H29年春のエクスカーション
4月28日(金)、各ユニットごとに春のエクスカーションに行ってきました!
幸いお天気にも恵まれ、絶好の遠足日和。
動植物の観察をして、みんなでレクリエーションを行い、
ユニット内での親睦を深めました。
Aユニット:千葉県立柏の葉公園
Bユニット:絹の台桜公園
Cユニット:絹の台桜公園
エクスカーションで使用したしおりの一部をご紹介致します。
このしおりも子どもたちの手で作られています!
子どもたちは、自然ビンゴを完成させるために
一生懸命草花や虫を探したり、
見つけた観察対象を目を輝かせながら、
一生懸命ワークシートに書き込んでいました。
このエクスカーションを通して1年生から4年生まで、
学年を超えて交流を深め、
5月27日にはユニット対抗で運動会を実施します!
熱く伝え続ける「どのように学ぶのか?」
最初の1週間が過ぎ、授業も本格的に始まりました。
先週少し4年生の話題に触れましたが、
授業の様子を通じて、この子たちに
徹底的に伝えていることを1つ紹介します。
昨年から継続して伝えていることがいくつかあり、
小出しに取り上げようと思いますが、今回お伝えするのは
「みんなで学ぶ」
ということの大切さについてです。
これは、春休みに出した算数の宿題について、
みんなで答えを確認し、互いに異なる解答だった場合は
それぞれ手を動かしながら、やり方を議論しつつ、
自分の算数の力を高めるという時間です。
何を子どもたちに継続して強く伝えているか?
それは
「学校で勉強しているのはなぜか?」
という問いです。
自分で黙々と考えたり、調べたり、問題を解くだけなら
極端なことを言えば自分一人でもできます。
学校で、クラスメイトがいる状況での学びは、
・わからないところを教えてもらうことができる
・教えることにより、教える人も理解を深められる
・自分以外の意見を聞くことができる
・自分が調べたり考えたりしたこと以外の学びを
聞くことができる(つまり人数分の知識が得られる)
などなど…あげればいろいろな効果があります。
「話を聞きなさい」「静かにしなさい」
それはお行儀の良さを求めているのではなく、
その貴重な時間を深い学びが得られる時間として
大切に使うため…そう子どもたちには伝えています。
勿論、段々と子どもたちはその大切さに気づき、
自然に相手の話に耳を傾ける姿勢が身につきます。
また、そうした学びを互いにできたことを喜び、
話し合いや必死に作業をした後、自然と拍手をして、
互いの頑張り・達成感をたたえあうようになります。
このように学んでいる子どもたちを見られる瞬間、
こちらも本当に何とも言えない満たされた気持ちになります。
新学習指導要領「主体的で対話的な深い学び」、
望小の学び、ぜひ来週の説明会でもお伝えできればと思います!
2学年 Unit1探究「私たちは目的のために仕組みを作る」
先週、2年生は関東鉄道常総線新守谷駅へ校外学習に行きました。その目的は、電車の目的とその目的の為にどのような仕組があるのかについて調査するためです。
この探究のはじめに、子どもたちは、自分たちの学校の一日の生活を時間割や日課表で表しました。その時に、私たちは決められた授業を時間通りに受けることを毎日繰り返していることに気づきました。身の回りで、決められたことを時間通りに行っているものとして電車を取り上げて探究を進めていくことにしました。
私たちは電車が時間通りに来ることが当たり前だと思って生活をしています。だから、子どもたちに「本当に電車は時間通りにくるの?」と尋ねると、「事故や故障がない限りは時間通りに来ると思う」という答えが返ってきます。では、時間通りに動かなければならない理由は何なのか、電車はなんのために作られたのか、そこで働く人や駅にあるものはどんな役割を担っているのか考えていきました。
子どもたちは、まず仮説を考えました。
そして、実際に関東鉄道常総線にインタビューをしに行きました。
新守谷駅から帰ってきた子どもたちは、自分たちがたてた仮説のどこが不十分だったかを考えました。そのもののFormやFunctionをきちんととらえて考えられた仮説と、そうでないものでは考えの深まりが異なることが分かりました。
駅長さんから「電車は遠くまでたくさんの人を運ぶという目的のものと動いているのだよ」と教えていただきました。しかし、電車の目的はそうだとしても、その裏にある人間の思いというものまで考えなければなりません。電車という仕組みを作る裏には、我々人間の「便利を追及したい」という思いがあるということに子どもたちは気づき始めています。
便利を追求するために我々人間がどのような仕組みを作っているのか探究していきます。今後の活動が楽しみです。
今年度のアフタースクールが始まりました!
昨年度から開校されている、放課後のアフタースクール。
普段の望小の学校生活と同様、昨年度の振り返りを経て、
今年度はスケジュールや内容を若干変更し、
今週から開講しています。
※詳しくは、Nozomi journalをご覧ください。
最初の1週間は、新1年生と保護者の方に向けて、
見学やお試しとして受講できるような形をとりました。
ロボット教室は、昨年度から継続して
さらに高度なロボットを作るクラスと、
今年度から始めるメンバー向けのクラスが開講されます。
新1年生で受講を検討している子どもたちは、
夢中に上級生が作っている様子を見ていました。
そして、教員が事前に作っていたサンプルにみんなで
試行錯誤しながら触れて、楽しんでいました。
ロボット教室の活動は、望小の探究的な学びと
親和性が高いということを、こうした場面から
改めて認識することができます。
望小の子どもたちは、絵を描いたりものを作たりするのが
好きな子が多く、アート教室も人気の1つです。
こちらも、実際に新1年生の子どもたちが初回で実際に体験も行い、
早速楽しさにひきこまれ、夢中になっている姿が印象的でした。
今年度も、朝から放課後まで、にぎやかな望小学校の1日です。
1年生を迎える会
学校生活が始まって、ちょうど1週間の4月14日、
体育館に集まって、1年生を迎える会を行いました。
子どもたちが自ら考えたレクリエーションで遊んで
親睦を深めた後は、ホーム名の発表です。
各ホームの代表者が、全校児童の前で、
堂々とホームの名前を発表し、その名前を付けた意味も
説明してくれました。
A1のホーム名『ツボミ』
イメージカラー:黄色
A2のホーム名『Super Clover』
イメージカラー:緑
A3のホーム名『Shooting Star』
イメージカラー:黄緑
B1のホーム名『さくらの木』
イメージカラー:ピンク
B2のホーム名『オレンジダイヤ』
イメージカラー:オレンジ
B3のホーム名『レッドハート(Red Heart)』
イメージカラー:赤
C1のホーム名『ラベンダー』
イメージカラー:うす紫
C2のホーム名『BLUE SAPPHIRE』
イメージカラー:青
C3のホーム名『Light Blue』
イメージカラー:水色
さまざまな想いや願いが込められたホーム名。
この1年間、1年生から4年生まで力を合わせて、
エクスカーションや運動会、望発表会などの
行事を経験していくことになります。
去年よりもパワーアップした望小学校を見せられるように
子どもたち、教員、ご父兄のみなさまの3人4脚で
頑張っていきたいと思います。
学年が増えて…
学校生活が始まり、最初の1週間、
特に1年生は、学校での1日の流れになれるため、
毎日自分のことで精一杯な様子。
どこに行ったらいいか、
次の動きはいつからか、
誰と一緒に行動するか…
何から何まで新しいことの連続で、
きっと相当目まぐるしい流れと感じていたと思います。
そんな時、頼りになるのが上級生の存在。
異学年でのホームでは、上級生のサポートが、
下級生にとって本当に大きな支えになります。
また、こうして上級生となる子どもたちは
どんどん成長していくことになります。
今年は、4年生となった最上級生。
今の状況では、毎年最上級生という役割になりますが、
さらに下級生が増え、自分たちで動けることを
これまで以上に求められているかもしれません。
1年生が下校前に、早く着替え終わった教室で、
まだ着替えている子たちを待つ間、時間を持てあます子たちに
4年生が読み聞かせをしている様子です。
上級生の存在に対して、1年生は自然と
吸い込まれ、落ち着き、集中していきます。
たくさんの1年生に囲まれる先輩。
小さいころから、支え、支えられる環境を
毎日経験できることでどんな風に子どもたちは成長するか、
今後もぜひ紹介していきたいと思います!
H29年入学式
4月8日、入学式がありました。
開智望小学校も開校3年目を迎え、
子どもたちも1年から4年生までそろいました。
ピカピカの1年生たちは、
上級生のお兄さんお姉さんたちと手をつないで入場します。
そして、夢宣言!
小学校に入ったらやりたいこと、将来どんなお仕事をやってみたいかなど
それぞれの夢や目標を発表します。
がんばって発表する1年生とそのサポートに尽力する在校生をみて、
とても微笑ましい気持ちになりました。
新入生代表の挨拶も堂々と立派に務めてくれました!
そんなピカピカの1年生のために、
在校生である上級生も入学お祝いの言葉を送ります。
月曜日からは、いよいよ学校生活がスタートします。
今年度は、いったいどんな1年になるのか
より良い学校を目指して子どもたちと一緒にがんばります!