『算数・数学 思考力検定』と『世界算数大会』への挑戦
のぞみ小の算数。
これまでの算数の学びのいいところを活かしながら、
さらに算数に対する学力をつけていきたいですし、
算数の魅力を子どもたちにたくさん感じてほしい。
そんな中、初めての取り組みとして、
2020年の大学入試改革でも重要視されている
「思考力」を問われる問題を楽しみ、高めるために
2つの外部検定の受験を実施しました。
W受験ができるというタイミングで、
今年度は受験希望者を募り、
のぞみ小団体として申し込みをしました。
全校児童の約6割、120名弱がエントリー。
保護者の方の関心も勿論ですが、
2学期から継続的に、異学年算数の授業で
思考力系の問題を解いてもらっていて、
子どもたちは思考力系の問題が、
難しいと感じても、すごく好きな子が多いのです★
まず1つ目。11月10日(金)に学校にて実施。
『算数・数学 思考力検定』
http://www.shikouryoku.jp/
事前に解いてもらっている手ごたえをもとに、
子どもたちが(保護者と相談して)自分の受験級を決めて、
試験に臨みました。(検定は年に3回あります)
それぞれが自分の中で目標を設定したので、
合否はそれぞれですし、それぞれが
自分の中で頑張れたか、問題を楽しめたかが大切です。
参考までに、
・小学校1年生で7級(小学校5年生相当)
・小学校2年生で6級(小学校6年生相当)
なんて子もいました。いやいや、お見事!
問題の漢字が読めず、
そこは読み方を推測していた…らしいです(笑)
もう1つ。11月27日(月)~12月10日(日)にWeb上で実施。
『世界算数大会』
https://ja.global-math.com/
こちらは、今時というのはちょっと変ですが、
Web上で受験します。まさに、世界中の人が受験できる。
従って、のぞみ小も、各自自宅で受験してもらいました。
(大会は年に1回、今回は第5回でした)
世界の中での自分の位置づけ、
同世代の中における自分の位置づけ、
結果としていろいろと刺激になるデータが提供されます。
のぞみ小は、どの級においても世界平均以上。
国内で見ても、どの級も平均以上で、
子どもたちの現状の力を把握することができました。
思考力の問題は、算数・数学オリンピック、
中学受験の入試問題など、本当に面白いものが多いです。
のぞみ小の「探究的な学び」によるアプローチは、
こうした問題を解く時、自分であたりをつけて(仮説を立てて)
実際にやってみて、数字をずらしてためしてみて、
自分で変化の規則を見つけながら正解にたどり着く…
すごく学びと親和性が高いと想定しています。
算数についても、もっともっと学びを深めて、
この場で力をつける子どもたちの様子、
のぞみ小独自の学びや成果を発信していきたいと思います!