リハーサル、そして本番へ…

のぞみ発表会を2日後に控え、
今日は通りのリハーサルを行いました。

スケジュールも本番と全く同じ。
子どもたちは、舞台裏での緊張感、
舞台上でのさらなる緊張感、
実際の経験から、自分の中に感じたものをたくわえます。

さらに、それを各ホーム(異学年学級)でReflection。
あと2日しかない。
でも、あと2日ある。
できることをやって、
納得のいく形で本番へ…

こうした振り返りも含め、
やはり子どもたちは「自分たち」で行います。
子どもたちが主体となる行事、
大切なのは、この部分です。

大人から見たら、あれもこれも、
まだまだいろいろと手を加えたいことも
あるかもしれません

勿論、そういった情報を子どもたちに伝えることもできます。
それは各ホームの進め方次第。
でも、いずれにしても、意見を子どもたちに伝えた後、
それをどうするかは、子どもたち同士で考え、
子どもたちが意思決定し、
自分たちで行動すること…
これが、子どもたち主体の行事を通じて
成長していく姿になるわけです。

さあ、本番、どんな姿を見せてくれるのか。
残された時間、それしかないのか、それだけあるのか。
考え方も、気持ちの持ち方も、子どもたち次第ですね!

今年度の入学試験

3回にわたる今年度の入学試験が終わりました。
(2月に編入試験は残っております)

3月の学校説明会からスタートし、
のぞみ小の学び、学校生活の特徴を説明し、
実際に子どもたちにも登壇してもらったり、
保護者の方とトークセッションも行ったり、
授業見学や給食体験なども行いました。

年長の子どもたちには、
ワークショップ・体験授業・運動会の徒競走・入試体験など
実際にのぞみ小に入ったときにどんな学びや行事があるか、
体験を通じて肌で感じ取ってもらいました。

時代の流れの中で、
教育が変化し、子どもたちに求められる力も変わり、
のぞみ小の学びは、
開智の伝統と新たなチャレンジの融合により、
日々進化する形で子どもたちに提供されています。

学びの研鑚はずっと続きます。
その学びの内容、実際の様子、
それによって変わっていく子どもたちの様子を
この場でも引き続きお伝えしながら、
また次年度も、新たに加わる仲間を
たくさん募集したいと思います。

引き続き、開智のぞみ小学校、よろしくお願いいたします!

英語授業のコンテンツを公開

のぞみ小の学びにおいて
最大の特徴となるコンテンツは
 「探究」
そしてもう一つが、
 「英語」
です。

英語は、今後学習指導要領の改訂で
小学校でもどんどん英語は展開されていきますが、
のぞみ小の特徴は、
低学年(1年生)から一定時間を確保し、
英語に触れながら、力を身につけていくことです。

そんな授業で扱っているコンテンツを
一般にも公開することになりました。
HPにもバナーがありますが、
以下のページに、随時授業でのコンテンツが
共有されますので、どうぞご覧になって、
授業の雰囲気を感じてください。
https://nozomienglish.weebly.com/

芸術鑑賞会『ロミオとジュリエット』

11月も終わりが近づき、
2学期もゴールが見えてきています。

先日も記載しましたが、
12月中旬(15日・16日)に
のぞみ発表会(異学年学級ごとの劇の発表会)
が行われます。

今回は、その2週間前ということとあわせて、
年に1回行われる「芸術鑑賞会」として、
 カンパニー・デラシネ
という団体の皆さんにお願いして
ロミオとジュリエット」を上演いただき、
あわせて劇に関するワークショップをしていただきました。

場所は、体育館。
大掛かりな道具などがあるかというと…
そんなことはなく、意外とさっぱり。
大きな白いブロックが、
場面ごとに様々なものとして姿を変える。
ものや動きを上手に使い、
細かく、時には驚かされる演出。

勿論、小学生が相手なので、
小学生がテンションがあがるような仕掛けもあり、
ひきつけられる1時間の内容でした。

また、その後のワークショップでは、
子どもたちが自分たちの劇をする上て、
難しいと感じていたりわからないことについて
質問をしていました。
また、ちょっとした動きやセリフのレクチャーも。

子どもたちにとっては貴重な時間となりました。
さてさて、この経験が、2週間後、
どんな形で劇にフィードバックされるのか。
今からとても楽しみですね!

【秋Excursion 4年生】専門家に学ぶ、本物に触れる…

ブログに載せる日々の活動は決まっていながら、

こちらへの更新が滞り、のぞみ小の様子をお伝えできず

申し訳ありませんでした(涙)

ここから、さかのぼったものも含めて、

どんどん掲載していきたいと思います!

 

さて、11月22日(水)、のぞみ小では行事がありました。

 「秋のエクスカーション」

春のエクスカーションは、異学年学級の懇親をねらいに、

校外でレクを中心に一日過ごしていました。

秋の場合は、各学年ごとに、探究の授業に関連して

校外のどこかに出かけて学びを深める一日です。

こちらでは、4年生のエクスカーションをお伝えします。

 

現在学んでいる探究の内容は、以前紹介したものづくりから変わり、

音楽やダンス(タイトルは、NO MUSIC, NO DANCE, NO LIFE !」)。

これらについて取り上げながら、子どもたちはその上位概念として、

音楽やダンスを通じて、自分たちで何を学ぶのか、

日々楽しく、真剣に学びに取り組んでいます。

 

そんな中でのエクスカーションは、まず午前中は、

「音楽とダンスのワークショップを実施しました。

音楽とダンスの専門家にお願いし、のぞみ小の学びについて伝え、

アレンジした形のワークショップを2時間強、提供いただきました。

f:id:kaichinozomi:20171123200605j:plainf:id:kaichinozomi:20171123200917j:plain

ウォーミングアップから、楽しすぎて、

担任の私も一緒に楽しんでました(笑)

いくつかのテーマを持ったワーク。

まずは「歌詞とダンス」。

f:id:kaichinozomi:20171123201317j:plainf:id:kaichinozomi:20171123201500j:plain

実は、これ、「津軽海峡冬景色」で踊ってしまう子どもたち。

私も正直予想外でしたが、子どもたちは、

まあそれはそれは一生懸命踊ること踊ること。

上野写真…ちがう、上の写真、わかりますよね?

「凍えそうなかもめ!」

f:id:kaichinozomi:20171123202007j:plain

生歌つき!…と、そこがポイントではなくて

(でも実際にその場で演奏して歌ってくれましたが)

歌詞だけでなく、そこに音が加わり、子どもたちは踊ります。

 

次は、「イメージとダンス」。

f:id:kaichinozomi:20171123202424j:plainf:id:kaichinozomi:20171123203703j:plain

左は「ハンガー」、そして右は2人で表現した「タンポポ

f:id:kaichinozomi:20171123203231j:plain

これ、わかりますか?

まさかの「電器屋に陳列された『扇風機』」!

顔の振動(首振り)が、写真では伝わらず、残念です(涙)

子どもたちのイメージ・発想は、非常に面白く、

それを全身で伝えることがまた、すごく新鮮です。

最後は「リズムとダンス」。

f:id:kaichinozomi:20171123204201j:plain

4人一組で、別々のリズムで動きを覚え、

それぞれを同時に踊っています。これ、

 左の子は「タクシーを止めている」

 右の子は「電話を無表情で取ろうとしている」

 間の子は「部下を待ってイライラする」

 あと1人「お詫びの品をささげる」もいます。

みんな別のリズムで踊っています。

音楽に合わせて踊り、その後、失敬失敬と歩き回り、

f:id:kaichinozomi:20171123204631j:plain

4人で「ネクタイ」を表現し、最後は、

f:id:kaichinozomi:20171123204804j:plain

 「会社」を表現します(これはブラック企業の上司と部下?)。

そうなんです、一連の振り付けがすべて「会社」。

最後は自分たちでネクタイや会社の表現を考えています。

f:id:kaichinozomi:20171123205509j:plain

音楽・ダンスの専門家に提供された、この素敵な時間は圧巻でした。

子どもたちはあっという間の時間を過ごし、

最後の感想ではいろいろ気づいたことがあったようです。

 

さあ、この楽しく充実した時間から、子どもたちは何を学ぶのか。

ここから、キーコンセプトを用いて、問いを投げかけ、

音楽・ダンスから、普遍的な上位概念として何を学ぶのか、

ここからは私たち教員も専門家としての力が試されますね。

 

 

写真が撮れませんでしたが、午後は、国立西洋美術館へ。

ガイドの方と一緒に作品を見て回りながら、

自分たちの感じたことを共有したり、

作品の見方に対する気づきを得たりしていました。

また、いま「北斎ジャポニズム」の特別展が開かれていて、

子どもたちは、北斎と西洋作品の影響・つながり(Connection)など、

本物の作品に触れながら、感じること・考えることを

あれこれ吸収していました。

 

芸術の秋、子どもたちは、学校内では得られない

貴重な経験を経て、そこから多くのことを学んでいきます。

そこには、思考を通じて認識を得る、のぞみ小のチャレンジがあります。

さてさて、どんな認識に子どもたちはたどり着くのか…楽しみですね!

保護者面談

学校生活をお伝えするという意味では、
たまにはこんなことも記事に。
(内容がら、写真はありません…)

学校では、年に2回、1学期と2学期に、
保護者の方に子どもたちの様子を伝え、
意見交換をする「保護者面談」があります。

のぞみ小だけではないことだと思いますが、
子どもたちの成長を後押しする上で、
学校と家庭が一体となって取り組むことが
どれだけ大切なことか。

言葉で書くのは簡単ですが、
本当にこのことを効果的に行うとなると、
情報共有を密に行いながら、
こうした面談の場を有効活用し、
効果的な教育を進めていくわけです。

勿論、公立学校では、さらに地域の後押しもあるでしょう。
のそみ小学校が、さらに地域や関係する人々を
どんどん巻き込みながら作りあげていく教育を
こちらでもどんどん発信できればと思います。

学校公開日(平成29年度 秋)

学期に1度、保護者の皆さんに
授業を後悔する日が設けられています。

先週のPresentation Dayのように、
保護者の皆さんが子どもたちの様子を
見ることができるチャンスはいくつかありますが、
学校公開日は、まさに授業の様子を見てもらいます。

こどもたちは、保護者の皆さんが来ると、
やはりテンションがあがり、
いいところを見せたい!
と張り切って授業に臨みます。

今回は、クラスの授業だけでなく、
異学年学級(ホーム)の様子も見てもらいました。
1か月後、12月中旬に、
ホームで作った劇の発表会(のぞみ発表会)
があるためです。

現時点での生のホームの様子を見てもらい、
ここから約1か月半の準備を経て、
どのように仕上がるのか、そして仕上がり以上に、
子どもたちがこの制作過程を通じて
どのように成長したか…
のぞみ発表会は、この
「子どもたちの成長」
に重きをおいています。

子どもたちが主体となって行うのぞみ小の行事。
さあ、ここから先、それぞれのホームは
どんな形で本番を迎えるのでしょうか…