[PYP]5年生Zoom授業 ~ホーム活動に向けて~
皆さん、こんにちはー!
第5学年担任の酒井です。
前回PYPのブログでは、教科のZoom授業の様子をお伝えいたしました。
今回は、5年生の学級活動(ホーム)の授業をお伝えいたします!
のぞみ小には、探究や教科の学習だけでなく、
異学年活動を取り入れたホームの授業、ホームの活動があります。
ホームには1~5年生の児童が数名ずつ在籍し、上下関係を学ぶほか、
下級生のお手本となるための意識が生まれたり、
上級生の姿を見て憧れたりと、人間力の育成に寄与する教育活動です。
4月中旬以降、Zoomを活用して
クラスでの学級活動や授業をおこなってきた5年生ですが、
まだ一度もホームの下級生とは会ったことがありません。
つまり、ホーム活動が一度もできていない、ということになります。
そこで、現在5年生は自分のホームの1年生に向けて、
動画やメッセージの作成をおこなっています。
『新型コロナウイルスによる休校期間が長引き、
小学校生活が初めての1年生は、不安や心配が大きいだろう、
自分たちには何かできないかな』と考えた結果です。
授業の最初は、クラス全体で改めて
今回の活動の目的や大事にしたいことを確認しました。
その後、ブレイクアウトセッションというZoomの機能を活用し、
どんなメッセージの内容が良いか、動画にはどんな内容を盛り込んだらよいか、
ホームごとに話し合いました。
Zoomでの活動にも慣れてきているようで、
ホワイトボードの機能や画面共有の機能を使いこなしながら
話し合いを深めている様子も見られました。
「学校に行くのが楽しみになるような動画ってどういうのかな」
「1年生は何が知りたいのかな」
など、相手主体で考える姿にPYP最上級生としての姿勢を感じました。
またこの授業では、それぞれのホーム担任もZoomの話し合いに参加したため、
ホーム担任との初顔合わせも終えました。
子どもたちにとって初めて会う先生もいましたし、
以前担任だった先生に対しても少し緊張した様子を見せていて、
いい意味で大人になってきているのだなとしみじみしてしまいました……。
今週も、子どもたちが引き続きZoomや週に2回の登校日で話し合いながら
1年生に自分たちの思いや様子を届けられるよう、見守っていきたいと思います。
私も早く子どもたちの完成品を見てみたいです!
それでは、本日はこのあたりでおしまいといたします。
また次回のブログでお会いしましょう!
ご覧いただき、ありがとうございました。