなぜ?」

「融雪パイプで水を流すと、道路は凍ってしまわないの?」

「こんなにたくさんの雪が春になって溶けたら、いったいどこへ行くの?」

なんで?どうして?は、子どもの得意技ですが、

それを何としてでも解決しようとするのが望小学校の子どもたちです。

夜の現地の方へのインタビューでは、

質問が途切れることはありませんでした。

 

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二日目は、自分たちで考えた雪遊びをしました。

昨晩から降り出したさらさらの雪が、

ふかふかのクッションとなり、少し歩くだけで体が温まります。

最後には、現地の方に教わりながら、雪かきを体験しました。

どかした先から積もっていく雪に、無邪気に喜ぶ子どもたち。

しかし、一日に何回も雪かきをすると聞き、

すぐにその大変さに想いを巡らせる感受性の高い子どもたちでした。

 

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一人ひとりが役割を持ち、友だちと協力して過ごした二日間。

子どもから子どもへ、声をかけ合って生活しました。

 

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東京駅で出迎えてくれた保護者の方々の目には、どのように映ったでしょうか。

きっと、ひと回り大きくなった背中に、頼もしさを感じたはずです。

関東鉄道マナー教室

1月25日、望小学校では鉄道の使い方についてのマナー教室を実施しました。

関東鉄道の職員の方に来ていただき、

画像や動画をもとにマナーやルールについてのお話を

していただきました。

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1,2年生はマナー教室の後、

自分たちの電車の乗り方や駅の周りでの生活の様子を振り返りました。

3,4,5年生はマナー教室の前に

「マナーを知っていて守れない大人や子どもがいるのは何故か」

というテーマで哲学対話を行いました。

そこでは「誰もいないからやってしまった」

「マナーよりも自分の気持ちを優先してしまった」

といった意見が出てきました。

そこで、それならどうすればマナーを守れるようになるかについて

話し合いました。

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これからもみんなで気持ちよく生活出来るように

学校のルールについても話していきたいですね。