合唱発表会のご紹介(6年生)

本日は、6月29日に行われた合唱発表会についてご紹介します。

子どもたちは発表会に向けてみんなで目標を決め、

それに向かって懸命に練習を重ねてきました。

仲間たちと一緒に作り上げた成果は、

とても大きなものでした。

 

発表はクラスごとに行われます。

はじめは6年A組です。

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6年A組の目標は、

「1人1人の個性を大切にし、

協力して友情を深められる合唱にしよう」です。

 

課題曲である「大切なもの」と、

自由曲である「遠く」を披露しました。

これまで練習してきた成果が確実にあらわれていて、

歌う姿はとても立派でした。

 

次に6年B組が歌いました。

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6年B組の目標は、

「みんなで協力して楽しみながら力を出し切ろう!!」です。

 

こちらも同じく課題曲「大切なもの」と、

自由曲「変わらないもの」を発表しました。

一生懸命に歌っていて、

とてもかっこよかったです。

 

最後に、全員で「Believe」を歌います。

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人数が多くなった中でもみんなで息を合わせた

歌声は壮観でした。

 

子どもたちは今回の合唱発表会を経て、

各クラスの目標にもあるように、「協力する」ということを

以前よりも強く意識できるようになりました。

これからの様々な行事においても、

合唱で学んだ協力の姿勢を活かして取り組んでほしいと思います。

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また、合唱発表会に向けた練習の記事はこちらです。

kaichinozomi-daily.hatenablog.com

夏休みの探究の事前学習の様子

子どもたちは、通常の探究の時間は6つの教科の枠を超えたテーマに沿って

探究していきます。

 

しかし、夏休みは自分たちの好きなテーマで探究を進めます。

一般的には自由研究という言葉が広がっていますが、

開智望小学校では、夏の探究・個人探究という言葉を使っています。

 

【5年生】Exhibition

kaichinozomi-daily.hatenablog.com

 

こちらも1年間の集大成★NOZOMI Exhibition開催!

kaichinozomi-daily.hatenablog.com

 

上記のように5年生のExhibitionに向かって段階的に

学習を深め、広げていきます。

 

今回の記事では、夏の探究の事前学習の様子を簡単に紹介します。

 

開智望小学校ではオリジナルの探究ハンドブックを作って

子どもたちに配布しています。

 

ハンドブックでは、探究のテーマを決める際に

3つのポイントを子どもたちに提示します。

 

1.自分がやってみたいこと・知りたいこと

2.自分でできること

3.だれも今までにやっていないこと

 

 

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昨年の実践を振り返りながら3年生は

探究のテーマを決めるためにマインドマップを書いていました。

 

 

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国旗というトピックをどうやって探究にレベルアップするのか、

パンづくりをどうやって探究にレベルアップするのか、

ここが教員の腕の見せ所です。

 

 

たとえばサッカーをトピックにすると

どんな探究があるのでしょうか。

 

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「結局何を探究したいの?」「サッカーの何を探究したいの?」

「強いサッカーチームの秘密なの?それとも強いシュートを打つ方法?」

「それともサッカーの歴史かな?それとも、なぜ強い選手を集めても優勝できないのか,なのかな?」

 

こうしたファシリテーションを繰り返していくのが1学期の最後の探究の授業です。

夏休みの開けの探究発表会が今から楽しみです。

 

今回の記事は以上です。

算数の授業をご紹介

本日は、算数の授業のご紹介をします。

この日のテーマは図形の表面積です。

子どもたちは、積み木を使って楽しく学習していきます。

 

 

はじめに、12個の積み木を自由に組み合わせて図形を作ります。

ピラミッドのような形を作る子どもから、

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ソファのような形を作る子どもまで様々です。

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次に、そうして出来上がった図形の表面積を求めます。

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自分で作り上げた図形だけに、

子どもたちは真剣に計算をしています。

 

 

最後に、それぞれが計算した表面積と、

教員が提示したいくつかの図形の表面積を比較して、

より表面積が小さくなるにはどうしたらいいのか考えます。

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もっと小さくするにはどうしたらいいのか、

子どもたちは一生懸命考えています。

この思考を通して、どんな図形にも当てはまる

法則を学んでいきます。

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この授業では、実際に積み木を用いることで、

実感を持って学習することができました。

今回のような、体験的な授業を通して、

子どもたちに多くの知識や考えを身につけてほしいと思います。

1年生 初めてのテストを行いました

早いもので、1学期も残すところ3週間となりました。

今回は、1年生の様子をお伝えします。

 

先日、1年生は初めてのテストを実施しました。

 

学習してきたことがきちんと理解できているでしょうか。テストで確かめます。

 

こちらは、テストが始まる前の様子です。

先生の指示や注意事項をしっかりと聞いています。

 

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その後の質問タイムで、子どもたちは、

「テストが終わったらどうしますか?」

「時間内に終わらなかったらどうすればいいですか?」

と分からないことをきちんと質問していました。

落ち着いて先生の話を聞くだけでなく、話を聞いたうえで分からないことを言葉にして質問できる様子に、子どもたちの成長を感じました。

 

いよいよテストが始まりました。

一人ひとり、一生懸命考えて取り組んでいます。

 

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今回のテストは、学力の定着を図るだけでなく、

子どもたちの成長を感じるいい機会となりました。

 

 

今回の記事は以上です。

 

5年生の算数とICT活用

ホワイトボードの前で一生懸命に自分の考えを発表している児童を見つけました。

 

 

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5年生の算数の時間です。

自分なりの解き方を考えて、その方法が他の場面でも使えるのではないか、

と主張しています。

 

 

他の子たちは興味津々です。

1人の子がiPadでホワイトボードの写真を撮りました。

 

 

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「それ、皆に共有して!」

ある男の子が言うと、すぐにAirDrop(エアドロップ)でデータが共有されました。

 

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「スピーディーにデータが共有される授業は、

子どもたちの思考を促進するな・・・」

と改めて思いました。

 

さて、テーブルを見ると

今度は一生懸命手書きで計算をしているプリントを見つけました。

 

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テーブルのノートをめくると

きちんとノートにも学びが記録されていました。

 

 

 

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5年生の算数では、手書きで考える部分とICTのバランスが考えられていました。

 

開智望小学校は、探究を行っていますが、

日本の学習指導要領に沿ってきちんと教科の学びも行われています。

 

算数は、少し進度は早いですが基礎・基本を大切にしています。

さらに基礎・基本を重視した上で思考力も高めようとしています。

 

ノートを使って基礎・基本を徹底しつつ

プリントやICTを使って思考を促進する。

 

 

これが開智望小学校の算数の授業なのです。

 

 

今回の記事は以上です。

2年生のアート(英語×図工)の授業の様子

望小学校では週に1回、ネイティブの先生によるアートの授業があります。

先生はもちろん英語しか話しません。2年生の子どもたちは、1年生の頃から毎日1時間ネイティブの先生の授業を受けていますので、今ではだいぶ先生の言うことを理解できるようになっています。

 

今回のアートの単元は2年生図工の教科書に出てくる「つづきえどんどん」です。

すきなものなどをもとに1枚目の絵を描きます。初めにかいた絵をもとにお話を考えながら2枚目、3枚目と続きの絵を描いていきます。これを繰り返し、想像を広げていきます。

 

 

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今日は出来上がった作品をみんなの前でプレゼンしました。評価の基準はホワイトボードにわかりやすく書かれています。

 

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今回の作品を説明するために、最近英語で勉強したばかりの「感情を表す言葉」を使用するようネイティブの先生から説明がありました。このように、望小学校では習ったばかりの英語を他の教科でも活用できるよう工夫しています。下の写真は英語の教科書「Unit1 How we feel」です。

 

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子どもたちは

She is happy.

She is angry.

She likes dogs.

など、今までに学習した英語を使いこなして上手に発表できました。

 

 

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望小学校のアートでは、ただ作品を作り上げるだけでなく、前に出て英語でプレゼンすることにより、英語を使って自信をもって話せるよう励ましています。

国語の授業のご紹介

本日は、国語の授業のご紹介をします。

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この日は、以前に別の記事でお伝えした合唱ワークショップに関わる、

合唱曲「遠く」の歌詞の解釈についての授業です。

 

はじめに、教員が歌詞を詩と捉えて

解釈することについて説明しました。

子どもたちはそれを受けて、どのように考えるのかという

イメージを簡単に持ちます。

 

次に、歌詞のどの部分に注目するのかということについて、

活動を行いました。

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まず個人で取り組み、考えたものをその後の

グループワークで共有します。

ほかの人が注目した部分で良いと思ったものがあれば、

それも取り入れて考えていきます。

 

最後に、注目した部分を中心に、

歌詞を解釈していきます。

これも、まず個人で考えて、それをグループで共有します。

子どもたちは自分の持っている知識や経験も用いて、

楽しそうに取り組んでいました。

 

今回の授業は、自分たちが歌う合唱曲について、

その歌詞の意味を考えるというものでした。

これを通して、合唱自体に還元するとともに、

詩の言葉が持つ楽しさ・面白さを感じる

きっかけの一つになればと思います。

 

また、言及した合唱ワークショップについての記事はこちらです。

kaichinozomi-daily.hatenablog.com