[PYP]4年生 探究学習「多様性」について
こんにちは!
4学年担当の藤井です。
今回は4学年の探究活動についてお伝えします。
4学年の探究(Unit3)では、「多様性」をテーマに学習しました。
まずはじめに、多様性について学習するにあたって
自分と周りの人で違う所はなにか、
それで人を傷つけてしまったことがないかを考えました。
子どもたちからは「身長」「髪の色」「持っている物」
「得意・苦手な事」「性別」など様々な意見が出て、
自分が傷ついたこと、傷つけてしまったかもしれないことについて
話し合いを行いました。
この話し合いから、違いによって生まれる「差別」について考え、
それぞれの個性や考えが違ってもお互いを大切にする必要性を学びました。
次に、周りと違うことで困ったことやどのような差別があったかについて知るために
日系アメリカ人である英語科のランス先生と、
筋ジストロフィーという病気で車椅子生活をしている猪瀬さんをお招きして
ご自身の経験をお話していただきました。
話を聞きながら、
それぞれ異なる個性や考え方を持つ中で
一方でみんな同じように考えたり、生活したりしていること。
「多様性」の大切さとこれからの「共生」。
普段はあまり意識することのない”人と人とのつながり”について
思いを巡らせました。
今回の探究では
《自分と他人の違い 「多様性」を理解することで「共生」を可能にする》
という大きなテーマ(セントラルアイディア)について
子どもたち自身で考えることができたのではないでしょうか。
この学習を踏まえて
子どもたちがどのような意見を持って活動をしていくか楽しみです。