エクスカ(校外学習)3、4年生


エクスカレポートの第2弾です。今回は3、4年生を紹介します。

 

3年生

行き先:つくばエキスポセンター

 

目的:グループの選択

 

学んだこと:

①グループで計画をたて、展示を見て回りました。

予定外のことが起こったときにどのような「選択」をどのような方法で行ったのか

ふりかえりました。

 

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②インプロワークショップ(学校)

IMPRO KIDS TOKYOの方にご協力いただき、「相手に良い時間を与える」ことを

考えながらインプロ(即興演劇)にチャレンジしました。

グループでポジティブな選択ができるような言葉かけや雰囲気づくりのヒントが

見つかりました。

 

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4年生

行き先:D-Lifeダンススクール

 

目的:表現について学ぶ

 

学んだこと:

①探究の学習で、「おどる」の役割や意味について考えています。

コンテンポラリーダンスの講師:井田亜彩実先生の身体全体を大きく使ったおどりを

見て、伝えることの手法の豊富さや、言葉を使わない表現

(ノンバーバルコミュニケーション)でも伝わるということを実感しました。

 

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②教室内の活動や、iPadや本で調べただけの机上の取り組みではなく、

実際に活動することで分かったことが沢山あったようです。

体育館での振り返りでも、ワークショップで行った活動を再現しながら、

感情を表現するとはどういうことなのか、そもそも表現活動とは何なのかについて

考察していました。

 

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深い学びになったようです。

秋のエクスカ(校外学習)1、2年生

望小学校では秋にエクスカ(意味は遠足で、エクスカージョン excursionの略)が

あります。

つまり校外学習のことです。

PYPの認定校なので、エクスカの行き先も探究のテーマに沿ったものとなっています。

それでは、各学年の行き先、学んだことをまとめてご紹介します。

まずは1、2年生からのご紹介です。

 

1年生

行き先:ミュージアムパーク 茨城県自然博物館

 

目的:ごかんをつかって いろいろなものを かんじてみよう。

 

学べたこと:

学校で学んだことを振り返りながら、様々な展示物を実際に見学した。

②視覚・聴覚・嗅覚・味覚・皮膚の全てを使って、世界の仕組みを理解した。

 

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2年生

行き先:ワープステーション江戸つくばみらい市

 

目的:

①望発表会における、ホームの劇の世界観にあわせた大道具や衣装を創造することに対して関心を高める。

②公共の場でのルールやマナー、Self-management skillsを習得させる。

 

学べたこと:

今と昔の建物や道具が、時代に合わせて変化してきていること、徐々に便利になってきていることを学んだ。

                                     

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寒い1日でしたが、みながんばりました!

 

 

 

 

校外学習のご紹介(6年生)

望小学校では11月22日(金)に校外学習が行われました。

本日はそのときの様子を紹介します。

 

なお、校外学習に向けた事前学習の様子は

こちらの記事に掲載されています。

kaichinozomi-daily.hatenablog.com

 

今回の校外学習では、それまでに子どもたちが学んできたことや、

今後学んでいくこととつながりのある物事について学習しました。

 

はじめに行ったのは、「がすてなーに(ガスの科学館)」です。

ここでは、日ごろ私たちが使う「ガス」について知ることができます。

ですがそれだけではなく、日常的にガスを使っていく私たちの「生活」に

焦点を当て、SDGsやフードマイレージユニバーサルデザインなどに

ついても知り、考えることができます。

ガス管に入る、車椅子に乗るなど、体験的に学習が行われたため、

子どもたちは非常に積極的に学ぶことができました。

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「がすてなーに」の後には、「パナソニックセンター東京」を訪ねました。

ここは理科や数学について学べる「リスーピア」や

オリンピック・パラリンピックの展示などがある複合的な施設です。

「がすてなーに」と同じく、体験しながら学べるようになっています。

特に「リスーピア」では、「素数のみを打ち返すホッケー」のように

ゲームとして取り組めるものが多く、子どもたちは楽しみながら、

自分の持っている知識とつなげて考え、学んでいました。

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はじめに述べたように、今回の校外学習は日ごろの学びと

密接につながっています。

様々な体験を通して学んだことを、子どもたち一人ひとりが

今までの学びとつなぎ合わせ、また、今後学んでいく

多くの物事に対して、今回の学習を活かして

考えていってほしいと思います。

校外学習に向けた事前学習のご紹介(6年生)

11月22日(金)に、校外学習が行われます。

今年6年生は「ガスの科学館」と、「パナソニックセンター東京」に行き、

そこで様々な知識を学ぶとともに、日ごろの学習との

つながりを理解していきます。

当日に理解を一層深めるためは、事前学習が重要です。

本日は事前学習を行った際の様子を紹介します。

 

子どもたちははじめに、それぞれの施設がどのような場所か、

ホームページを見て調査しました。

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この活動の中で、どんなことがその施設で学べるのかを

理解していきました。

 

どんなことが学べるのかを知ったあとは、

子どもたち自身の持っている先行知識は

何があるのかを一人ひとり考えていきました。

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ここでは、例えば「ガス」という言葉から

化石燃料」という言葉を連想するなど、

自分たちが今まで学習してきたものと今回学ぶものがつながりそうな

ところをピックアップしていきました。

 

最後に、先行知識を子どもたち同士で比べ合い、

お互いに知識を補完しあいました。

他の人の目線が混ざることによって、

より深く学習を行うことができたと思います。

 

フィールドワークでもそうですが、

望小学校では事前学習を大切にしています。

当日学習を深めるために、

「今、何を知っているのか」ということや

「日ごろの学習とどうつながるのか」ということなどを

考えることによって、実際に体験した

様々な物事が子どもたちの中でつながり、

より深い学びへと昇華していくのだと思います。

事前学習を経て、子どもたちには様々なことを校外学習で

学び、今後の学習に活かしていってほしいです。

社会の授業のご紹介(6年生)

本日は6年生の授業の中から、社会科について紹介します。

社会科では、「江戸会議」という活動を行っていました。

 

「江戸会議」とは、子どもたち一人一人が

武士や農民などの身分を演じることで

江戸時代を理解しようとする活動のことです。

会議のテーマは「江戸時代は良い時代かどうか」で、

それぞれの身分にとって、江戸時代の様々なものが

どう捉えられていたのか考え、議論を行います。

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ここで大切にしたいのは身分ごとの視点(Perspective)です。

子どもたちが学習を通してそれぞれの身分の視点を獲得し、

またそれをほかの身分の視点と比較していくことで、

様々な角度から江戸時代を分析します。

 

それでは実際にどのような様子だったのかを紹介していきます。

 

会議を行うために、子どもたちははじめに

それぞれの身分がどのようなものだったのか

調査を行いました。

当時の政策で良かった点は何か、反対に困っていた点は何か、

あるいはどのようなものを食べていたのかといったように、

自分が担当した身分の生活を紐解いていきました。

 

こうした調査をもとに、会議が行われました。

会議では例えば、

「〇〇という政策があったせいで商人はひどい目にあった」

といった意見が出る一方で、

「○○という政策があったおかげで武士は助かった」

といった意見が出ることがありました。

同じ政策を対象に調査を進めていても、

基準となる視点が違えば出てくる意見も

大きく異なることがよくわかります。

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ほかの人の意見にも子どもたちは真剣に耳を傾け、

丁寧にメモを取っている姿もみることができました。

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はじめに述べたように、「江戸会議」を通じて

大切にしたいのは、「視点(Perspective)」です。

個別の事象に対して担当した身分の視点で判断し、

ほかの身分の視点での判断を聞くことで比較を行います。

そうすることで、物事には様々な側面があるということがわかります。

今回の活動を通して、今後の学習でも

様々な視点を尊重したものの見方を大切にしてほしいです。

望発表会中間報告

12月中旬に毎年恒例の望発表会があります。

望発表会は異学年で構成されているホーム活動の一環で、自作の劇を演じ合い、

学び合います。

子どもたちは、台本の創作から大道具・小道具・衣装作り、音楽の選出、音響や

照明の操作までの全てを自分達で協力しながら、進めていきます。

英語のセリフを取り入れるホームもあります。

子どもたちが主体となって作り上げる一大イベントなのです。

活動中の子どもたちは、異年齢集団というホームの中での自分たちの役割や責任を

理解して行動しています。

さて、今年はどんな劇を披露してくれるのか楽しみです。

毎年素晴らしい出し物を披露してくれる子どもたちの可能性は無限大です。

それでは生き生きと活動する子どもたちの写真をご紹介しましょう。

 

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5年生FW 大阪フィールドワーク

10月21~24日、5年生はフィールドワークに行ってきました。

今回の行先は大阪です!

 

大阪フィールドワークのテーマは「企業と起業」です。

複数の第三次産業の企業や施設を巡り、学習しました。

 

1日目

大阪城に行って、大阪というまちのFormを捉えました。

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2日目

海遊館カップヌードルミュージアムに行きました。

海遊館では、飼育係のお仕事について学びました。

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カップヌードルミュージアムでは、オリジナルのカップヌードルづくりを

体験し、日清食品の創業者である安藤百福の歩みに関して学習しました。

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3日目

阪急電鉄の出張授業を受け、阪急電鉄や現在の大阪のまちの基礎を

築いた小林一三の人生について理解を深めました。

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ヤマト運輸関西ゲートウェイを訪問し、流通について学びました。

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4日目

企業家ミュージアムに行き、大阪を拠点に起業をした企業家に

ついて学習しました。

 

 

様々な企業を訪問し、その仕組みや理念について、

考えることができ、充実したフィールドワークになりました。