[望キャンパス]身分証明書について

こんにちは!開智のぞみキャンパス事務局です。

今日は、子どもたちの「身分証明書」についてお話します。

 

本校では、児童・生徒に身分証明書を発行しており、

定期券発行取り扱い駅に提示すると、定期券を購入することができます。

 

2019年3月に新守谷駅との連絡通路である「きずな橋」が開通したことで、

駅から学校まで徒歩1分となり、電車通学をする児童・生徒が増えました。

事務室からも、元気に登下校する子どもたちの姿が見えて、

いつもエネルギーを貰っています(今は人通りも少なく、少し寂しいです…)。

 

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(↑きずな橋から見た校舎)

身分証は3年に1度更新しますので

新1年生・新4年生・新7年生は新しい写真になります。

 

1年生のときは緊張していた顔つきが少しずつ大人っぽくなっていくのが分かり、

私たちにとっても、子どもたちの成長を感じられる記録の1つです。

 

有効期限の過ぎた身分証はご家庭にお渡ししていますので、

いつの日か、お子さまと楽しく小学校生活を振り返ることが

できるのではないでしょうか♪

 

小学生は、かわいらしいピンク色の身分証ですが、

中等教育学校生は、違う色に変わりますので

新7年生の皆さんは、新しい身分証が何色になるのか楽しみにしていてくださいね!

 

 

[中1]国語:オンラインだからこそ使える学習ツールでの学びの仕掛け

こんにちは! 中等教育学校の峰岸です。

7年生(中等教育学校1年生)を担当しています。

 

昨年度から数えれば、2か月の自宅学習期間。

今年度に入り、オンライン環境を中心に

様々な形で子どもたちをフォローしています。

 

このブログでもいくつかの取り組みはすでに紹介しているので、

今日は少し特徴的なものを紹介したいと思います。

オンラインでの国語の授業を覗いてみましょう。

 

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先日、国語の授業の中で語彙力の強化を企図して、

ワードバスケット」というゲームを行いました。

 

ワードバスケット」は、通常のしりとりのルールに

「使っていい最後の文字」や「文字数」にしばりを加えたゲームです。

 

こうしたしばりはカードに描かれ、ランダムに回ってくるので、

iPadを書画カメラのように用いて、カードが生徒に見えるようにしました。

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ゲームの手順は、

① 出席番号順に一人一人回答し、全員回るまでに何分かかるか計測する。

② 自分の回答や他の人の回答のときに見ていてわからなかった言葉を調べ、

 ゲームのときに使えるようにする。

③ もう一度出席番号順に回答し、かかる時間がどれだけ減ったかを確認する。

 

ゲームで使える言葉が増えると

日常生活で使いこなせる言葉も増えるし、その逆も然り。

なので日常的に使える言葉を増やしていきましょう、と授業を締めました。

 

子どもたちにとって、はじめはなかなか難しかったようで、

一周するまでにかなりの時間がかかりました。


しかしゲームに慣れ、わからなかった言葉を調べることで

少しずつ言葉が出てくるようになりました。

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このゲームは、小さなカードを使うので、

大勢で一緒に取り組むのは難しく、教室環境の授業では

使うことを諦めていたツールでした。

 

これに限らず、このような状況だからこそ脚光を浴びるような

学習ツールもたくさんあると思っています。

これからもオンラインの状況に適した様々な学習ツールを用意し、

子どもたちの学びが止まらないよう尽力していきたいです。

[PYP]開智望小学校の制服をご紹介!

こんにちは!募集広報担当の草谷です。

本日のブログでは、PYPの制服についてご紹介します。

 

本校は、PYP(小学1~5年生)と小学6年生~高校1年生で

制服が分かれており、どちらもブレザータイプを採用しています。

 

PYPの制服は、冬用、夏用、盛夏用の3種類!

 

[男女正装(冬)]

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写真では女児のブレザー模様が見えづらいのですが、

実際にはかわいい千鳥格子模様です。

 

男児のブレザーは、濃灰色というのでしょうか、

真っ黒ではなく、少し灰色がかった生地です。

 

Yシャツは、女児は無地の白色、

男児は白と黒のストライプ模様が正装となっています。

 

ネクタイはパッチン式なので、上手に結べなくても大丈夫。

 

男女ともに、冬の寒いときにはタイツやスパッツを着用しています。

 

 

[男女正装(夏)]

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夏は爽やかなギンガムチェックに、白い襟のついたYシャツです。

オプションとして、男女ともに長袖があるほか、

女児には薄いピンクのYシャツ(ストライプ)も用意しています。

 

 

[男女制服(盛夏)]

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式典などの正装時以外は、夏はこちらの制服を着用する児童が多いです。

男児はポロシャツ、女児は腹部にゴムの入ったワンピースとなっており、

薄手なので夏でも涼しく着用することができます。

 

また、こちらは洗濯機での丸洗いが可能なので、

保護者様の夏の負担を軽減することにも繋がります。

 

 

[男女コート]

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こちらは番外編!男女のコートです。

首元まですっぽり覆うので、冬でもあたたかく登下校ができます。

 

 

PYPの制服紹介は以上となります。

 

今度は小6~高1の制服もご紹介したいと思いますので

よろしければまたご覧ください♪

zoomで朝の会

 望小学校はコロナウイルスの感染拡大防止のため、臨時休校とし、子どもたちは自宅学習を行っています。5年生は、「zoom」というアプリケーションをiPadで使い、朝読書、朝の会、面談、ミニ授業を行っています。インターネットを使った授業でも、教師の質問に対して答えたり、話し合いをしたりしながら授業を進めていきます。

 いつもの学校生活とは違い、兄妹が写り込むハプニングがあったり、ペットを紹介したりする場面もあり、普段見ることのできなお互いの様子を垣間見る事もできます。

iPadでこんな事もできるな」「こんな事もできるのではないだろうか」と、子どもたちが明るい未来に思いを巡らすプラスの機会になってくれることを願っています。次回のブログではzoomを使った授業についても紹介したいと思います。

 

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先生たちも在宅勤務をしています

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画面上に写っているのがクラスの子供達です。友達に会えてみんな嬉しそうです。





 

[小6・中1]子どもたちとの関わり

みなさん、こんにちは!

6学年主任の竹川です。

 

早いもので、4月6日(月)に進級式・入学式を

実施してから3週間が経過しました。

 

学校に元気な声が響かないこの状況に、未だに慣れず…

子どもたちと直接会って話をして、授業をして、

コミュニケーションを取りたい気持ちが日に日に強くなります。

 

とはいえ、今は子どもたちの命を守ることが最優先ですので、

「Stay Home」、自宅でできる活動を増やしています。

 

今日は、休校期間中の子どもたちと

どのようにしてコミュニケーションをとっているのかをお伝えします。

 

【個人面談】

普段の学期初めは、クラス単位・学年単位で話をする機会が多くあります。

これは、新しいクラス、新しい学年が子どもたちにとって

「居場所」となるよう、全体での意識統一を図り、親睦を深めるためです。

 

 

しかし、現在はクラスや学年が一堂に会することが難しいため、

まずは担任と生徒一人ひとりの関わりを増やそう!と考え、

各クラス担任による個別面談を実施しました。

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今年度の目標・がんばっていきたいこと、

個人探究のテーマ・学習で不安なところ…

などなど、時間を掛けて話すことができました。

 

子どもたちは、新しい人間関係にドキドキしたり、

新しい教室、教科書、先生、そしてこの初めての経験に対して

気が張っていたりと、気持ちが不安定になることもあるでしょう。

 

しかし、担任と生徒がお互いの考えや気持ちを伝え、話をしたことで

学校が再開してからの生活に希望を持って、今を過ごしてくれたらと思います。

 

 

【オンライン授業】

1週間ごとに課題を配布し、オンラインミーティングアプリケーション「Zoom」を

通じて行う授業の中で、その課題についての振り返りや話し合いをしています。

課題のほとんどはブラウザー上で見ることができ、

自宅でも取り組むことができます。

(本校は「school Takt」というアプリケーションを利用しています)

 

算数では、「問題作り」を課題とし、

それぞれがどんな問題を作ったか共有しました。

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(この写真は、6年生の児童が自分で作った問題です。)

 

教科の授業だけではなく、7年生の総合の時間では

「探究型の学び」について改めて話をしました。

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左の写真でホワイトボードに写っているのは、子どもたちの様子です。

先生は、子どもたちの様子を見ながら、

自身のパソコンの画面を共有し、授業を行っています。

右の写真は、先生が子どもたちに共有しているパソコン画面の写真です。

 

【いこいの広場】

6年生では、15時から「いこいの広場」と題して、

子どもたちがZoomを使って集まる時間をつくっています。

クイズ・ビンゴ・しりとり…色々な遊びを通してコミュニケーションをとります。

(子どもたちの横で兄弟・姉妹も一緒に参加しています!!)

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(このときは、クイズの答えが「貯金箱」だったので、

みんな自分の貯金箱を見せ合っています。)

 

それ以外にも課題で困っていることがあると

その場で話し合いをしたり、画面を共有したりして助け合っていました。

 

 

子どもたちが学校に来て、みんなで活動をする…

当たり前だと思っていたことが当たり前でなくなるのは、一瞬のできごとですね。

 

面談などで子どもたちと話をしても、学校で過ごせない時期が続いていることから、

クラスの友達に会いたい、先生と話したいという声が多く、

学校生活は、とても貴重でかけがえのないものなのだと改めて実感します。

 

とはいえ、学校再開まではまだ時間があります。

この状況の中、いかに子どもたちとコミュニケーションをとれるか、

教員も模索していきたいと思います。

学習面においても、自宅で取り組みやすい環境づくりを続け、

またブログに掲載したいと思います! 

 

お読みいただきありがとうございます。

皆さま、どうか体調にお気をつけください。

ソーシャルディスタンスを守りながら(学童保育室)

こんにちは!開智のぞみ小学校です。

今日のブログは、ソーシャルディスタンスについてです。

 

ソーシャルディスタンス…「社会的距離」とのこと。

聞きなれない言葉でしたが、今では普通に使われていますね。

 

教職員はできる限りのテレワーク(この言葉にも馴染みがないのは私だけ?)、

輪番での出勤とし、万が一のことがあっても、

対面授業をすぐに開始できる体制を整えています。

 

この写真、昨日の職員室の様子です。 

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ほとんどの児童・生徒がオンライン、 オンデマンド授業に取り組んでいる中...

(先生の楽しそうな様子に癒されます)

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学童保育室は現在も開室しています。

登校時は当番の先生が待ち伏せ?! アルコール消毒、手洗い・うがい。

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開室時間は平日8:30~17:30(追加料金で前後延長1時間あり)。

 

現在は医療従事者や特別なご事情のあるご家庭に限定してのお預かりですが、

開校当初から春・夏・冬休みも同様の対応で、

普段は毎日50名以上のお子様をお預かりしています。

 

昼食はみんな同じ方向を向いて、2メートル以上の距離を保ちながら。

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早く、みんな向かい合って、隣り合わせで、

楽しく食事ができる日が訪れますように。 

  

昼食後は・・・動画上映やお友達とのオンラインコミュニケーション。 f:id:kaichinozomi:20200425123506j:plain f:id:kaichinozomi:20200425123255j:plain

 

このような状況の中、 ご尽力いただいている学童指導員の先生方。

「社会貢献」と捉え、日々、子供たちに寄り添う姿に感謝の気持ちでいっぱいです。

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校舎沿いの花々が例年以上に咲き誇っていて、

「みんな早く学校に来てー!」と言っているようです。

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昨日、茨城県知事より、「県立高校等の休校措置を5月31日まで延長する。」

という発表がありました。

望キャンパスでは、「児童・生徒への学びの保証」を第一に考え、

今後の対応を検討します。 

 

[小6・中1]自宅学習期間における子どもたちの様子

6・7年生が、7日から始まった自宅学習期間を

どのように過ごしているか、ご紹介します。

 

==

1.Zoomによるオンラインでの活動

【共通】

・朝読書およびSHRを毎日実施(全員参加:8:10~)

   健康観察、学習計画策定、諸連絡、交流など

・個人面談を実施(13(月)~17(金))

   クラス担任と児童生徒の面談

【6年】

・質問の部屋(質問がある人の自由参加:毎日朝のSHR後)

   教科担当の先生課題に関する質問

・憩いの広場(希望者の自由参加:毎日15時~)

   子どもたちにやりたいことを聞きながら交流

【7年】

・クラスでのレクリエーション(希望者の自由参加:1回実施)

   アナログゲームを用いたイベント

・学年の時間(希望者の自由参加:不定期)

   教科担当者が教科の内容に絡めたイベント

【各教科】

・クラス単位での授業(6年算数3回、6年体育、6年家庭、7年数学2回)

・特別なクラス編成での授業(7年英語初学者:14(火)~毎日)

   ※ オンラインなので、こうした柔軟な対応ができています。

 

2.各教科の学習

 全教科、週単位での課題を用意

 (英・国・数・理・社・体・音・図・美・技・家)

・school Takt(アプリケーション)を利用した課題配信・提出

・ファイル送信や連絡等を、必要に応じてメールでフォロー

==

 

子どもたちは、オンラインでコミュニケーションをとることに、

ストレスを感じることも最初はあったようです。

しかし、徐々に慣れ、ツールの使い方を自然に習得し、

少しずつ自由に振る舞えるようになっています。

(こちらの想定を超えるツールの使い方をしてくることも…)

 

最初の1週間で、子どもたちはペースをつかみ、

今週はさらに環境に慣れて、少しずつ自分らしさを

画面越しに見せてくれるようになってきました。

 

7年 数学 授業最後に話しているときの様子

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上の写真はクラス全体での接続の様子ですが、

授業中にブレークアウトセッション

(グループごとに分かれたメンバー同士での接続)

の機能を利用して、グループワークも取り入れています。

 

今回のような取り組みは、子どもたちだけでなく、

私たち教員にとっても、大きなインパクトとなっています。

  学校で学ぶことの意義、学校の授業の役割、

  オンライン授業の長所・短所、

  子どもたちの学び方に対する意識、

  そして、教員の本来の役割…

教員である私たちが、上記のようなことを

今一度考えていく必要があると強く感じています。

 

引き続き、自宅学習を中心とする学びが続きます。

子どもたち一人ひとりがこの機会を活かして、

この環境だからこそ成長できるような形を目指します。

子どもたちの自宅学習の様子を、

今後もブログを通してお伝えいたします。