【5年生】情報に関する校外学習(テレビ局・新聞社)

1学期も残すところ10日を切りました。

大雨による西日本の被害、非常に心配です。

明日からはまた気温がぐんと高くなるようで、

望小だけでなく、子どもたちの体調管理も気になります。

 

さて、ちょっとだけ暑さが和らいだ今日(とはいえ蒸し暑かった)

5年生は、都内に終日校外学習のため、外出。

現在、探究(UOI)のUnit 2の学びをしている5年生。

9月に入るとすぐに宿泊学習もあるため、終盤の学びです。

 

キーワードは「第3次産業」そして「情報」。

今回は、それらを共に含む産業の中で、

5年生の社会科の学習指導要領の内容でもある

メディアについての学びの集大成として、

午前中にテレビ局、午後に新聞社に行ってまいりました。

 

テレビ局への訪問は、編集フロアやスタジオなど、

なかなか普段入ることができない、いわば「職場」としての

見学ができるということで、クラスを2つに分けで別々のテレビ局へ。

ご協力いただいたのは、「日本テレビ」「テレビ朝日」。

 

当然、写真も撮ることができないような場所でしたので、

文字ばかりの情報になりますが、子どもたちには新鮮で

非常に魅力的な時間を過ごせたようです。

 

放送に向けてみんなが動き出す様子、

最新の技術に支えられて進化する映像を作り出す現場、

そしてたくさんの繋がり(ネットワーク)のもとでの仕事。

 

普段テレビで目にしている場所を目の前にしながら、

そして単純な興奮だけでなく、キーコンセプトを用いながら、

Function(役割)、Change(今昔の違い)、Connection(つながり・関係)

様々な観点を通じて、テレビ局の理解、さらに

情報ネットワークについての理解を深めていました。

 

 

午後は、今度は異なるマスメディア「新聞」。

こちらも非常に有意義な時間を過ごすこととなりました。

お力添えいただいたのは「読売新聞社」です。

 

テレビ局と同様に、編集の職場の様子を見させていただきました。

建物自体をFormの観点から見てみると、

そこには意図的な特徴(テレビ局も同様でした)があること。

この因果関係(Causation)を考え続けることが

子どもたちにとって重要かつ有効な深い学びのスタイルです。

 

今回は、加えて、自分たちで取材を体験する時間もいただきました。

f:id:kaichinozomi:20180712224158j:plain

子どもたちが、取材の依頼をもとに、

キーワードや対象者など、戦略を練っています。

f:id:kaichinozomi:20180712224611j:plain

タブレットを活用しながら、自分たちの戦略に沿って、

取材を進めていきます。

f:id:kaichinozomi:20180712224815j:plain

子どもたちは協力して、真剣そのもの。

自分たちの役割(Function)を交代しながら、

どんどん取材を進めます。

f:id:kaichinozomi:20180712224957j:plain

取材した結果として用意された原稿案を見て、

自分たちの意図にふさわしいものを選びます。

f:id:kaichinozomi:20180712225138j:plain

できあがった新聞を眺める子どもたち。

f:id:kaichinozomi:20180712225303j:plain

取材の過程がグループごとに異なっているので、

(戦略の部分から)出てきた新聞が

グループによって異なっていることを見ています。

 

こうした校外学習での子どもたちの活動の様子は、

日々の学習の姿をそのまま反映していました。

 

やはり、日ごろの学び方の蓄積があって、

その学び方が身について、学校内だけでなく、

外部の充実したコンテンツに対して、

自分たちの学び方で、深く理解することができるのです。

f:id:kaichinozomi:20180712225640j:plain

今日は終始、興奮冷めやらぬ子どもたちでした(笑)