[PYP]2年生の探究の授業(Unit2 生き物の探究)
みなさん、こんにちは!
2学年担当の中村です。
今回は、2年生の探究の授業についてお話したいと思います。
2年生では、6月から「生き物」についての探究を行っています。
授業の中では、生き物の特徴(Form)やその身体の役割(Function)を
本やインターネット、インタビューを通して学習していきます。
子どもたちはきつねについて探究をしましたが、
ブログを御覧のみなさまにここで問題です!
Q.次の写真は①北極ぎつね②フェネック(キツネ)です。
同じキツネという種類なのに耳の大きさが全然違います。なぜでしょうか。
この問に対して子どもたちは様々な仮説を立てました。
・フェネックは大きい音を聞くために大きい耳になっている
・耳が大きいと敵に見つかるから北極ギツネは耳が小さい などなど。
答えはここには書きませんので
ぜひ、仮説(予想)を立ててから調べてみてください。
現在は、個人プロジェクトと言って、
自分の調べたい生き物を決め、疑問や仮説を立てて調査をする活動に移っています。
調査まで行い、一人ひとりが考察を行った後に、
クラスでプレゼンテーションタイムを行いました。
プレゼンテーションタイムでは、キーコンセプトをうまく使い、
聞く人にわかりやすく発表していました。
子どもたちが一番盛り上がったのは、クイズタイム。
特徴(Form)や役割(Function)をクイズにして
自分の調べた生き物に興味を持ってもらえるよう様々な工夫をしていました。
楽しみながら、自分の興味のあるものを深めて、伝えていく。
この活動は、夏の個人探究へと続いていきます。
生き物に限らず、好きなこと、興味のあることを深めていく活動が続くので
好奇心旺盛な2年生が、どんな夏の個人探究を行うのか楽しみです。
===最後までお読みいただいた皆様へ===
ちなみに、キツネのクイズの子どもたちとたどり着いた答えは
「体温調節をするため」でした。
体温を逃がすために大きい耳(フェネック)と
体温を極力逃がさないために小さい耳(北極キツネ)の形をしていることが
特徴(Form)と役割(Function)を満たしていたためでした。
さてさて、皆さんの仮説(予想)はなんでしょうか?