地震の避難訓練の様子

毎年行っている避難訓練の様子をお伝えします。

 

子どもたちへの指導の一部を抜粋しました。

 

ひなんくんれんとは…

災害(さいがい)が起こったときに、ぶじに避難(ひなん)できるように日ごろから行う 訓練(くんれん)のことです。

 

 

みんなが気をつけられること

 

1.じゅぎょうのときはかならず

  ぼうさいずきんをもっていきましょう。

 

2.ハンカチやティッシュはかならず

  ポケットにいれておきましょう。

 

3.ちかくにいるせんせい、がっこうのほうそうを

よくきいてこうどうします。

 

 

 

 

地震を想定した訓練の放送が鳴ると子どもたちは机の下に隠れました。

教員の指示が出ると廊下に素早く移動します。

 

 

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上履きのままで昇降口から外に出ると、

校舎から離れて移動します。

 

地震の時は窓ガラス等が落ちてくる危険性があるので

校舎に近づいてはいけません。

 

 

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校庭に速やかに移動します。

子どもたちはお話しをせず真剣に避難訓練に臨んでいました。

 

 

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移動が終わると副校長と校長代理より

振り返りの講話がありました。

 

その後は、ホームに返って振り返りです。

 

開智望小学校の探究型の学びでは、振り返りを非常に重視しています。

「実際に地震が起きたらどうするのか?」

「日頃からどんな準備をすればよいのか?」

「電車内で地震があったらどうするか?」

 

ホームごとにきちんと振り返りが行われていました。

 

 

今回の記事は以上です。

3年生の探究と基礎学力

前回は英語探究クラスの様子をお伝えしました。

 

kaichinozomi-daily.hatenablog.com

 

今度は、同じ学年の3年生の探究の様子をご紹介します。

 

個人ワーク、ペアワーク、グループワークは目的によって

 

探究という言葉を聞くとグループワークが思い浮かぶかもしれません。

 

しかし、開智望小学校では、個人ワークもペアワークもグループワークも

使い分けています。

 

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ご覧いただいている写真では社会科でペアワークを行っています。

 

個人で考えた方が良い場合、ペアワークで考えた方が良い場合は異なるためです。

 

個人では、自分の意見を整理する

ペアでは、お互いの意見を聞くトレーニングをする

グループでは、全く想定していなかったアイディアをメンバーから得られる

 

などなどメリットがあります。

 

3年生の絶滅危惧種新聞のご紹介

 

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この2枚は3年生が探究ユニットの最後にまとめた新聞です。

 

どちらも3つの問いから新聞が構成されています。

どんな問いかお分かりになりますか?

 

1.絶滅危惧種とは何か。

2.なぜ絶滅してしまうのか。

3.どうすれば絶滅を食い止められるのか。

 

 

こうした大きな問いを考えるのが国際バカロレアの探究の特徴です。

 

 

 

探究と併せて基礎学力も上げる

 

開智望小学校は、探究だけを行っているわけではありません。

日本の学習指導要領に則って学びを行っています。

 

国語や算数などの教科の授業では、ノートをしっかりと取ります。

このクラスでは、上手に書けているノートをサンプルとしています。

 

 

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お互いが学び合うように掲示して子どもたちのやる気をアップできるようにしていますね。

 

 

自由に考える部分ときちんと学びを習得・定着する部分のバランスを考えるのが開智望小学校の特徴なのです。

 

今回の記事は以上です。

6年生 理科の授業のご紹介

本日は、日ごろの授業の様子をご紹介します。

今回取り上げるのは理科の授業です。

この日は、実験を行った後の振り返りの授業でした。

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授業のはじめに、前回何をやったのかを確認します。

子どもたちが行った実験を教員が簡略化して実演しています。

行われたのは、光合成によってでんぷんが作られることを

確かめる実験です。

 

子どもたちは、前回の授業を思い出しながら

興味を持って実験を見ています。

 

その後、グループに分かれて振り返りが行われました。

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振り返りには、実験の際の紙の資料や、

授業のはじめに行われた簡易実験だけではなく、

iPadで撮影した写真や動画も活用されます。

 

子どもたちは、様々な資料を使うことで

より活発に振り返りを行えているようです。

 

振り返りのあと、実験中に子どもたちが

興味を示したことについて教員から説明がありました。

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子どもたちが関心を持ったのは、

葉の色を落とす作業についてです。

葉っぱの色が持つ役割について、紅葉などの

例を聞きながら、学習をしていきました。

 

ただ実験をしていくのではなく、

子どもたち自身が気になったことについて

知っていくことは、今後の興味・関心に

大きく関わっていくでしょう。

学習を経て、興味の幅を広げていけるように

なってほしいと思います。

3年生英語探究クラス(English U.O.I)

 

今回は3年生の英語探究クラスについてお話しします。
そもそも英語探究と日本語で行われている探究とでは何が違うのでしょうか。

簡単に言うと、同じ内容を英語でするか日本語でするかの違いになります。

 

でも、本当に子どもたちは先生が英語で言っていることを理解し、

自分たちが言いたいことを英語で表現できているのでしょうか。

 

それでは、ご紹介していきましょう。


今年度1つ目の探究のテーマはHow the world worksでした。

3年生は絶滅危惧種の種類、生態などを調べ、どうして絶滅危惧種になってしまった

のかの原因を調べ、人間がどのように関与しているかも調べました。


具体的には絶滅危惧種の特徴をつかむために、モデル作りに励んだり、

自分たちが絶滅危惧種になりきって、人間たちに手紙を書いて

(もちろん英語でです。)

人間のせいで自分たちの命が脅かされていることを訴えたりました。

(発表ももちろん英語です。)


最後に、絶滅危惧種を守るために自分たちには何ができるか、

色々な案を出し合いました。

すぐに始められる案(ごみをポイ捨てしない)から、

かなり手が込んだ案(デモ行進する、教育する)まで出て、

みんなの必死さが伝わってきました。

さて、みなは引き続き行動に移せているのでしょうか。

 
まだまだ英語での間違いもたくさんありますが、英語での探究を楽しんで

学習しています。


子どもたちの作った絶滅危惧種のモデルをご覧ください!

1. African Hunting Dog
車にひき殺されたり、ハンティングによって頭数が減っていることを表しています。

 

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2.Lesser Panda or Red Panda
森林伐採などで住み家が減っているため、頭数が減っていっていることを

表しています。

  

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直接授業見学もできますので、興味のある方はいらして下さい

校外学習(利根川浄水場)に行ってきました!

今回は、5/29(水)に4学年がおこなった校外学習の様子をご紹介します。

社会の「水はどこから」の学習の一環として、

校外学習で利根川浄水場に行きました。

 

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浄水場では、

浄水場の仕組みを講話と動画で学習したり、

水が綺麗になる過程を実験で確認したりしました。

 

水が綺麗になる実験では、

その日の朝に取れた利根川の水が、

薬品や濾過装置を使うことにより、

透き通った綺麗な水になる様子を実際に見ることができて、

子どもたちはとても感動していました。

 

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実験やお話を聞きながら、子どもたちはより考えを深めていました。

事前に用意していた疑問だけではなく、

「沈殿したゴミは、どこに行くんだろう?」

「もっと調べたいけど、どうやったら調べられるかな?」

など、教員や職員の方に質問をしていました。

 

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実験の後は、実際に浄水場の施設の見学を行いました。

講話や動画で学習した施設を間近で見学し、

初めは濁っていた水がどんどん綺麗になっていく様子に、

「すごい!」「こんなに綺麗になるんだ!」と、

興奮を隠しきれない様子でした。

 

 

浄水場の施設の見学の後は、

浄水したての綺麗で美味しい水を味わうことができました。

子どもたちは、

「冷たくて美味しい!」「いつも飲んでいる水と違う!」と言いながら、

とても楽しそうに飲んでいました。

 

 

学校に戻ってきてから書いた感想では、

浄水場の人々への感謝の気持ちや、水を大切にしたいという気持ちを

たくさんの子どもたちが書いていました。

 

この校外学習をきっかけに、

水に対する自分の考えを深めたり変えたりすることができました。

このことが、今回の学習の一番の成果です。

 

 

今回の記事は以上です。

次回は3年生の記事になります。

6年生中間考査と振り返りの様子

5月30日に、6年生にとってはじめての中間考査が行われました。

国語、算数、英語、理科、社会と

合わせて5時間分の試験に子どもたちは

一生懸命です。

どの試験もとても集中していて、

普段の元気いっぱいな様子とはまた違った一面を

見ることができました。

 

試験を行った後にかならず必要となるのが振り返りです。

 

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写真は、学年全体で集まって振り返りをしている様子です。

それぞれに自分のできたところや、

もっとこうしたほうがいいと思ったところを考えて

紙に書き出しています。

吹き出しを用いたり、表にしたりと、

子どもたちごとに形式は自由です。

 

 

それぞれが振り返りをしたら、

出来上がったものを近くの人と共有します。

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振り返りを共有することで、自分だけでは思いつかない

改善点が聞けることもあります。

ほかの人の目線を大切にするという意味でも、

この活動は重要です。

 

 

中間考査が終わったことで、一学期も折り返しとなりました。

試験をきっかけに自分を振り返りつつ、

残り半分となった一学期の学校生活を楽しんでほしいと思います。

1~5年生までが一緒に過ごす異学年ホームの様子

6月になりました。1年生も学校に慣れて2~5年生も新しいクラスで友達が増えてきた時期です。

 

今回は、ホームの様子をお伝えします。

 

開智望小学校では、異学年ホームという学級編制があります。

異学年交流活動は多くの小学校で行われていますね。

本校では、異学年集団で週に5.5時間一緒に授業を行います。

そのほかにも朝の会、給食、清掃、帰りの会を異学年集団で行います。

 

朝の読書の様子です。

子どもたちが自分たちの好きな本を真剣に読んでいます。

 

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机の高さをご覧ください。

机が低い子達が低学年、机が高い子達が高学年です。

 

それぞれが異年齢の班になっているため、全員が高学年になればリーダーシップを発揮するようになっているのです。

 

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このグループは、今度のホームでどんなレクをやるのか話し合っています。

3,4年生を中心に自分たちだけで話し合っています。

 

司会をやっている4年生の言うことをきちんと聞いて、

3年生も立派に発言します。

 

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朝の会が始まりました。

挨拶、健康観察、朝の歌などの活動をホームごとに行います。

 

帰り方の確認もします。

本校では、学童保育は平日19時まで、さらに放課後のアフタースクールも充実しています。したがって帰り方を確認することも重要な事項なのです。

 

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続いての写真は、ホーム体育の様子です。

ドッジボールを行っています。

 

低学年の子達は必死に逃げています。

ホームの中で作戦を立てながら上級生に習って下級生もどんどん上手くなっていきます。

 

 

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最後は、異学年算数の時間です。

異学年算数では、基礎的な計算をやり直す、その基礎的な計算を上級生が下級生に教える。さらには、上級生が作った問題を下級生が解くなど様々な活動を行っています。

 

過去には、パターンブロックを使って全員で作品を作ったり、ドミノで3mの長さにチャレンジする活動を行いました。

 

こうしたホームの活動の中で学年を超えて様々な児童同士で交流し、

徐々に社会性を育んでいるのです。

 

今回の記事は以上です。