★02月17日(土)「おとなのワークショップ」開催報告【第3弾】!! ★
さてさて、前回からの続きです…
今回の場合はワークショップですが、
授業においても、場づくりは本当に大切。
子どもたちであろうと、大人であろうと、
その場に安心安全であるという感覚なしには
深い学びどころか、学び自体が起きにくくなる…
そんなことを心のどこかで気にかけつつ、
その場の雰囲気、参加する人々の空気感を大切にしながら、
皆さんの思考を促す形で
ファシリテーターとして進行を心がけています。
さて、iPadから次の指令がありました。
今度は、
「地球から、(さきほど探究した)謎の物質で
覆われた星に向かい、そこで物質の探索をして、
地球に戻ってくることができるような
【宇宙船の設計】をすること」
という指令です。
参加者一人ひとりのあふれ出る創造性が、
宇宙船のイラストにたくさん表れていました。
これ、写真だけではなかなか伝わりにくいのですが、
参加者の皆さんが、限られた時間の中で、
かなり夢中になって描いていまして…
自分がさっきまで触った謎の感触の物質、
それに対して議論して頭にいろいろと残るイメージ、
これらが星全体を埋め尽くし、そこに宇宙船を止めて、
そして物質を調査して、持って帰ってきて、
ちゃんとその星から飛び立つようにするために…
そう、飛び立つときにこの物質の性質上、
ちゃんと離陸(離海?)すらできるかが難しい!!
なーんていっぱい考えながら、
夢中で設計図を書いてしまうのです(笑)
…これって、めちゃくちゃ思考していますね★
本来ならここで、それぞれの設計図を机に並べて、
参加者がぐるぐる会場を回って、描かれた設計図を
美術館のように見て回って、いい点をフィードバックする…
という活動をしたかったのですが、時間がおしていたので、
急遽、グループ内で共有し、いいところを伝えあう
「ほめほめフィードバック」を実施しました。
それだけでも、どのグループも皆さん、
自分の工夫を伝えたそうで、それを共有し、
お互いに長所をほめあって、質問もしたりしながら、
あたたかく、でも細かいところまで話題にあげながら、
深い学びまで実践していただいたようでした。
まとめとして、今日一日の学びを
リフレクションして(振り返って)もらいました。
このようなリフレクションの時間を持つことで、
夢中に取り組んだ自分たちの学びを一歩俯瞰して見ることができ、
学んだ内容だけでなく、学び方・取り組み方についても
自分で振り返ることができ、内容も取り組み方も、
次に活かすことができるのです。
そして、最後はしっかりと説明会の告知です。
今回体験していただいたような学びがどうして必要なのか、
その中で、時代の流れとのぞみ小の教育の位置づけがどういうものなのか…
ぜひ、多くの方に足を運んでいただき、講演を聞いていただき、
お子さんの教育について考えるきっかけとなれば幸いです!