のぞみ世界的ファッションショー(NWF)
望小学校の2年生は探究を通してコミュニティについての学びを行っています。
このブログをご覧のみなさんはコミュニティと言われたら何を想像しますか?
仲間や集団、共通点のある集まりなどでしょうか。
子どもたちはコミュニティに属する工夫を考えていました。
unit3では、「コミュニティは、価値や信念を共有している」というセントラルアイディアのもと、探究を進めています。
コミュニティに所属していることを表すための工夫として、「服」があります。
そのためLOI1では、衣服・制服の分類活動を行いました。グループで持ち寄った服カードを分類しながら、「遊ぶ時や仕事に行く時、学校に行く時で着る服が違う!」ことに気が付き、「着る時、着る場所、場合(TPO)によって、着る服が違う」ということを捉えました。
学校の制服も季節によって着こなしが変わりますね。
上でも書いた通り、コミュニティと服は密接に関係しています。その関係が顕著に見えてくるのが、民族衣装です。その土地に住む人々が、様々な思いを込めながら受け継いでいる民族衣装を探究することで、「コミュニティは、価値や信念を共有している」ということに迫っていきます。
そのためLOI2では民族衣装について探究をしていきますが、その導入として、9月27日に「世界的ファッションショー」と題して、JICAや埼玉県国際交流協会の協力のもと、世界数か国の民族衣装のファッションショーを開催しました。
モデル役となった児童は思い思いのポーズをしつつ楽しみながらも、着た感想をほかの児童に話していました。
ここから先は、民族衣装を着た(あるいは見た)経験を活かしながら、その国がどのような文化や信念をもった地域なのか、そこで着られている民族衣装にはどんな価値が込めれらているのか、地域と民族衣装を様々な観点から深めていきます。
この後LOI3では、自分たちの所属するコミュニティ「クラス」について探究しています。クラスがどのような価値や信念をもっているのかを見つめなおし、それを表現するためにどのような方法を取っていくのか。
2年生全員で考えていきます。