冬期講習のご紹介②(6年生)

前回の記事では、冬期講習の中から

「総合的な学習の時間」(以下「総合」)の紹介をしました。

今回も引き続き「総合」についてお伝えしていきたいと思います。

kaichinozomi-daily.hatenablog.com

 

さて、前回記事では一日目の様子をお伝えしたので、

本日は二日目について紹介します。

 

一日目の学習では、子どもたちがそれぞれ

「オリンピック・パラリンピック」について

問いを立てるところまで進めることができました。

 

それを受けた二日目は、問いに対して

調査するところから学習が始まりました。

子どもたちは、iPadを用いてインターネットから情報を

引き出す、あるいは図書室を利用するなど、

それぞれの手法で自分の立てた問いの答えを

探っていきました。

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調査がひと段落したところで、

パラリンピックに関する動画を鑑賞しました。

これは、一人ひとり異なるテーマで立てた問いに対して、

「共通の土台」を用意することで、全体で学習を

深めていく際に、互いの問いを繋げやすくするためです。

 

その後、「オリンピック・パラリンピック」をテーマに、

「哲学対話」を行いました。

哲学対話は、クラス全員が椅子を使って円を作り、

ゆっくり・じっくり考えながらお互いに自分の考えを伝えあう活動です。

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子どもたち一人ひとりが、自身の立てた問いに対する学習や、

共通の土台たる動画鑑賞の中で考えた物事を用いて、

ゆっくりと考えを深めていきました。

 

二日目はこの哲学対話を以て終了となりました。

最終日である三日目の様子については、

次回の記事で紹介したいと思います。

冬期講習のご紹介①(6年生)

二学期が終わり、間もなく冬期講習が始まりました。

今回から、講習の中の「総合的な学習の時間」(以下「総合」)を紹介します。

 

総合では、オリンピック・パラリンピックについて学習しました。

その目的は、オリンピック・パラリンピックについて知り、

考えることで、間近に迫った東京オリンピックパラリンピックに対して

興味関心を持ち、一層の当事者意識を持てるようになることです。

 

学習の端緒として、教員から大きな問いを二つ投げかけました。

 

「オリンピック・パラリンピックは誰のためのものなのか」

 

「オリンピック・パラリンピックは何のためのものなのか」

 

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子どもたちはこれらの問いに答えるために、

順序を追って活動していきました。

 

はじめに行ったのは、マインドマップ作成です。

オリンピック・パラリンピックを中心に、

思いついた単語を書き出していきます。

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子どもによって書き方は様々で、

この写真では、中心となる言葉から

いろいろな方向に線をのばし、発想を広げています。

 

次に、書いたマインドマップを用いて、

大きな問いを考えていくための小さな問いを考えました。

「なぜ剣道はオリンピックの種目に入らないのか」

「オリンピックはなぜ始まったのか」

など、一人ひとりが異なる問いを立てました。

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ここまでが一日目の内容です。

子どもたちは提示された大きな問いを中心に、

徐々に自分事として捉えていっているように思います。

二日目以降の様子は次回の記事で紹介したいと思います。

子どもたちがオリンピック・パラリンピックについて

どのように考えていったのか、期待してお待ちください。

広報委員による学校紹介(6年生)

6年生の広報委員2名が学校の様子を伝える記事を書いてくれました。

2学期最後の様子を伝えています。

 

・6年生の日常

皆さまこんにちは

私たちは広報委員です。

今回は6年生の日常について説明したいと思います。

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今私たちは期末テストが終わってあともうちょっとで

冬休みに入ろうとしています。

テストが終わって少し騒がしくなっているのも

6年生らしい所だと思います。

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あと1週間で2学期が終わります。

あともうちょっとなので気を引き締めて学校生活を送りましょう。

 

・もうすぐ終業式!

クリスマスツリーの飾り付けをしました。

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31人で自由に飾りました。

 

そして、2学期の最初に校長先生に

『自然災害で【今年も台風などがありました】

お金を銀行に預けているのと、自分で持っているので価値が変わるのか』

について考えといてと言っていたので、もう少しで2学期が

終わるこの頃に、これについて先週と今週で学んだり、考えたりしました。

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水曜日には、できたことノートの開発者、

永谷 研一(ながや けんいち)さんが静岡県から

朝早くに起きて、来てくれました!

永谷さんの自己紹介、できたことノートの事を教えてくれました。

100分間も話してくれました。

プリントに書けたら、『できぴょんシール』をくれました。

今週1週間はとても、良い1週間になりました。

望発表会

望小学校では毎年2学期の終わりに望発表会を実施します。

1年生から5年生までの異学年で構成されたホームという集団で、

子どもたちが協力し合って、一つの劇を作り上げていきます。

 

各学年にはそれぞれ役割があって、その役目を責任を持って果たします。

例えば、5年生はリーダー的立場で、全体をまとめます。監督のような感じですね。

4年生は実務を行い、3年生は脚本を書きます。

2年生は1年生の時に学んだことを、組織の中で活かします。

1年生はとにかく見て、聞いて、回りから学びながら、楽しく参加していきます。

また、音響や照明なども自分たちで調整します。

 

望発表会は、実行委員会の子どもたちが全校的な計画を立案し、運営していきます。

実行委員の子どもたちに「望発表会はいつ?」と聞いた時に、

「もう既に始まっているよ。毎日の準備からが望発表会だよ!」と、

なんとも頼もしい答えが返ってきました。

 

各ホームが"One Team"になって、自主的に、しかも、創意工夫しながら、

準備を進めました。

そして、12月14日(土)の発表会当日には保護者の方々をはじめとする、

多数の参観者の皆さまに、自分たちの伝えたかったメッセージを

上手うまく伝えることができました。

 

今年の望発表会は5年目ということもあり、今までのノウハウが集約された

すばらしいものになりました。

今の5年生が1年生の時に始まった望発表会。5年生には最後の望発表会になりました。

ありがとう、そして、お疲れ様でした!

 

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頑張る5年生たちです。いい表情ですね!

 

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小道具や大道具も子どもたちの自作です。

 

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照明も自分たちで調整します。
 

 

 

 

 

 

「未来の自分へ宛てた手紙」のご紹介(6年生)

6年生でタイムカプセルを作ることになりました。

中には、「未来の自分へ宛てた手紙」を入れます。

タイムカプセルは8年後に開けるので、

そのときの自分への手紙です。

今回の記事では、この手紙について紹介します。

 

「未来の自分へ宛てた手紙」を書くためには、

当然ながら未来の自分をイメージできなくてはなりません。

8年後といえば、12歳の六年生が20歳になる年です。

 

子どもたち一人ひとりが、自分は将来どうなっているのか考えました。

大学で懸命に勉強しているのか、はたまた、一念発起して

既に起業をしているのか…

ほかにも無数の未来が考えられます。

 

子どもたちはグループの中で話し合いながら、

未来について想像していきました。

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また、未来のイメージを形作るヒントとして、

今の自分についても考えました。

自分はどんなことが好きで、何が得意か。

また、どんなことをこれからやっていきたいか。

未来は無数にありますが、今の自分と地続きでもあります。

自分についてたくさん知ることで、

これから先の自分を想像することができます。

 

8年先の自分を、今の自分と比べて考えることで、

漠然とした未来が今までのものよりも自分事として

とらえられるようになったと思います。

イメージした8年後の自分に近づけるように、

子どもたちには日々を大切に過ごしてほしいと思います。

のぞみ小学校の様子(6年生広報委員)

本日は、6年生の広報委員が作成した

記事を紹介します。

 

皆さんこんにちは。

今日は皆さんに6年生の日常を少し紹介しようと思います。

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この写真は朝読書の写真です。

来週が期末考査なので、自主学習をしている人もいます。

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こちらは英語の授業です。

iPadを使って、スライドや発表資料を作り、

それを発表します。

例えばこの写真のようにして、自分の探究したことを発表します。

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この写真は授業中の写真です。

この算数の授業では、探究的な学び方を重視しています。

例えば、公式をただ覚えるのではなく、

「なぜこのような式になるのか?」

ということを意識して授業が進んでいきます。

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また、わからない問題は、友だちと一緒に教え合います。

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これが、学び合いの様子です。

今は、期末考査の期間なので、放課後に、友だちと

一緒に学習ができます。

この様子は、休み時間の様子ですね。

先生たちと鬼ごっこをするのが人気です。

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先生たちも思いっきり遊んでいます。

思いっきり遊んでじっくり学ぶ。それがこの

「開智望小学校」です。(広報委員)

エクスカ(校外学習)5年生

最後は5年生の報告です。

 

行き先 : おおたかの森センター

 

目的 : 起業家精神を学ぶこと

 

学んだこと:ベンチャー企業の社長によるプログラミングワークショップと

インタビューを通してプログラミング的な思考やアントレプレナーシップ

学びました。

 

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 まとめ:

全学年とも探究のテーマに沿って、学校では得られない貴重な情報を得たり、

体験学習をしたりすることができました。