異学年算数の様子をご紹介します

先週の土曜日、異学年学級(ホーム)で

算数の授業を行いました。

今回の授業では

立方体を並べたり、積み上げたりした時の

形の組み合わせを考えながら作りました。

その後、思考力を高めるための問題を

グループごとに解きました。

 

立方体は並べたり、積み上げたりする前に

まずグループで協力して

厚紙を切り、組み立てる所から

始めました。

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L字型、S型、U型などを自分たちで考え作っていきます。

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他にも色々な形を作ってくれました。

 

思考力を高める問題では

いつも学習し合わない

子どもたちどうしで

様々な分野の問題に取り組む事で

自分たちの苦手な分野や得意な分野に気づき

それぞれ教え合うことで

思考力を高めていました。

 

     

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子どもたちどうしで

学びあいが出来るのが異学年の良いところです。

今後様々な授業の様子もお伝えしますのでお楽しみください。

 

ただいま自己発信・事前面接期間です!

こんにちは!

朝晩の冷え込みが厳しい季節となってまいりました。

そうかと思えば昼にはうっすら汗ばむような暑い日もまだまだあり、

体調管理の難しい季節ですね。

 

インフルエンザも例年より

約2ヶ月早く集団発生しているとのことですので

これからのぞみ小でも教室内の加湿器使用やこまめな手洗いなどを通して

衛生管理を心がけていきます。

 

みなさまもどうぞ体調にはお気をつけてお過ごしくださいね。

  

さて、ただいまのぞみ小では第一回入学試験を今週末に控え、

「面接」と「自己発信」の事前面接期間となっています。

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「自己発信」はのぞみ小の入試科目の1つで

Ⅰ型入試を選択し、かつ自己発信の科目を選択した方が受験します。

(入試型についての詳細はのぞみ小HP「入試情報」をご覧ください!)

入試情報 - 開智望小学校

 

自己発信に決まった形はありません。

施設の都合上お断りせざるを得ない内容はありますが

(例えばスケートリンクで行うアイススケートを見てほしい…など)

極力受験生の「これがわたしの強みです!」という気持ちを大切に

見ていきたいと考えています。

 

毎年内容は様々で、これまで続けてきた習い事の成果や

ご家庭でお父さん、お母さんと練習したものなど、

多種多様な自己発信を見せてくれます。

 

初めての場所で、保護者の方もいない中での自己発信はとても緊張するようですが

やり切った後は、多くの受験生がとてもいい顔をして保護者の元へと向かいます。

 

今年はどんな顔を見せてくれるでしょうか、楽しみです。

夏の個人探究発表会

今回は先週行われた夏の個人探究発表会についてです。

夏の個人探究発表会とは

夏休み期間を中心に

児童一人ひとりが興味関心を持つ内容を探究し、

その成果を発表する会の事です。

 

1年生はブース形式で探究の発表を行い、

2~5年生はそれぞれ司会とタイムキーパーを決め

一人ずつ発表を行いました。

 1年生は、上級生やお父さんお母さんに

初めて発表を見てもらう機会だったので

少し緊張していましたが

調べてきたことに対して

考察や振り返りは上手に出来ていました。

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2~5年生は試行錯誤しながら

仮説を考え、検証をして

検証結果と仮説を比べ

何故そうなるのかのつながりを

子どもたち自身で考えていました。

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調べた事を結果としてただ書くのではなく

そこから次の探究や学びに繋げていくことが

探究として大切なことだと思います。

今後普段の探究の様子もお見せしますのでご期待ください。

 

 

 

夏休みの様々な取り組み!English kitchen☆

 

夏休みが明けて二週間ほどが過ぎ
以前ブログで紹介した始業式や5年生のフィールドワークなど、
早速盛りだくさんな学校生活がスタートしています。


そんな中ですが、本日は夏休みの様子を振り返ってご紹介します!
(学校生活の様子はまた後日ご紹介しますね)


実はのぞみ小では今年の夏休みより新たな取り組みを実施しました。


一つは4・5年生の夏期講習。「探究」「プログラミング」「算数」のプログラムを

3日間かけて集中的に実施しました。


*夏期講習のブログはこちら

【4・5年生 夏期講習①】Unit Of Inquiry Returns! - kaichinozomi-daily’s blog

【4・5年生 夏期講習②】総合(情報)ロボットプログラミング! - kaichinozomi-daily’s blog

  【4・5年生 夏期講習③】算数 思考力を高めよう! - kaichinozomi-daily’s blog

 

もう一つは、英語での調理実習。その名も「English Kitchen!!」
ネイティブの先生を中心に、英語で会話しながら(日本語でのおしゃべりは禁止!?)

料理を楽しむというイベントです。

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メニューは3品。
「アイスレモネード」と「スイカとブルーベリーのサラダボウル」に加え、低学年は「ロールサンドウィッチ」、中・高学年は「ホットケーキ」です。 

 

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日本語が禁止でも大丈夫。知っている英語とジェスチャーで伝えます。
どのようにすれば相手にわかりやすく伝わるのか、

友達と協力しながら試行錯誤ですね。


中・高学年になると日常会話はお手のもの??
先生からの指示や説明を理解している様子。


日本語での会話を我慢しながら、

いくつかのグループに分かれ役割を分担しながら調理します。

 

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最後はみんなで「いただきまーす!!」
後片付けもしっかりとできました。
今回の経験がご家庭でのお手伝いにも役立っていることを先生は祈っています。

 

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【5年】大阪フィールドワーク4日目 企業家「に」学ぶ!(企業家「を」ではなく)

天気予報は雨。

最終日、電車と徒歩での移動があり、

雨は…と思っていたら、なんと雨は降らず!

そりゃあ1日目に振りすぎたから…

空がバランスを取ってくれたからなのかもしれません。

 

さて、最終日の訪問先は、

大阪企業家ミュージアム

ここに登場する人たちが、どんな想いを持って、

社会のために立ち上がったのかについて、

子どもたちに触れてほしい。

私が下見で伺ったとき、強く思った場所でした。

 

同時に、こうした場所が提供しているコンテンツは、

子どもたちの世代(持っているスキルと思考力)に応じて、

子どもたちが考えられる深さが変わり、

どのタイミングでも、その時に応じた深い学びができる、

そんな魅力を感じる場所でした。

 

実際に、子どもたちになじみのあるものを取り上げていただき、

その創業者たちのストーリーを、

子どもたちに疑問を投げかけながら、

見せていただきました。

 

そして、このブログでも何度もお伝えしている通り、

それぞれのストーリー・人物の話を通して、

何が大切なのか、共通していること、本質的なことが何か、

それらを子どもたちにメッセージとして伝えられました。

 

昨日までの学びとも、つながってきます。

Causation、自分たちが条件を決めて、結果にたどりつくこと、

企業家たちの行動と結果は、まさにそういったことのひとつ。

 

さあ、子どもたちは、すべてがつながり、

どういった自分なりの理解を示してくれるのか、

週明けの授業を楽しみにしたいと思います。

 

出発前の昼ごはんは、チキンカツ定食★

村さ来」にて、みんなでおいしくいただき、

お店の人ともあたたかい交流ができました。

 

最後に、実は子どもたちが印象に残ったことは、

東京から守谷に向かう電車の中で話してくれたのですが、

「帰りの新大阪から東京までの時間が、あっという間に感じられた!」

だそうです。

 

当たり前と思っていることが、素敵なことと感じる。

悪い状態を経験して、初めて、当たり前と感じていることが、

本当は素晴らしいことなのだと気づくことがある。

 

子どもたちの経験は、やはり、

彼らの人生に必要な経験だった、そう信じたいと思います。

 

それが、このフィールドワークに対する私たちの条件付けであり、

その結果(Causationの学びを使って★)なのだと思います。

 

さて、子どもたちが、今日は自宅の布団でゆっくりと休み、

そのことの幸せを家族の方と共有できますように…

新学期が始まりました!

のぞみ小は9月1日の始業式から2学期がスタートしました!

 

夏休み明けの子どもたちは元気いっぱいに、

お休み中の思い出をお話してくれます。

 

一言に「思い出」と言っても

一緒に出かけた・過ごした「人」

行った「場所」

見た「景色」

作った・買った・集めた「もの」

感じた「気持ち」

…などなど、その「思い出」には自分にしか感じられない感情が詰まっています。

 

子どもたちが自分の大切な「思い出」を友達や先生に共有しようと

一生懸命話す姿には毎年のことながら胸があったかくなります。

 

そしてしっかり(ちゃっかり?)先生の思い出も聞いてもらったところで

先生も子どもたちも学校モードにエンジンを切り替え、

始業式と引き渡し訓練を行いました。

 

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今回の引き渡し訓練は「水害」を想定して行いましたが

いかなる災害にも対応できるよう、

日頃から子どもたちとよく話をしておきたいと改めて感じます。

 

 

さて、今月には「個人探究発表会」が、

2学期末には「望発表会」があります。

 

また、夏休み期間に宿泊学習を行った学年もおります。

(5年生はまさに今!大阪でフィールドワーク中ですね)

 

子どもたちは宿泊学習を通して

現地でしか見られないものを見て、話を聞いて、肌で感じてくると同時に

大きな気づきやさらなる疑問を得て帰ってきます。

 

これまでの学びや気づきを発展させ、さらに疑問を追う2学期の始まりです!

子どもたちの学びにご期待ください。

 

 

 

最後になりますが、西日本ならびに北海道における多くの災害により

被害に遭われた地域の皆さまに心よりお見舞い申し上げます。

皆さまの安全と1日も早い復旧を心よりお祈りいたします。

 

 

 

【5年】大阪フィールドワーク3日目 鉄道と日本銀行と商店街すべてから…

3日目にして、初めて朝から予定通りの行動。

本当になかなか経験できないフィールドワークですが、

今日も、改めて望小の学びがもらたすものについて、

子どもたちの様子から、私たち大人が考えさせられる

そんな展開をご紹介したいと思います。

 

今日の訪問先は3つ。

1つは、阪急阪神ホールディングス

鉄道を作る…人がいないと電車使ってもらえない。

人を集めればいい!!小林一三さんの想い。

考える、やってみる、失敗もする、それを使ってまた考える、やってみる!

 

2つ目は、午後の最初で、日本銀行

日本銀行が、大阪支店を持っている、なぜか?

大阪でないと行けなかったのは、なぜか?

 

3つ目は、天神橋筋商店街

どのようなものを売っているのか?

いつから商店街が存在し、どのような工夫がされているか?

 

実際に、それぞれの訪問先で手に入れる情報は、

実はほんとにたくさんあり、今上に書いたのは、ほんの一部です。

望小学校の子どもたちは、キーコンセプトを使って考える

という武器を持っています。

使うキーコンセプトによって、

考えるときに使う情報が変わってくるのです。

 

2日目、子どもたちはCausationについて理解を深めました。

これを用いて訪問先で得られた情報を整理すると、

大阪の歴史、大阪の土地の特徴とあわせて、

「私たちは、自ら、人が集まる仕組みを作ることができる」

なんていう本質的なこと(セントラルアイデア)に

気づくことができる(自分たちで考えられる)のです。

 

別のキーコンセプト(FunctionやConnectionなど)を用いれば、

また違う本質的なことに気づくことになると思います。

5年生になると、それぞれのキーコンセプトのイメージが

つかめてきているので、本当に多様な自分の気づきになります。

 

子どもたち一人ひとりのセントラルアイデア、楽しみですね!