冬期講習のご紹介①(6年生)

二学期が終わり、間もなく冬期講習が始まりました。

今回から、講習の中の「総合的な学習の時間」(以下「総合」)を紹介します。

 

総合では、オリンピック・パラリンピックについて学習しました。

その目的は、オリンピック・パラリンピックについて知り、

考えることで、間近に迫った東京オリンピックパラリンピックに対して

興味関心を持ち、一層の当事者意識を持てるようになることです。

 

学習の端緒として、教員から大きな問いを二つ投げかけました。

 

「オリンピック・パラリンピックは誰のためのものなのか」

 

「オリンピック・パラリンピックは何のためのものなのか」

 

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子どもたちはこれらの問いに答えるために、

順序を追って活動していきました。

 

はじめに行ったのは、マインドマップ作成です。

オリンピック・パラリンピックを中心に、

思いついた単語を書き出していきます。

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子どもによって書き方は様々で、

この写真では、中心となる言葉から

いろいろな方向に線をのばし、発想を広げています。

 

次に、書いたマインドマップを用いて、

大きな問いを考えていくための小さな問いを考えました。

「なぜ剣道はオリンピックの種目に入らないのか」

「オリンピックはなぜ始まったのか」

など、一人ひとりが異なる問いを立てました。

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ここまでが一日目の内容です。

子どもたちは提示された大きな問いを中心に、

徐々に自分事として捉えていっているように思います。

二日目以降の様子は次回の記事で紹介したいと思います。

子どもたちがオリンピック・パラリンピックについて

どのように考えていったのか、期待してお待ちください。