[中1]登校日の様子
こんにちは。7学年(中等教育学校1学年)担当の小川です。
今回は、休校中初めての登校日の様子をお伝えしたいと思います。
本校では、先週より週に1度の登校日を設定しました。
安全管理を徹底した上での登校日の設定は、
家庭でのオンライン授業や課題の取り組みに対する
メリハリになると考えています。
そして、なんといっても入学式以降
直接顔を合わせることのできなかった子どもたち。
7年生は、開智望小学校から進学してきた生徒と、
入学試験を経て進学してきた生徒(このブログでは新入生と呼びます)がいます。
これまでの期間、オンラインでのボードゲームなどで交流の機会を設けてきましたが
新しい学年に新しいクラス、さらに新しい仲間がたくさんとなれば
ドキドキするのは大人も子どもも一緒ですよね。
5月15日(金)は、そんな子どもたちの
ほぼ初めての顔合わせともいえる1日でした。
この日は、1クラスずつの時差登校です。
最初に着いたのは新入生男子グループでした。
予定よりも30分以上早い到着です!
その後次々と子どもたちが笑顔で登校してきました。
登校日と言っても、遠方からの通学などリスクもありますので、
ご家庭の判断で子どもたちは登校することになっていましたが、
出席率は2クラスともほぼ全員!
友達に会いたい!
先生に話を聞いてもらいたい!
学校に早く行きたい!
そんな気持ちを抱いてこの数か月を過ごしてきたのが伝わってきました。
主な活動内容は、子どもたち同士の自己紹介と
レクリエーションとして、体育館での〇✖クイズ大会です。
まず、3密を避けるため、教室ではなく
広い場所で輪になり、自己紹介をしました。
子どもたちが直接クラスメートと会うのは、4月6日以来。
オンライン授業では分からなかった意外な面をそれぞれが確認し、
友達作りのきっかけとなってくれたことと思います。
また、自粛中自宅でどのように過ごしていたか
なども一人ひとり話してくれました。
「うん、うん、そうだよね!」
「私だけではなかったんだ!」
という気持ちで、多くの子どもたちがうなづきながら話を聞いていました。
その後は、体育館に移動してレクリエーションタイムです。
子どもたちは、体育館の中央に集まります。
〇だと思ったら右の壁へ、✖だと思ったら左の壁まで全力で走ります。
壁までの距離は25メートルもあり、さながらシャトルランのようです。
クイズの内容は、学年の教員一人ひとりの
趣味や学生時代のことなど興味深い内容でした。
さあ、どんな問題だったのでしょう?
子どもたちは走り回りながら、少しずつ緊張がほぐれていったようです。
新しい友達とも自然と笑い合いながらクイズを楽しんでいました。
教員も生徒たちもずっと待ち焦がれていた再会の日。
ほんの2時間程度の登校日でしたが、
学校でしか味わえない何かをそれぞれが心に感じた日でした。
当たり前のことが当たり前でなくなってしまう、
という経験が子どもたちの成長の糧となると信じています。
次回の登校日も楽しみです。