【4・5年生】iPadを児童が活用する学びの幕開け

ICTを利用した学び。

開智のぞみ小学校の学びの特徴である

「探究型の学び」「英語活動」

こうした学びは、実際に子どもたちにとって、

必要かつ効果的な学びであることは

実際の様子を交えながら、このブログや

学校説明会の場でお伝えしています。

そして、今後はエビデンスとしても

蓄積・発信が必要であると考えています。

 

この学びの効果を最大限に発揮するために、

ICTの力を借りていくことも積極的に考えています。

便利なツールを導入することが目的ではなく、

学びにおいて効果をあげることが目的。

そのスタートラインに、今年度立つことができました。

 

今週から、4・5年生の児童全員が、

iPadを1人1台利用する環境を整え、

探究(UOI)をはじめとする学びの場での活用を

スタートしました。

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探究(UOI)の中で、社会の授業と絡めて、

四大文明について現在調査をしている5年生。

 

その中で、川に挟まれた地域が出てきて、

社会の教科書では、日本でも類似の地形のことが

取り上げられていることに着目して考えた授業です。

 

子どもたちには、該当する場所についての地名だけ伝え、

Google Earthを用いて自分たちで調べてもらいました。

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ちょっと、全体が見える写真で紹介しますが、

この写真から伝えたいことは、

「自分が理解したい状況によって、適切な道具は変わってくる」

ということです。

 

iPadで土地の様子を見ている子もいますし、

その周辺について、モデル化された地図帳の方が

理解がしやすいことがあると感じて

地図帳を見ている子もいます。

 

最初にお伝えした通り、

何でもICTを使えばいい、ということではありません。

子どもたちが学びたい状況において、

その理解にふさわしい材料を子どもたちが選択して

学びを深められることが大切です。

 

その際に、ICTが便利だったりわかりやすければ、

積極的に使っていければ一番です。

ツールが目的ではなく、学ぶことが目的。

その中で、積極的にこうした便利なツールを活用し、

子どもたちの学びが一層深まることを期待し、

今後、こうした学びの様子を発信していきたいと思います。

 

※ とはいえ、iPadを使っている時は、

  やはりとても楽しそうで、かつ、

  興味関心は非常に高い状況でした。

  デジタルネイティブ世代にとっては魅力的なツールですね★