[小6・中1]子どもたちとの関わり
みなさん、こんにちは!
6学年主任の竹川です。
早いもので、4月6日(月)に進級式・入学式を
実施してから3週間が経過しました。
学校に元気な声が響かないこの状況に、未だに慣れず…
子どもたちと直接会って話をして、授業をして、
コミュニケーションを取りたい気持ちが日に日に強くなります。
とはいえ、今は子どもたちの命を守ることが最優先ですので、
「Stay Home」、自宅でできる活動を増やしています。
今日は、休校期間中の子どもたちと
どのようにしてコミュニケーションをとっているのかをお伝えします。
【個人面談】
普段の学期初めは、クラス単位・学年単位で話をする機会が多くあります。
これは、新しいクラス、新しい学年が子どもたちにとって
「居場所」となるよう、全体での意識統一を図り、親睦を深めるためです。
しかし、現在はクラスや学年が一堂に会することが難しいため、
まずは担任と生徒一人ひとりの関わりを増やそう!と考え、
各クラス担任による個別面談を実施しました。
今年度の目標・がんばっていきたいこと、
個人探究のテーマ・学習で不安なところ…
などなど、時間を掛けて話すことができました。
子どもたちは、新しい人間関係にドキドキしたり、
新しい教室、教科書、先生、そしてこの初めての経験に対して
気が張っていたりと、気持ちが不安定になることもあるでしょう。
しかし、担任と生徒がお互いの考えや気持ちを伝え、話をしたことで
学校が再開してからの生活に希望を持って、今を過ごしてくれたらと思います。
【オンライン授業】
1週間ごとに課題を配布し、オンラインミーティングアプリケーション「Zoom」を
通じて行う授業の中で、その課題についての振り返りや話し合いをしています。
課題のほとんどはブラウザー上で見ることができ、
自宅でも取り組むことができます。
(本校は「school Takt」というアプリケーションを利用しています)
算数では、「問題作り」を課題とし、
それぞれがどんな問題を作ったか共有しました。
(この写真は、6年生の児童が自分で作った問題です。)
教科の授業だけではなく、7年生の総合の時間では
「探究型の学び」について改めて話をしました。
左の写真でホワイトボードに写っているのは、子どもたちの様子です。
先生は、子どもたちの様子を見ながら、
自身のパソコンの画面を共有し、授業を行っています。
右の写真は、先生が子どもたちに共有しているパソコン画面の写真です。
【いこいの広場】
6年生では、15時から「いこいの広場」と題して、
子どもたちがZoomを使って集まる時間をつくっています。
クイズ・ビンゴ・しりとり…色々な遊びを通してコミュニケーションをとります。
(子どもたちの横で兄弟・姉妹も一緒に参加しています!!)
(このときは、クイズの答えが「貯金箱」だったので、
みんな自分の貯金箱を見せ合っています。)
それ以外にも課題で困っていることがあると
その場で話し合いをしたり、画面を共有したりして助け合っていました。
子どもたちが学校に来て、みんなで活動をする…
当たり前だと思っていたことが当たり前でなくなるのは、一瞬のできごとですね。
面談などで子どもたちと話をしても、学校で過ごせない時期が続いていることから、
クラスの友達に会いたい、先生と話したいという声が多く、
学校生活は、とても貴重でかけがえのないものなのだと改めて実感します。
とはいえ、学校再開まではまだ時間があります。
この状況の中、いかに子どもたちとコミュニケーションをとれるか、
教員も模索していきたいと思います。
学習面においても、自宅で取り組みやすい環境づくりを続け、
またブログに掲載したいと思います!
お読みいただきありがとうございます。
皆さま、どうか体調にお気をつけください。