[小6・中1] 数学の授業紹介 & フィールドワークの準備
こんにちは!
数学科の新井です。
連休が終わり、急に気温が下がりましたね。
朝晩と冷える日が続き、長袖のジャージを着ている子どもたちも増えて きました。
さて、今回は私が担当している数学の授業の様子と
7年生のフィールドワークに向けての活動を紹介したい と思います。
まず、小6、中1の数学は代数(主に計算)と幾何(主に図形)の2つを行っており、
最近の代数(主に計算) の授業では、方程式の活用を学んでいます。
求めているものを未知数xとして、
子どもたち自身で方程式を立て、問題を解いていきます。
最初は自分で方程式を立てられない子もいますが
立てられた子に教えてもらったり 、教師が出したヒントをもとに考えたりすることで
方程式の立て方を学んでいきます。
また、方程式の立て方は1つではないため、
他のメンバーの説明を聞くことで理解を深めたり、
その説明を聞いて驚いている姿を見たりすることができました。
次に、幾何(主に図形)の授業では
実際に合同な三角形を書くにあたり、方法を子どもたち同士で話し 合い、
今後、子どもたちは今回学んだ三角形の合同条件を用い、
証明を通して合同な三角形を探していくことになります。
自分たちで見つけた条件は、詰込み型の記憶と異なり
忘れにくい(忘れても思考することで思い出せる)ものなので
学びが発展したときに理解しやすい、という利点があります。
これからも、望の子どもたちにはたくさんの話し合いを通して
本当の意味での理解を深めていってほしいと思います。
最後になりますが、実は7年生は明日から
フィールドワーク(FW)という宿泊学習行事に出発します。
元々は、7年のFWのテーマである「環境、ART、まちづくり」に基づき
岡山県での学習を予定していましたが
実施にあたっての子どもたちの取組み(感染防止対策の検討など)については
後日ブログで紹介したいと思います。
これまで子どもたちは、総合学習の時間などを活用し、事前学習を行っていました。
例えばARTの事前学習として、
先週の火曜日にBenesseの方が来校し、芸術を使って島おこしをしている
岡山県の直島 についてのお話をしてくださいました。
お話を受け、子どもたちは地域を活性化させるために様々な手段があること、
景観を残しつつ、その中にアートを取り入れていくことの難しさなどを知りました。
土曜日には、if design project(応募者よる大洗町でのFWプロジェクト)に
参加された方から、実際に行ったFWの内容や、
どのように大洗町を活性化させていきたいのか等のお話を聞くことができました。
子どもたちは、伺ったお話を参考にして
大洗町に対する考えを深め、様々な想像をしています。
大洗町はどんな場所なのか?
海沿いの暮らしとは?産業は?
地域の特性による利点は?弊害もある?
などなど、たくさんの疑問に対して複数の側面から想像し、仮説を立て、
ついに明日から、大洗町の空気を肌で感じてきます。
このFWを通して子どもたちが何を学び、
どのような話を聞かせてくれるのか、私たち教職員ももとても楽しみにしています。