様々なロボットを用いた授業支援②【4年生 理科】

一昨日のロボットの授業後、

子どもたちはふりこの様々な条件を変えて、

自分たちで実験をデザインして実施する取り組みを通じて、

ふりこの周期を変える要因について考えていました。

 

そして今日は、再びロボットの登場。

前回と異なる点として、以下のことを行いました。

 

前回からの進化点

・のぞじゃこくん(ロボットアーム)による

 ふりこの条件を変えた実験の実施と測定結果の共有

・各グループで行っている議論の活性化のために

 グループ数だけのぞハットさんの表情を用意し、

 議論の内容に応じて表情が変化して、

 一目見て周囲の議論の様子を認識することが可能

 

今回のロボットの様子も、また普段とは異なるものであり、

子どもたちは高い興味関心のもと、その様子にくぎづけでした。

 

また、こうしたロボットの様子をデザインした中で、

子どもたちが、自分たちの議論を深めたり、

学習内容を深めるうえで、

「ロボットが子どもたちに対してどのように支援できるか」

という点での検討も非常に面白いものでした。

 

今回は教師側のポジションにロボットを活用するものが

ほとんどでしたが、実際の利用の仕方からは、

実はそれぞれのグループのそばにロボットがいて、

子どもたちの学びを深めるための支援ができる

という振り返りをすることができました。

 

つまり、Teacher側の授業支援よりも、

これからのAI共生時代、ロボットの存在としては、

Student側に寄り添う形でロボットが存在することで、

主体的で対話的な深い学びの活動を

支援することができるのではないかという見解です。

 

「ロボットで学ぶ」だけでなく、

「ロボットを学ぶ」であり、そして

「ロボットから学ぶ」という時間を通じて、

さらなる学びへの興味関心、人工知能への意識を

より一層持ってもらえたなら、

この時間は素敵な時間だったのではないでしょうか…