夏期学童特別講座⑥ 算数思考力チャレンジ
学校の閉鎖期間が明け、今週、学童の子どもたちがまた戻ってきました。
学校にはエネルギーがまたあふれ出しています。
さて、夏休みは今週で終了(土曜日が始業式)。
学童の講座も残すところあと2つ。
今日は、算数の講座を開催しました。
今回は、完全に、タイトルの通り、思考力の育成。
思考力、言葉を広くとらえれば、どれもこれもそうですが、
ここでのイメージは、単純な計算スキルを習得したり、
公式を暗記したりするのではなく、
算数オリンピックや中学受験に代表されるような
じっくりそこで考えて、自分で場合分けをしたり、
予想をして結果をすべて試して可能性をつぶしたり、
理由を推論して原因と結果を論理的につなげたり…
こんな感じで問題を解いていくことを期待しています。
算数は、このような問題がいろいろあり、
実は子どもたちはこうした問題にテンションがあがり、
解けたり解けなかったりする中で思考力を高めていくのです。
今日は、とてもシンプルな流れでした。
まず、たーくさんの問題をある部屋に置いておいて、
自分が解けそうな問題を選んで、解いていきます。
解いてる解いてる。
解いてる解いてる。
こんな感じで、この部屋では静かに集中して解く。
疲れたら、廊下で休憩。こんな感じで約30~40分。
その後、考えることについてお話ししました。(控えめ写真をどうぞ)
(最近の人工知能の話をして、人が考えることの大切さを話しました)
今度は、この考えた時間を活かす、
望の生徒が得意な時間、教えあいを実施しました!
わからない人はわかる。わかる人も、教えることで理解が深まる。
教えてます。教わってます。この時間が大切。
そして、これは「その前に自分の頭で考えている」からこそ、
効果が高くなる学習なのです。
自分で考えず、わからないといって、ただ教わっても、
わからなかった人の頭には何も残らないでしょう。
そして、また、残りの時間、自分でさらに問題を解きます。
こうして、自分の思考力を、特に大人の手を借りずに、
自分たち同士の学びを通じて、高めていけるわけです。
(私は、今日はほとんど何もしていないに等しいです)
でも、これから、自分たちで考えて、自分たちで問題を解決するとき、
こうした取り組み方が自然に身についているとしたら、
それはすごく信頼できる存在になると思いませんか?
開智望での学びを通じて、
自他ともに信頼できる存在になってほしいと心から願うばかりです。