子どもたちのものの見方が変わるとき・・・
25日(土)は、今年度最後の学校説明会。
これまでにお話してきた内容を振り返りつつ、
もう一度、今後の教育の展開から、
望小での子どもたちの成長の様子についてまで
イメージを膨らませてもらおうと思います。
これまでに参加されてきた方も、初めて参加する方も、
今だからこそ身体にしみこんでくる言葉があると思います。
どうぞ、お楽しみに!
さて、先日4日(土)、Ⅱ型入試の第1回学習会が行われました。
写真は掲載できませんが、30名ほどが参加して、
学習の雰囲気を体験してくれました。
ものの見方が変わると、新たな気づきが得られ、
人生が豊かになる…大げさではなく、大人でも気づかされます。
昆虫をじっくり見る。顔、胸、腹。
さらに、目や口、足はどこについているのか。
「意識をして対象を見る」と、
「ボーっとみる」よりも考えることがたくさん。
その昆虫を、何か別のもので作ってみると、
より一層「形」「大きさ」「色」(Form)を気にします。
トイレットペーパーの芯が、バッタのどこを表現できるか?
ビー玉は、バッタのどこの部分に似ているか?
自分でバッタの模型を作るとしたら、どんな材料を使うか?
そうすると、材料の「かたさ」「触り心地」「つや」など
さらにまたものの見方が豊かになっていきます。
また、昆虫の身体の役割(Function)を考えると、
その役割に適した「形」「大きさ」などをまた意識します。
こうした意識は、「他の生き物を見る」時にもつながります。
一つのものの見方を通じて、それがずっと自分のものになるのです。
幼稚園の頃から、こうした意識は十分できます。
望小の学習の仕方の一つとして、学習会で体験してもらっています。
これから、子どもたち同士も慣れてきて、
お互いに自分たちの考えを教えてあげることも
できるようになってくると思います。
ぜひ、ご家庭でも、ものの見方、意識してみてはいかがでしょうか?
大人も、本当に意識が変わり、豊かな見方につながります★